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2017年12月4日

ポケモンGo レベル30!

まいとしこの日はブログらしく自分語りにだけ使う。

・2週間ほどまえ ポケモンGoのトレーナーレベルが30になった。わかるひとにはわかる大変さ。
図:ポケモンGoレベル30

この1年間、長かった。まったく課金サービスつかわず バトルもしない。ただただ歩いてボールを集めながらポケモンを捕まえては進化させるの繰り返し。

続けたからといって動体視力や反射神経が鍛えられるわけでもなんでもないが、歩く動機づけとしてはこれ以上のものを知らない。

歩数計アプリは3日で飽きたが これは飽きずに続いている。


・このブログもまる8年間続いている。こちらはあっと言う間で 始めた日がまるで昨日のことのようだ。

食事や排便以外でこれほど長くものごとが続いたことはいままでない。
きっとこれが好きなんだと思う。


・昨年の5月頃から腕立て伏せを再開して、拍動性の耳鳴りの爆音もねじふせて徐々に回数をふやし今年の6月からは1日に延べ200回やっていた。

しかし11月になって寒くなったとたん 吐き気と左手足のしびれがひどくなって、すっかりビビってしまい100回に減らした。


・ついさいきん 近所の幼児とたわむれることがあり、コマのようにじぶんの体を回転させてあそんだ。1回転3秒くらいのゆっくりスピードで5回ほどまわったところでめまいと気持ち悪さで床に手をついてしまった。

あとで再現性を確認したところ、回転耐性が非常に弱くなっていることがわかった。

風呂上がりに頭を左に傾けると全視野がまっしろになる現象」のときの気持ち悪さに似ていた。

以来これを鍛えるべく できるだけまわるよう心がけている

2017年6月18日

脳卒中のあと精神病になった例


Post-stroke psychosis: how long should we treat?
2017  6月  ポルトガル

脳卒中のあと精神病症状をしめし、抗精神病薬でいったん治ったものの けっきょく薬が手放せなくなった患者がいたそうな。


・65歳男性が精神科救急を訪れ、妄想性嫉妬、目の錯覚、焦燥を訴えた。

・彼は6ヶ月まえに右後大脳動脈の梗塞を経験しており、そのひと月後から精神病症状が現れた。

・抗精神病薬のリスペリドンを与えたところ症状は消えた。

・2年後フォローしたところ、症状は消えており薬も徐々に飲まなくなっていた。

・そして薬を完全に断った1週間後、ふたたび症状がもどったので同じ薬を10分の1の量で与えたところ治った。

・その後、薬をつづけながら1年以上安定している。

脳卒中の合併症として精神病になることは稀で、さらに抗精神病薬が必要になるケースは初めて経験した、


というおはなし。
図:

感想:

精神病と認知症の違いがよくわからない。


ところで 精神病といえば思い出す。

大学入学時に自身の性格アンケート調査があって、それに実験的な回答を試みたところ有名な精神病学者に目をつけられてしまった。

3-4回呼び出されては面談をくりかえした。
さいごに1時間くらいのロールシャッハテストが終了した瞬間、
『あ~安心した!きみが正常とわかって安心したよ。てっきり心の病気だと思っていたんだよ。もう来なくていいから』、、 だって。

2017年2月8日

脳卒中の幹細胞治療に前向きな患者の割合


Attitudes to Stem Cell Therapy among Ischemic Stroke Survivors in the Lund Stroke Recovery Study.
2017  1月  スウェーデン

脳卒中からの回復に幹細胞治療が期待され 臨床試験では安全性の確認が進んでいる。

脳卒中患者の幹細胞治療にかんする知識と意欲についてしらべてみたそうな。


20-75歳で重症でない脳卒中患者108人についてアンケート調査したところ、


次のことがわかった。

・幹細胞治療の事前知識があった者は12%。

・学習後、63%は好意的で 36%が臨床試験に参加したいと述べた。

・細胞移植に不安を示したのは5-8%のみだった。

・男性で回復良好な者ほど幹細胞治療へ前向きだった。

脳卒中患者はもともと幹細胞治療の知識がすくなかったが、一旦それを知ると多くは前向きだった。性別や回復度が幹細胞治療への態度に影響しているようだった、


というおはなし。


感想:

