2010年3月31日

高血圧を防ぐ食事、運動、カロリーコントロールがボケを防ぐ


Effects of the Dietary Approaches to Stop Hypertension Diet, Exercise, and Caloric Restriction on Neurocognition in Overweight Adults With High Blood Pressure.



エアロビと適切な食生活が
運動不足や肥満が原因の高血圧患者とその予備軍
の頭の働きを改善する、と言ったあたりまえのような内容。


DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)ダイエットを知った。


メモ

DASHダイエット、心疾患や脳卒中の発生を抑制



2010年3月30日

腎機能低下と脳内出血の組み合わせは良くない


Association between Renal Function and Clinical Outcome in Patients with Acute Stroke.




脳卒中患者のおよそ4分の1に腎機能の低下が見られた。

そのうち 特に、脳内出血患者は脳梗塞患者にくらべ回復がよくない、ってことがわかった。



調べてみると、珍しくない話のようだ。

高血圧以外の原因による脳出血の治療


慢性透析の患者では、年間0.6~1.0%に 脳出血を発症し、健常人に比し5~10倍の危険性がある1 ,2 ,3 ,4) (IIb)。 通常の脳出血に比較して、血腫はより大きく、死亡率も2倍高い5 ,6) (IIb)。 持続腹膜透析や持続的血液透析濾過では血液透析より頭蓋内圧への変化が少ない6 ,7 ,8) (IIb- III)。




腎機能低下の脳内出血は合わせ技で、ダメージを負った人はすでに満身創痍ってことと理解した。

2010年3月29日

空気が悪いと脳卒中後長生きしない


Impact of Outdoor Air Pollution on Survival After Stroke. Population-Based Cohort Study.




大気汚染(二酸化窒素と粉塵の量)のひどい場所では
脳卒中後の生存年数が著しく短くなることがわかった、という研究。






わたしは、都会の真っ只中の急性期病院に3週間居て、
その後 サルやイノシシの出没する田舎のリハビリ病院に移った。

空気の気持ち良さにホント感動した。

そのおかげかどうか知らないが、驚く速さで回復できた。

2010年3月28日

"学習された不使用理論" の不思議

リハビリ情報を調べていると、しばしば
"学習された不使用" というフレーズに出会う。


脳卒中で麻痺を持った一方の手をしばらく使わないでいると、
その状態が日常化してしまうということを指す。


ちなみに
この状態を改善するべく正常な側の手の動きを制限して、
麻痺手を使用せざるを得ない環境に置く訓練法を
特に、CI療法と呼んでいる。



でもなにか引っかかる。



この "学習された不使用" って、そんなに特別な考え方なんだろうか・・・・って。


"学習された不使用理論" なんて呼ばれたりもしているようだけど、
理論なんていう大層なものなのだろうか、と思う。



街で左利きの人を見つけて、
『あなたの右手は学習された不使用理論により自由に動かないのです。
この分野の治療法を研究している有名な医師を知っています。ご紹介しましょう。』
って言うのかな。



オートマチック限定免許を取得しようとしている人に
『オートマチック車はほとんど左手足を使いません。
このままでは学習された不使用理論によってマニュアル車の運転が
一生できない身体になってしまう恐れがあります。』
とでも言うのだろうか。



ただの 適応 だろう、と思う。

2010年3月27日

出産回数が多いと脳出血になりやすい


Parity and risk of hemorrhagic strokes.




経腟分娩回数のことをパリティというそうな。

その数が2,3,4回と増えるにつれ、
脳内出血またはくも膜下出血になる危険性が高まるらしい。



経腟分娩にこだわっていることから妊娠自体が原因ではないと思う。



激しくいきむのはよくないよ、ってことと理解した。




便秘のグレードを3日目、4日目、5日目・・・と評価して
脳内出血との関連を調べたら、何か有意な相関が得られそうな気がしてきた。

2010年3月26日

前向き志向でリハビリ良好


Change in positive emotion and recovery of functional status following stroke.





