2010年4月30日

脳梗塞患者は春に多く、夏に少ない。


Seasonal variation in the occurrence of stroke in Northern Greece: a 10 year study in 8204 patients.




脳卒中のなり易い季節を調べたギリシャでの研究。

脳梗塞は春に多く、夏に少ない

脳内出血、くも膜下出血、一過性脳虚血は季節との関連はない、とのこと。




よく冬が危ない、とか聞くけどあんまり根拠ないのかもしれない。

2010年4月29日

いびきのすごいひとは脳卒中になりやすい


Frequency of sleep apnea in stroke and TIA patients: a meta-analysis.



いびきがひどいと脳卒中になりやすいんじゃないか、
ってことを調べた研究。

女性よりも男性で多く、
脳卒中が再発しやすい人にも多いらしい。



【4コマ漫 画】〈脳〉梗塞とリハビリと時々わたし

のブログのこのページで
、主人公男性のすっごいいびき音を聴くことができる。



自分もこんなだったのだろうか…と思う。

2010年4月28日

ひたすら立ち続ける訓練

入院中、杖をつかった歩行訓練が始まったころのこと。

リハビリの時間は1日に40分2セットしかなくて
けっこう暇な時間を持て余していた。

かと言って勝手に杖をついて病棟を歩き回るなんてことは
許可されていないし もちろんできもしなかった。


でもこの空き空きの時間をつかってなにかしたかった。


そこで、ベッドの脇に立ち、柵に軽く手を置きつかまりながら
ひたすら立ち続けるという訓練を自らに課した。

休み休み1日あたり計2時間くらい立ち続けた。



これが絶大な効果があった。

数日後から驚くほどのスピードで歩行がうまくなっていった。



このひたすら立ち続ける訓練は、

・転ぶ心配もなく
・自然にバランス感覚が養われ、
・車椅子生活で弱っていた足腰の筋肉も鍛えられ、
・療法士を必要とせず、
・暇な時間をフル活用することのできる

是非 同病の方に勧めたいトレーニング法であると思っている。

2010年4月27日

ねずみの秘孔を突いて脳卒中治療研究


Potential neuroprotective effects of acupuncture stimulation on diabetes mellitus in a global ischemic rat model.



韓国での研究。


脳梗塞にしたねずみに鍼灸をほどこしたところ、
脳の還流状態が改善して脳神経が壊死しにくくなったんだそうな。




なにが不思議って、ねずみの経絡やツボって一体どうやってわかるんだ、ってこと。

2010年4月26日

電気鍼灸で肩関節痛改善


[Clinical observation on electroacupuncture combined with rehabilitation techniques for treatment of shoulder subluxation after stroke]



中国での研究。

電気鍼灸とリハビリテーションを組み合わせることで、
脳卒中後の肩関節脱臼からの回復が良くなることがわかった、という内容。


さすが本場。


超能力理学療法士に会ったことがあるので、
この種の話はすんなりと受け入れることができる。

2010年4月25日

イメージトレーニングは上肢訓練に最適


Mental practice is effective in upper limb recovery after stroke: a randomized single-blind cross-over study.



脳卒中で上肢麻痺の回復訓練にイメージトレーニングを取り込むと
大変成績が良くなる、とのこと。

論文無料



最近こいうのが増えてきているような気がする。


おもしろい。

2010年4月24日

現在を普通と考える

未だ左手足に強い痺れが残っている。


しびれというのはふしぎなもので、
意識を向けなければ気がつかないものである。
すくなくとも自分の場合。


当初はこのしびれがやたらと気になっていたけれど、
最近は この状態を当たり前のこと、
と考えることができるようになってきた。



もちろん相変わらず動きは良くないし
右半身とはまったく異なる感覚である。


これを普通、と思えるのである。



しびれている足をかばおうとか、
動きの悪い手を使わないようにしよう、
というのではなく、

そういうものだと思って 使えるようになった。



すこし例えてみると、

左手には軍手を3枚重ね、
左足には毛糸の靴下を5枚重ねで履いているような
動きづらさ、感覚の鈍さがあり、

それで生活をすることに完全に同意している状態である。



そういうものだと思っているから、
不便だとか、うっとうしいとか思わない。



あきらめ とはちょっと違う。


以前は正常時のころの体調を基準にしていたから不全感でいっぱいだったけれど、
いまは この普段の状態を基準にすることができるようになった、
ということ。



その一方で、
ここからもっともっと良くなる、という確信もある。

2010年4月23日

医療の進歩が脳卒中患者の生活の質向上につながっていない


Is Health-Related Quality of Life Improving After Stroke? A Comparison of Health Utilities Indices Among Canadians With Stroke Between 1996 and 2005.



