2017年5月15日

上肢機能の回復はBDNF遺伝子の型で決まっていた


Association Between Brain-Derived Neurotrophic Factor Genotype and Upper Extremity Motor Outcome After Stroke
2017  5月  韓国

脳卒中後の回復の鍵となる神経可塑性には脳由来神経栄養因子(BDNF)が深くかかわっていると考えられている。

BDNFには遺伝子多型 "Val66Met"(66番目のアミノ酸がバリン→メチオニンに変化)があり、BDNFの分泌能低下との関係が報告されている。

そこで、脳卒中後の上肢運動機能とBDNF遺伝子型との関連をしらべてみたそうな。


脳卒中患者97人について3ヶ月後の上肢運動機能を測定した。

BDNFの遺伝子型 val/val, val/Met, Met/Met の3グループに患者を分け 関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・上肢麻痺が重症だった患者ではBDNF遺伝子が Met(メチオニン)へ変異したタイプがあきらかにおおかった。

BDNFの遺伝子型から脳卒中後の上肢機能の回復程度を予測できるかもしれない、


というおはなし。

図:BDNF遺伝子型と上肢運動機能

感想:

生まれつき治りにくい人もいるってことか。
努力やがんばりではどうにもならんね。

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