脳卒中のあと気持ちがポジティブ志向になった患者はその後の機能回復が非常に良い、
ってことを確認した研究。


一見 当たり前のはなし と思うけど
どっちが原因と結果なのだろうか、とも思う。


回復が順調だから前向き志向になるんじゃないだろうか。



また、
ポジティブでもあまり回復しない患者や、
悲観的なうつ患者でもスタスタ歩き回れるようになる患者も結構いそうである。



仮に気持ちの前向きさが予後に影響すると考えると、

リハビリ病院の看護師のやたら陽気な振る舞いや、
作業療法室のお祭り様の明るさの理由として納得が行く。

2010年3月25日

踏み台昇降訓練で感覚回復

発症後1年経っても左足首の感覚が鈍く、
歩けるのだけれど、ぎこちない状態が続いていた。

出した足をかかとからガツンと地面に落とすように歩き
階段を降りる際にも左右対称なキレイな動きとは言い難かった。


しかし最近、家の階段の1段目だけを
ひたすら上がって降りて上がって降りて・・・
を数百回繰り返す練習を始めたところ、

なんとなんと足首の感覚が戻ってきた というか、
歩行時に柔らかい足の運びができるようになり、
階段の動作もずっとスムーズになった。

就寝中履きっぱなしの靴下も脱げにくくなった。



どうやら難しい動作をトライしようとするあまり
階段を1段上り降りするという基本的な動作を
ないがしろにしてしまっていたようだ。


なにごとも基本が大切ってこと と思った。

2010年3月24日

神経筋電気刺激療法は長時間やる意味はない?


Dose-Response Relation Between Neuromuscular Electrical Stimulation and Upper-Extremity Function in Patients With Stroke.





神経筋電気刺激療法は効果があるけれど、
長時間やってもそれに見合うほどの効果の向上は得ることができない、って話。


これって、あの怪しいビデオのHANDS療法と同じハズ。

ホントに効果があるのかな??? と思う。

2010年3月23日

PTプラス イメージトレーニングの効果


Added value of mental practice combined with a small amount of physical practice on the relearning of rising and sitting post-stroke: a pilot study.




慢性期脳卒中患者にPTトレーニングに加えイメージトレーニングを併用したところ、
他の方法に比べて著しい成果を上げたという研究。


12人の慢性期脳卒中患者について
椅子から立ったり座ったりする動作訓練にプラスして
・イメージトレーニング、
・認知訓練、
・なにもしない
の3グループについて週3セット4週間継続したそうな。

すると、イメージトレーニングのグループのみがすっごく改善したんだと。

1回あたりの練習量は、実際の起居動作が約10回、イメトレ回数が約100回だって。
無茶な回数じゃないと思う。




これはとても興味深い研究だと思う。

2010年3月22日

発症3日以内に指がすこし開いて肩がうごくと予後がいい


Presence of Finger Extension and Shoulder Abduction Within 72 Hours After Stroke Predicts Functional Recovery. Early Prediction of Functional Outcome After Stroke: The EPOS Cohort Study.




脳卒中発症後3日以内に手の指が少しでも開いて、肩の外転(腕を外にひらく)ができる患者は、
その後の機能回復がとっても良いそうな。


一方、そうでない患者は、機能回復があまり期待できない。



つまり、予後の善し悪しは発症直後から予想がつくって内容。




自分は、肩は少しだけ動いた。
腕を揺らせる程度ではあったけど。

手の指はまったく開かなかった。
微動だにしなかった。



けど、いまは ほぼ自由にうごくよ。

2010年3月21日

緊張 車椅子でエレベータ

リハビリ病院で、


車椅子にも慣れてフロア間移動の許可が出たころのこと。


病院のエレベータはいつも混んでいて、
車椅子でなんとか乗ることはできても
うまくバックして降りることができるのか不安で、
最初 ほんとうに緊張した。


初めての自動車車庫入れみたいな気持ちになった。


エレベータに大きな鏡が貼ってある理由もその時に知った。




まっ、みな理解のある人達ばかりなので問題は起きなかったけれど。

2010年3月20日

脳卒中で免疫力が低下する


Post-Stroke Immunodepression and Infection: An Emerging Concept.