カナダでの研究。

医療技術の進歩によって脳卒中患者の生活の質(QOL)も向上したか
どうかをしらべたところ、実はそうではなかった、という結論 と理解。


どんな具合にそうでなかったのかはよくわからない。



けどおおよその予想はつく。


じぶんは、リハビリ病院へ転院時、
前の病院で数日前に行った同じ検査(CT,MRIなどなど)
をまたくりかえし されて、
(CT写真も持参したのに)



そして医師は
撮影した画像に向かってなにか難しいことをブツブツ言うだけで
特に治療をするわけでもない。

おまけに回診には1度も来ない。



診断や検査技術の進歩が 病気の予後の改善に
結びついている気がほとんどしない。



MRIの進歩でtPAを処方する判断ができて脳梗塞患者を救うことができる、っていうけれど、

実は 必要とされる人の2%程度にしか実施されていない、
なんて話も同様の例、と思う。

2010年4月22日

脳卒中後のQOLは手の回復次第


Is health-related-quality of life of stroke patients influenced by neurological impairments at one year after stroke?




脳卒中後のQOL(生活の質)を低くしてしまう要因をいといろと調べてみた結果、
上肢の動きがよくないこと が一番影響しているということがわかった、という話。



そうかな・・・? という気もするけど、


もし、自分が利き手側に麻痺をうけていたら、と想像してみると、
なるほどとも思えてくる。


トイレにいってお尻をふくのもままならないわけで、
ついでに感覚の麻痺もあったら、
うんこが手についてもしばらく気がつかないと思う。

2010年4月21日

イメージトレーニングで歩行リハビリ


Locomotor imagery training improves gait performance in people with chronic hemiparetic stroke: a controlled clinical trial.




脳卒中で片麻痺の患者に、
ビデオを使った歩行イメージトレーニングを4週間行ったら、
そうでないグループに比べ、歩行機能が著しく改善したそうな。






脳の中の問題は脳のなかで解決するべし、ってことと理解。

2010年4月20日

触覚刺激で運動機能を改善する


Tactile Stimulation Promotes Motor Recovery Following Cortical Injury in Adult Rats.




ネズミでの実験。

脳卒中にしたあと、触覚刺激を与え続けたところ、
運動機能が著しく改善した、とのこと。

過去の研究によると、神経の腕が伸びるんだって。




入院中、
麻痺した手や足をさすりなさい、とはよく言われたけれど、
まったく根拠のない話でもなさそうな気がしてきた。

2010年4月19日

先生と呼び合う療法士

入院中 ちょっと違和感を持ったことのひとつ。


担当の理学療法士がある1日だけ別の人に代わることになったとき、
その療法士さんが別の担当者を紹介して曰く、

『よーださん、次の回はこちらの○○先生にお願いしてありますから。』


ん? リハ医なのかな?
と思ったが やはり 理学療法士だった。




それ以来 注意して他人の会話を聴いていると
患者が療法士を 先生と呼んでいるケースはもちろん、
療法士どうしで先生と呼び合うことがよくある ことに気がついた。



病院のなかは先生が多くて困る。

誰が責任者なんだかわからない。


先生と呼ばれると気持ちが良いのだろうか?


先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし”、 ってフレーズ、よく耳にするんだけどな。


気にしないのかな?




おまけに
本当の先生は一度も回診に来ないし・・・

2010年4月18日

抗うつ薬+tPAで脳梗塞の予後悪し


Effect of selective serotonin re-uptake inhibitors (SSRIs) on functional outcome in patients with acute ischemic stroke treated with tPA.



