2018年1月12日

JAHA誌:脳卒中経験者に特におおい自殺方法とは


Risk of Suicide Attempt in Poststroke Patients: A Population‐Based Cohort Study
2018  1月  台湾

脳卒中は身体障害のおもな原因の1つである。欧米にくらべアジア地域は文化的に身体障害に対して寛容であるとする見方があり、脳卒中患者の自殺率も低いと予想される。

これをたしかめるべく台湾の住民について大規模にしらべてみたそうな。


脳卒中患者713690人および脳卒中でない1426009人について12年間フォローして自殺を実行した有無を調査した。


次のことがわかった。
・脳卒中経験者の自殺を実行するリスクは非脳卒中経験者の2.20倍で、

・種類別では脳出血で1.87倍、脳梗塞2.25倍だった。

・おもなリスク要因は収入の低さ、田舎住まい、肉体労働、50歳未満での発症 だった。

・非脳卒中経験者とくらべたときの自殺方法別のリスクは、服毒2.28倍、排ガス1.42倍、首吊り1.73倍、手首カット1.93倍、飛び降り4.22倍だった。

台湾人脳卒中経験者の自殺リスクは一般人のおよそ2倍で、欧米での結果と差はなかった、


というおはなし。
図:脳卒中経験者が自殺する方法

感想:

上の表をみると絶対数は服毒自殺がダントツなんだけど、脳卒中経験者に特徴的なのは飛び降り。欧米では代わりに銃をつかうことが多いという。

ちなみに
自己責任と他人に迷惑をかけないことを尊ぶ日本ではリスクが10倍↓
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について

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