脳卒中になると、脳にひろがる炎症を抑えるように免疫機能も抑制されるんだとか。

よく、尿路感染症や嚥下障害からの肺炎になりやすい、とはきくけれど、
そんな背景があって、脳卒中患者に多いのかもしれない。



脳卒中後の尿路感染症では、こんなニュースもあった。

Urinary Tract Infections Complicating Stroke. Mechanisms, Consequences, and Possible Solutions.




フォーリーカテーテルの普及により尿路感染症になり易い状況が珍しくないんだって。




自分も、入院時、膀胱にカテーテルをいれられた。

以後それが抜けるまで、

しばしば 若いカワイイ看護師さんが、
お湯の入ったボトルと桶をもってベッドにやってきては、

『洗わせてください。』

と言いながら、大事なところを優しく洗ってくれた素敵な思い出がある。


麻痺の影響もなくグングンと大きくなってゆく自分自身がとてもうれしかった。

2010年3月19日

降圧薬(カルシウム拮抗薬)で頻尿

最近トイレが近くなったな…
とは入院していたころから気づいてはいたが
それほど深刻に考えたことはなかった。


アバターを観にいって、途中トイレに立った時にも
映画が長すぎるから、と考えていた。





それでも やっぱり近いな…

と思ったので検索してみた。


カルシウム拮抗薬の副作用については
すでになんども検索済みだったので
"頻尿" で引っかかるとは思っていなかった。




あるある。


例)

カルシウム拮抗薬の多様な副作用 その作用機序から類推が可能






下肢のむくみ も書いてある。



なぁんだ。

原因はわかったけれども、じゃどうしたらいいんだろ。

2010年3月18日

読んだ:脳卒中後のうつと意欲低下


脳卒中後のうつと意欲低下





発病前の状態へ復活したいという気持ちがほどほどの人は
機能回復の程度が大きく、


その固執する気持ちが非常に強い人ほど逆に回復を遠ざけることになる。


そういう人は抑うつや無気力(アパシー)の程度も強くなるためリハビリに励まなくなるそうな。




がんばってどうにかなる問題ではないので
気楽に取り組みましょう、ってことと理解した。

2010年3月17日

女性脳梗塞患者は予後が悪い


Emergency Department Arrival Times, Treatment, and Functional Recovery in Women with Acute Ischemic Stroke.



急性期脳梗塞患者の予後の良し悪しを決めるであろう
その病院到着時間に 性差があるのではないか、
という仮説を検証した研究。



結局、性別で時間差はないけれども 総じて女性の方が
平均年齢も高く、回復結果がすぐれないということが改めて明らかになった。

2010年3月16日

驚き!:磁気刺激治療(TMS)の適応基準

下記テレビ放映の影響で、この数日間 脳卒中リハビリのネット検索が活発になっている。
 (間違ってここへ来る人が多い)

「脳機能障害の改善策に革命をもたらしたい」
TBS 【夢の扉~NEXT DOOR~】
にリハビリテーション医学講座 安保雅博教授が出演

・ 放送日時:平成22年3月14日(日) 18:30~

・放送局 : TBS 【夢の扉~NEXT DOOR~】





このなかで紹介された磁気刺激治療法(TMS)の適応基準が慈恵医大のホームページに載っている。


それを読んでかなり驚いた。

以下、その適応基準を引用
(1)認知機能に問題がない(認知症ではない)。
(2)うつ病でない。
(3)透析をしていない。
(4)頭蓋内に金属(クリップなど)が入っていない、心臓ペースメーカーが入っていない。
(5)少なくとも一年間は痙攣の既往がない(脳波検査で異常がない)。
(6)全身状態が良好である(発熱、栄養障害、重度心疾患、体力低下などがない)。
(7)日常生活が自立している(自ら移動できるなど生活上では介助が要らない)。
(8)脳卒中(脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血)を原因として 上肢麻痺もしくは失語症を呈している。
(9)年齢が 16 歳以上である。

上肢麻痺
→手首を曲げないで、指でグーパーができること。少なくとも母指・示指・中指の3指が曲げ
たり伸ばしたりできること

失語症
→発語がスムーズではない、言葉がとっさには出てこず言いたいことが言えない、単語を思
い出せない、単純な内容であれば理解できるが複雑な話は聞いても分からないなどの症状
がある。