抗うつ剤が脳卒中になった脳細胞を守ったり可塑性を促したりするって話はときどきあるようで、
例:Antidepressants could lessen stroke severity



tPA治療をする人たちについても 抗うつ剤と回復の程度を調べたところ、
抗うつ剤を使っていた人たちは予後がよくなかったそうな。





アスピリンが万能薬のように使われていたころに通じるものを感じる。

2010年4月17日

脳内出血患者はうつになりやすい



Quality of life with special respect to depression after surgical treatment of hypertensive basal ganglia hemorrhage.




高血圧が原因で脳の中心近くに出血して開頭手術をした患者の多くに、
その1年半後、うつが見られた、という話 と理解。




脳の中には自分の世界がすべて入っている。

そこに大量出血するのだから、
そのダメージは
ダムの決壊事故や核攻撃のそれに匹敵すると考える。


うつ なんてなまやさしい、と思う。

2010年4月16日

右脳損傷患者は右足への体重移動が苦手


Impaired ability to shift weight onto the non-paretic leg in right-cortical brain-damaged patients.




右脳損傷患者は

右足への体重移動が不足する、って話。

左脳損傷患者ではそうならないんだって。

いずれも右利きの場合。

半側空間無視も関係ないそうな。



ということで、自分も右足に意識を移すことを心がけようと思った次第。

2010年4月15日

経頭蓋磁気刺激治療(rTMS)とOTで上肢訓練


Six-day course of repetitive transcranial magnetic stimulation plus occupational therapy for post-stroke patients with upper limb hemiparesis: A case series study.




麻痺治療の革命的方法としてテレビ放映された
慈恵医大の最新研究成果。


5人の脳卒中患者について
磁気刺激治療法(rTMS)+OTトレーニングを6日間実施したところ、
どうやら危険はなさそうで かつ
効果もありそうなことがわかった、 という かなり謙虚な内容。
("革命的"、"世界初" とかは言っていない模様)


ただ、
・患者数がたったの5人であること、
・もともと手がうごく患者しか治療対象としていないこと
・同時に作業療法(CI療法)も施していること

から、本当に磁気刺激で改善が得られたのかは
この文中からはわからなかった。

2010年4月14日

4年待ち!?革命的磁気刺激治療法

慈恵医大リハビリテーション科のホームページより

わずか2週間で改善!世界初、脳卒中の後遺症治療に革命!
tms.png

3ヶ月ぶりに
病院のホームページを見たら、治療入院3年待ち、とある。
電話をして問い合わせた人のブログには4年待ちの返答だったとか。



はたして順番が来るのを待つ価値があるのかどうか、
下記りンクのwikiの記事は参考になると思った。


経頭蓋磁気刺激法


・TMSを発明したのは本当に安保教授なのか?
・脳正常側の抑制というアイデアを発案したのも安保教授なのか?
・2週間で手が動くようになるというのは信用できるのか?

これら疑問へのヒントをつかめると思う。





関連記事:
驚き!:磁気刺激治療(TMS)の適応基準

2010年4月13日

トイレの排水スロープでアリ地獄

リハビリ病院で
車椅子での病棟フロア内の自由移動を許可されたころのこと。


トイレに自由に行けるのが嬉しくて
暇さえあればトイレに行っていた。


トイレルームは車椅子が数台出入できるくらいのひろいスペースで
合計5つの個室がある。

床に2箇所くらい丸い排水溝があって、
排水がスムーズに行くようその穴に向かって弱い傾斜が付けてある。


ホントにわずかな傾斜なのだけれど、
うっかり車椅子でその傾きの一番きついところにはまると
なかなか抜け出せなくなる。                    


片手片足で車椅子を漕ぐものだからその難しさは一層だった、と思う。



うんこが漏れそうな時はもう大変。


まるでアリ地獄にはまった蟻のようにパニック状態になる。


その急坂があるおかげで一人ではなかなか辿り着けない
人気のない個室があり 
そこは
いつも空いていた。



車椅子にも慣れて その急坂を克服できるようになると、
個室の選択肢が増え混雑時のトイレ問題が解消したことを覚えている。

2010年4月12日

バイアグラで脳内出血のキケン


Subarachnoid Hemorrhage and Intracerebral Hematoma due to Sildenafil Ingestion in a Young Adult.




韓国での報告。

33歳男性がバイアグラを飲んだ直後に脳内出血と くも膜下出血を起こしたそうな。
検査の結果、血管自体に異常は見られなかった、とのこと。

バイアグラの副作用をもっと周知させるべきだ、という話。


無料論文と写真はこちら



脳も血管豊富で海綿体みたいなものだからこういう話はアリそうな気はしていた。

2010年4月11日

ダビンチも脳卒中で悩んだ


Leonardo da Vinci and Stroke - Vegetarian Diet as a Possible Cause.




レオナルド・ダ・ビンチは人生の最後の5年間、脳卒中で右片麻痺に悩んでいたそうな。

動物愛護の観点からベジタリアンでいたことがその原因の1つかも知れない…、といった話。




自分もベジタリアンダイエットに憧れていた。


救急搬送時に行った血液検査の結果、
コレステロール値が異常に低く、
医師に

『ちゃんとご飯食べてなかったんだろうッ!』

とこっ酷く叱られた記憶がある。


たしかにそのそのとおりで、
かなり長い間
米、じゃがいも、玉ねぎばかりを食べていた。


ベジタリアンは世に大勢いるし、
それ自体は問題ないのだけれど、生活に時間的ゆとりがないと
自制が難しいということを学んだ。

2010年4月10日

いびきがひどいと脳卒中リスク倍増


Sleep Apnea Increases Stroke Risk
Moderate to Severe Sleep Apnea Triples Stroke Risk in Men, Study Finds



睡眠中になんども呼吸が止まるような男性では脳卒中になる危険性が3倍にもなるのだそうな。





血圧の高さといびきが関連のありそうなことはよく耳にする。


どちらが原因かはわからない。

自分も血圧は高く、いびきをよく指摘された。


脳卒中体験者のブログにも、いびきのヒドさについての記述をしばしば目にする。

2010年4月9日

脳梗塞の子は脳梗塞


Parental occurrence of stroke and risk of stroke in their children: the Framingham study.





両親のどちらかが65歳までに脳梗塞になった場合、
その子供が脳梗塞になる危険性は そうでない場合に比べ、
3倍も高いことがわかった、という内容。



カエルの子はカエルってことか。


自分の場合、祖父x1、叔父x2,叔母x1人が脳卒中。
でもほとんど脳内出血。

2010年4月8日

足の爪の内出血(血豆)

発症後3週間くらいのときのこと。

入浴時にヘルパーさんが私の足の爪を見て、
『よーださん これはいったいどうしたんですか?』
と訊く。


よく見ると、麻痺側の足の親指の爪が真っ青に
なっている。


そのときは車椅子で自分の足でも轢いてあざになったのだろう・・・
と考えていた。



しばらくして再び足をみると
今度は麻痺のない右足の人指し指と薬指に同様のあざがある。

またしばらくすると
麻痺足の薬指側面にあざが出来ていた。


どうやら内出血しやすい状態にあったようだ。

原因はよくわからない。


降圧剤(カルシウム拮抗薬)の副作用にも "爪の血豆"
ができやすくなるようなことは書いてあった。



その後このようなことは起きていない。



しかし爪の裏の内出血は、なかなか消えることがなく、
親指と人差し指の爪は一旦はがれ、完全に入れ替わった。



親指の爪って、根元から生えてくるのではなく、
指の背全体から湧き出てくるように生えることがわかった。
(すくなくともそう見えた)

2010年4月7日

こまめに歩く女性は脳内出血になりにくい



脳卒中:速足女性はリスク減 毎分80メートルで発症低く (毎日jp)

1分間に80メートル以上という速足の女性は、普段歩かない女性と比べ脳卒中を発症する危険性が約4割低いことが、米ハーバード大などの大規模調査で分 かった。速さに関係なくこまめに歩く女性も同様の効果があった。散歩の有効性を示す成果として注目される。




自分は男性であり、かつ せかせかと歩くのが大嫌いな性格なので、
この記事の内容はあまり役に立ちそうもない。


でも、一応メモ。

たぶん元

Physical Activity and Risk of Stroke in Women.


2010年4月6日

造影剤が脳内出血をひどくする?


Intra-Arterial Iodinated Radiographic Contrast Material Injection Administration in a Rat Middle Cerebral Artery Occlusion and Reperfusion Model. Possible Effects on Intracerebral Hemorrhage.