もう少し簡単に言うと、その条件とは、

頭がはっきりしていること、病気ではないこと、身体に異常がないこと、自立していること、
指が曲げ伸ばしできるほどの非常に軽い麻痺であること、
ゆっくりであれば言いたいことが言えること、


ということである。



・・・

CI療法よりもはるかに厳しい条件に見える。


かつて上肢麻痺で指が1mmたりとも動かなかった私の経験から言わせてもらうと
この条件は、 
"治す必要のない人にあえて治療を施すための条件" 
と言っているように感じられてならない。


この条件に当てはまるほどに手指が動く人というのは
もはや麻痺で困っている人とは言えまい。

これを麻痺と呼んだら、本当の麻痺患者に申し訳が立たない。


もともと手が動くひとしか治療対象にしないのだから、
ほんの少し訓練するだけで動きが良くなるのは当然である。

しかも入院費用として数十万円も支払うのだから、そのやる気たるやすでに半端ではない。
間違いなく自ら進んで 確実に良い成果を出すであろう。









最も直視しなければならない本当の麻痺患者を "適応基準" というフィルタで巧みに除外し、
安易に得られる成果を誘導して それを革命的なエビデンスと称する。





ちなみに最新の脳卒中治療ガイドライン2009によるとこの磁気刺激治療法は、
未だ治療法としてほとんど評価されていない。
近年、経頭蓋反復磁気刺激(rTMS)による上肢機能の改善27-29)の報告(Ⅰb)や、経頭蓋直流電流刺激による上肢運動機能の改善30)(Ⅱb)が報告されているが、例数は少なく、刺激条件、刺激部位などもまだ確立されていない





脳卒中リハビリの分野が抱える問題の本質が
如何に困難なものであるかを伺い知ることができる好例と思った。




参考:この件↓と同レベルと思う。
脳の可塑性に期待、HANDS療法 衝撃のビデオ

2010年3月15日

コーヒー、紅茶で片麻痺倍増

この病気になってからコーヒーや紅茶を飲むと
左手足の痺れが倍増する。

おそらくそれに含まれるカフェインが
それほどに脳に影響を及ぼすということなんだと思う。



一方で、1日に4,5杯のコーヒー摂取が喫煙習慣のない女性の脳卒中リスクを
2割ほど下げるという研究成果もある。

Coffee Cuts Stroke Risk in Women






そんなにすごいコーヒーでも、

病気になったあとでは役にたたないってことと理解した。

2010年3月14日

脳内出血者の割合が増加


Stroke registry: hemorrhagic vs ischemic strokes.




一昔前までは脳梗塞と脳内出血の患者比率は8対2ぐらいだった。

しかし近年の様子をみると、
6対4ていどに脳内出血が増えてきている。


これはCTスキャンの普及により脳内出血を診断しやすくなったことと、
抗血小板、ワルファリン療法の普及による出血事故と関連がありそうだ、って話。




自分もそう思う。

脳内出血って思っていたよりもその患者数は多い。

ワルファリンを飲んでいて脳内出血になったという人も数人知っている。

2010年3月13日

脳卒中で栄養不良 in 中国


[The risk factors for malnutrition in post-stroke patients.]



上海での研究。


脳卒中患者の約半数が栄養不良状態とのこと。

原因は、
脳卒中後うつ、家族の無関心、リハビリ不足、合併する他の病気 などが考えられるそうな。




最初の急性期病院の食事はマズかった。

お腹が空いているのに食べられないマズさ。

あと1ヶ月長く居たら きっと栄養失調になっていたと思う。



ちょと違うかな。

2010年3月12日

脳卒中リハビリでの鍼灸の効果


Acupuncture in Poststroke Rehabilitation. A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Trials.



結論:ちゃんとした研究が多くないため、その効果のほどは不明とのこと。



一方、猛烈に効果があるとする研究例のひとつ

[Effect of heat-reinforcing needling combined with rehabilitation training on the motor function of ischemic stroke patients]





入院していたリハビリ病院にも東洋医学部門があって、
鍼灸師がほぼ常駐していた。

トキに秘孔を突いてもらえばこの手足、動くようになるかもしれない…
と思ったことは事実。

密かに期待はしていた。

でも患者仲間で利用していたひとを知らない。

2010年3月11日

触れる感覚とわかる感覚

現在、
左手足の運動機能は十分に回復しているけれど、
皮膚感覚がきわめて鈍い。

というか、ほとんど感じない。


風呂に入っても温かいと感じない。

氷水に浸けても冷たくない。


物にふれても 目で見て確認しないとわからない。




しかし最近、
夜中に目を覚ましたときに枕元においたiPod Touchや目覚まし時計などを 
明かりを点けずに、触ってつかむことができるようになってきた。


ふしぎなのは、手でまさぐったときに、物に触れている という感覚がないにも関わらず、
よし ここで指を握ろう というタイミングがなぜかわかるのである。


ようするに 触れているのがわかるってことなんだろうけど、
その触覚は通常の触覚のように はっきりとは意識にのぼって来ない。



なんともふしぎな感覚で、ただ わかる のである。


ちょうどそれは抽象的な考え方を理解したときに感じる わかる と似ているように思える。

経験の豊かな分野について、あることを実際にやってみなくても わかる というのとも似ている。




このことから、

触覚というのは、まず わかる から始まって、次に 触れている に発展してゆくのだろうな・・・
と思う。



そんなことを考えていると、

触覚以外のいろいろな感覚を意識的に研ぎ澄ましてゆくことで
物理的には触れることのできない事柄に 文字通り触れることができるようになるかも知れない、


目で触れる、耳で触れる、匂いで触れる、本を読んで触れる、想像して触れる…




などと思うきょうこのごろ。

2010年3月10日

読んだ:脳卒中患者の心理 “やる気のない患者”と決めこむ前に考えてみたいこと

これ読んで うなった。

脳卒中患者の心理 “やる気のない患者”と決めこむ前に考えてみたいこと



この著者は さすがに現場に長くいるだけのことはある、と感じた。


患者の生活や気持を萎縮させる外的要因
として次のものをあげている。

1.周囲にしっかりした援助者がいない

2.障害の予後に対する的確な知識がない

3.医療者とのよい人間関係がない

4.同病者とのふれ合いがない



うんうんとうなずく。

2010年3月9日

パニック障害は脳卒中を呼ぶ


An increased risk of stroke among panic disorder patients: a 3-year follow-up study.




パニック障害をもつ人を3年間追跡して、


その脳卒中になりやすさを調べた研究。

普通人に比べ2倍以上、脳卒中になりやすいことがわかったそうな。



パニック障害って、ちょっとしたストレスにも過剰に身体が反応してしまう
状態を指すものと理解している。


ストレスと脳卒中との関連は 個人的には非常に高いと思うので、
この研究結果にさほど違和感はない。

2010年3月8日

失語症、孤独、社会とのつながり


Psychological distress after stroke and aphasia: the first six months.



精神障害に近い心理的苦悩は、
脳卒中後の時期によりその程度が異なり、
失語症の有無は必ずしもそれに関連しない。

孤独感、社会組織とのつながりを感じることのできない状態が
その心理的苦悩を悪化させるおもな要因である、とのこと。




これはおおいに理解、共感できる。

2010年3月7日

rTMSで脳組織を護る


Protective effects of repetitive transcranial magnetic stimulation in a rat model of transient cerebral ischaemia: a microPET study.