ネズミに脳梗塞を起こさせて、
X線造影剤を流すと、脳内出血を起こしやすくなることが
わかった、という話と理解。

ヘパリンなどの抗凝固薬と一緒だと、さらに出血しやすくなるそうな。



自分も救急搬送された直後CTを撮影されて、
その際に造影剤を打たれた。



肛門のまわりがカッと熱くなったのを覚えている。

2010年4月5日

若いひとの甲状腺機能亢進症は脳梗塞リスク大


Hyperthyroidism and Risk of Ischemic Stroke in Young Adults. A 5-Year Follow-Up Study.




45歳未満の甲状腺機能亢進症はそうでない人にくらべて
脳梗塞になるキケンが4割以上も増えることがわかった、 という内容。




甲状腺機能亢進症の症状(wikiより)

主に心 臓 の活動が上がって頻脈 になる、エネルギー消費の亢進により多食や体重減少、多飲多尿、発汗、高血糖などやめまい、抜け毛、鬱 、不安感、イライラ、震え、暑さに耐えられない、などの症状がある。そのほかの症状として、動悸 、不整脈 (心房細動 )、息切れ、性欲不振、吐き気、嘔吐、下痢を伴うこともある。治療をせずに長期間放置していると骨粗鬆症 の原因となることもある。・・・



2010年4月4日

CI療法の不思議

手が動くようになりたい!と切に願ってテレビや雑誌、ネットを注意深く調べていると、


・科学的エビデンスがたくさんあり
・世界的にも普及している
・上肢麻痺の画期的治療法
として "CI療法" が しばしば登場する。


おおっ これだ、探し求めていたものは!

と思ってさらに調べると


"適応基準" という但し書きが出てくる。


そして そこには、

手を動かせる人が対象となります。

と書いてある。



『・・・これは一体全体どういうことなのだろうか? 不思議だぁ  わけがわからない・・・』って頭を抱える。

2010年4月3日

片麻痺のあくび動作に先祖を見る


Associated Movements in Hemiplegic Limbs during Yawning.
2010 3月 ハンガリー

片麻痺患者のあくび中の麻痺手足の動作が
進化をさかのぼった動物のそれに似ているって話、と理解した。


前頭葉脳卒中患者の約8割にそれがみられ、特に男性、左上肢の麻痺に多いそうな。

図:あくびと関連動作


そのうち植物状態の患者を観察して、人の祖先はやっぱりホヤだったなんて言いだしそうな…

2010年4月2日

筋トレはダメという理由

リハビリ病院に移ったころのはなし。


筋トレは効果がありますか?
と訊くと、理学、作業療法士ともに いずれも

ダメダメダメ

と言う。

まるでなにかの犯罪であるかのように筋トレを嫌う。



なんでも あわてて筋トレをすると筋肉のつくバランスが崩れて
動きが美しくなくなるから というのが理由だそうな。


動きの美しさより自立が先、とは思ったが黙っていた。



急性期病院に3週間いて
ほとんど寝ているか
車椅子にじっとすわっているか、
の生活だったものだから
きっと正常な側の筋肉もげっそり弱っているハズ
と考え、
看護師の目を盗んでは窓の手すりにつかまって
片手と方足の屈伸運動を繰り返した。

そのせいかどうか、当初の予定の3分の1の入院期間で出ることができた。



それにしても
いま思うとリハビリ病院のヒマっぷりはすごい。

理学療法の時間は増やしてもらってなお40分x2セット
作業は1セット のみ。


皆、あとはなにをしているわけでもない。
昼寝か漫画本を読むか、テレビをみるか、それだけ。



ただ、
スケジュールを濃くしたところで良くなる患者が増えるのかは疑問。

2010年4月1日

メラトニンが脳を護る


Protective Effect of Melatonin upon Neuropathology, Striatal Function, and Memory Ability after Intracerebral Hemorrhage in Rats.




ねずみでの研究。

脳内出血を起こさせた後に
メラトニンを毎日数日間投与したところ、
脳組織の壊死と機能低下がかなり抑えられたとのこと。




メラトニンには抗酸化作用があって

調べてみると やたらいろんなものに効果がある
と考えられているようだ。

たとえばアルツハイマー病、ADHD、ガン、胆石など。



病院では 暇さえあれば昼寝している患者が多かったが、
背景にはこんな理由があったのかもしれない。

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