ねずみでの実験。

脳への血のながれを一時的にとめて
rTMSをやってみると、
脳の代謝活動があがって、壊死してしまう組織が減ったんだと。




最近、rTMS療法をやってみたという複数の脳卒中経験者に出会った。


いずれも、ほとんど効果はなかった、と言っている。



いつも思うのだけど、

このrTMS療法って

故障したパソコンをぶん殴ったら治るんじゃないか、
って発想と同レベルの印象がある。

2010年3月6日

片麻痺の自動車運転2

悲しかった。



運転適性検査には楽に合格したものの、
実際に車を運転してみて驚いた。


愛車はマニュアルなんだけれども、
半クラッチの感覚がまったく分からない。

そもそもクラッチペダルの位置が瞬時にわからない。

シフトレバーの位置も手で触れただけではわからない。



試しに 早朝、道路の空いている時に走り出してみたものの、
あまりの恐ろしさに1キロくらい走って帰って来てしまっった。



17年間も乗り続けてきた愛車。


ショックだった。


『もうこれ以上、お前と付き合うことはまっぴらご免さ』
と 車に言われたように感じた。



これでは運転を楽しむどころか 安全すら確保できないと思った。


長い付き合いの愛車を 走る凶器にしたくなかった。



そのひと月後
オートマの中古車に買い替えた。

オートマは楽。
ほとんど問題なし。





愛車を手放した悲しさはいまでも感じる。

こんなにつらいものとは思わなかった。

2010年3月5日

利尿薬とカルシウム拮抗薬で心筋梗塞になる


Myocardial infarction and stroke associated with diuretic based two drug antihypertensive regimens: population based case-control study.



血圧コントロールのため、

自分はカルシウム拮抗薬を飲んでいる。


これに加えて別の種類の薬を複数組み合わせて飲んでいるひとをよく見かける。

ベータ遮断薬とかACEとかARBとかなんとか


で、

利尿薬とカルシウム拮抗薬を組み合わせて飲んでいるひとは心筋梗塞に かなり なり易くなる

ことが判明したってはなし、 と理解した。

2010年3月4日

中国の脳卒中事情


[The prevalence and onset of age of stroke in Chinese adults.]





中国での脳卒中患者は、
女性が若干多く、
農村部より都市部で倍くらい多く、
南部より北部で同じく倍くらい多い。

同様に東部で多い。


文明病ってこと?

2010年3月3日

脳梗塞患者、脳卒中後の5年余りで半数以上が死亡


急性脳梗塞患者、脳卒中後の5年余りで半数以上が死亡


死亡の累積発生数(n=697)は、最初の1年以内で24.7%、5年以内で55.3%だった。この傾向は性別に関係なく観察された。

  再入院に着目すると、脳卒中再発、肺炎および心不全が主たる原因だった。たとえば、脳梗塞再発による入院の累積発生数(n=689)は最初の1年以内で 6.2%、5年以内で24.6%、脳出血再発による入院の累積発生数(n=689)は最初の1年以内で0.8%、5年以内で4.0%だった




あんまりだよな。


脳出血の再入院率の低さに期待。

2010年3月2日

療法士はゆるゆる体操好き

急性期病院で

歩くこともできずしかたなく車椅子に座り背中を丸めていた。


フッと 他人の同じ姿を見て、思った。

背中を丸めて惨めったらしくしていると貧乏神が寄ってきそうだ、 と。



そこで せめて姿勢だけでも見苦しくないように とおもって
常に背筋を伸ばしているよう 心がけていた。




その後リハビリ病院に転院すると、

いきなり

療法士から
『姿勢がわるい!』と言われた。


なんでも、
背筋を伸ばすのは身体を緊張させることになるのでリハビリに良くない、
という理屈であった。


その病院特有の考え方なのか知らないが、

とにかく ちからを抜いて背中を丸めて ゆるゆると動け、と言う。


そしてタコかワカメになった気持ちでゆるゆる動く体操を、事あるごとにやらされた。




未だにその効果には懐疑的なのだが、



退院すると、こんどは 皆から、姿勢が悪い!と何度も言われるようになった。




場所によりいろいろな考え方があることを学んだ。



郷に入っては郷に従え、ってことなのかな。

ちょっと違うような気もするケド。

2010年3月1日

塩分 高血圧 骨粗鬆症


Salt intake, hypertension, and osteoporosis.


塩分をたくさん摂ると高血圧になる。

これは知っているが


ついでに骨粗鬆症にもなり易いとか。


尿にカルシウムが出てしまうからだそうで、
降圧剤の選び方にも関係がありそうな・・・



よくわからないな。

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