だいぶん前に勤め先の同僚30人以上の脳をMRIで撮って体積を比べたことがある。

いちばん大きかったのがじぶんで1655cc
いちばん小さかったのが総務の女性で1170ccだった。

ペットボトル1本ぶんほども脳の量が違うのに当時おそらく彼女の方が社員ランクは上だったと思う。
図:脳の体積の比較

脳はボリュームじゃない。壊死して空いた脳の隙間をよそからの細胞で埋めることができたとして、それで以前の働きが戻ると考えるのは楽観的にすぎる。

だから脳卒中の幹細胞治療にはぜんぜん期待していないんだ。

2016年12月4日

飽きるころかな

このブログを始めてから今日で まる7年がすぎた。

記念に自分語りメモ

・ふと思いついて始めたブログ。続けることになんの必然もないのに7年間1日もサボらなかったのは脳の障害がなせるわざか。

・これまで ものごとが8年以上続いたことがない。だいたい7年前後で飽きてしまう。天職だと思っていたかつての仕事も7年11ヶ月目に投げ出した。
このブログ あと1年続けば記録更新だ。

・とはいってもやめるつもりは毛頭ない。
今年になって親切なロシア人女性のおかげでほとんどの論文にフルアクセスできるようになった。いままではアブストラクトとその周辺情報から推測するしかできず記事にならないものが多かった。
全文読めるようになって視力が0.5から1.5になったような感動がある。

・3年くらい前から たまに腕立て伏せをすると左半身体がとても痺れるようになった。再出血の恐怖でさいきんは腕立て伏せをほとんどしなかった。

・ことしの5月頃 もうどうなってもいいやと思い、腕立て伏せの限界にチャレンジした。
もちろん身体はしびれたが 直後にすごい耳鳴りが始まった。
「ブシューブシューブシュー」と右の耳に24時間響くようになった。夜中眠っていてもうるさくて目が覚めるほどの音量だった。
けれど懲りずに腕立て伏せ限界チャレンジを毎日続けた。
2-3週間したころ耳鳴りが消えていることに気づいた。しびれにも慣れた。
以来、腕立て伏せが日課になった。

ドラゴンタトゥーの女ミレニアム3で 頭を撃たれ片腕が麻痺したリズベットが腕立てリハビリするシーンが印象的で真似てみた。


・先々週、車で20分くらいのとこにあるお気に入りの禅寺に行ってきた。
X-menのボスキャラ級(空を飛び500人力)超能力者を祀る変わった寺。久しぶりに奥の院まで登った。

やっと登っているようにみえるけど 右手にスマホを持ってノンストップやで。

2016年7月5日

怒るから脳卒中なのか それとも脳卒中だから怒るのか


Anger and stroke: a potential association that deserves serious consideration.
2016  6月  ブラジル

怒りと脳卒中の発症、脳の損傷部位と怒り感情との関連について調べてみたそうな。


関連する689の研究論文から21件を厳選し、データを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・慢性的な怒りと脳卒中 および特定の脳部位の損傷と怒りには関連がありそうだった。

・しかし怒りの定義自体が研究者により異なっていて、評価がバラバラだった。

・脳の損傷部位と怒りとの関連について共通した結論はなかった。

・いくつかの研究では右脳損傷が怒り行動の原因で、別の研究では左脳が怒りに関連すると結論していた。

・脳卒中の前と後の怒り感情についても共通の見解はなく、この2つに関連がないと考える研究者もいた。

ほとんどの研究者が怒りと脳卒中との関連を認めてはいるものの、研究手法がまちまちのため理解が深まっているとは言えない状況だった、


というおはなし。

写真:怒り

感想:

運転再開して間もないころ危なかった。
ちょっと判断がトロくて 軽トラの爺さんにビービービーと激しくクラクション鳴らされた。
その瞬間にいろんな種類の感情や怒り、憤りが押し寄せてきて圧倒され意識が飛びそうになった。

あとになって あのときよく切り抜けられたと不思議に思うほど激しい感情だった。いまでもフラッシュバックする。
この体験があってから「犯罪者」という肩書は常に紙一重のところにあることを理解するようになった。

2015年12月4日

立方体のはなし

ブログ継続 満6年を記念してメモ

これまで あたまオカシイと思われるのが嫌で発症当日の幻覚関連のはなしはほとんどしていない。特にこの立方体のことは誰にも言ったことがない。

心に秘め続けて妄想を膨らませるのもどうか、、と思い吐き出すことにした。


脳の異変に気づいて勤め先を早退して 地下鉄のホームまで辿り着いたところで左手足の力が完全に抜けて床に崩れ落ちた。右手足だけで這って近くのベンチによじ登り腰掛けた。

右手で左手足をさすりながら「まずいことになったなー」と思っていた。

そしたら目の前に一辺5mほどの金属光沢 半透明の立方体が現れた。それがググっと近寄ってきて膝に触れるほどの位置で止まった。同時にその重量が5000万トンあることを直感的に知った。

「これがお迎え現象なのか、、」と思った。

こんなクソ重たい奴が相手じゃ為す術はないと観念して目を閉じた。

つぎの瞬間ホームの床の上に仰向けで、近くにいた人が救急車呼んでくれた。


文字にするとこれだけなんだけど、のちにこの立方体が時間旅行機だった気がしてならなくなった。というのもそのあと病室で 「とにかく時間についてしらべなきゃ」って気持ちが繰り返し強くなり、以来 そっち系の話(時をかける少女、ドラえもん、スーパージェッターなど)を集めては 考えを巡らすようになった。

じつは現在も脳卒中以上に関心を持っていて、専用のWebサイトも作った。日によってはここよりもアクセスがあり ツイッタもやっている。

2014年12月4日

5年前の今日、このブログを始めた。

キリがいいので振り返って思いついたことをメモ。

・あっという間。始めたのが昨日のことのようだ。アタマのリハビリを兼ねて好きでやっているので 更新はほとんど苦にならない。

・とは言ってもネタ探しには時間がかかる。「脳卒中」をキーワードに検索結果を新しいもの順に片端からチェックしている。それらのうち脳卒中経験者として興味の持てるニュースは20-30件に1つしかない。

・365日x5年=1825件以上の記事が溜まった。そのわりにはアクセスが当初からほとんど増えていない。

・たぶん脳卒中になる人は高齢者が多いのでネット触らないのだと思う。

・記事の更新をツイッターで3年半、自動でつぶやかせていたものの フォロワーが30人にも達し 閉鎖。

・フェイスブックはいまだ使い方がわからずアカウントもない。

・最近1年間のアクセスを解析した結果 ツイッターやフェイスブックからの流入者数は全体の1%にも満たなかった。

・ふた月ほど前に_ブログ村を知りランキングに参加してみた_ところ、訪問者数ベースで病気系ブログの20位前後に居ることはわかった。

・上位はガン闘病記ばかり。とにかく脳卒中分野はネット使う人の密度が低い。ここになにかしらの市場を見出そうとしている人は苦労すると思う。

・ごくごくたまーに「記事が役にたったよ」とメッセージをもらうことがあり励みにしている。


これまで再発もなく過ごせたことに感謝かな、、


2014年1月18日

【嬉しい】片足立ち訓練がやたら効いたので記録しておく

先月、脳卒中から5年間が経過した。

発症後 早い時期から歩くことはできていて、これまで大した不満もなかった。

しかし左足首に適切なタイミングで力が入らず、立ったまま靴下を履いたりすることはできなかった。

そしていまさらながらに片足立ち訓練を始めてちょうどひと月くらい経ち、すこぶる調子が良いのでメモしておく。



訓練といってもタイマーを持って右足を少し浮かし30秒間左足だけで立つ、それを1日に1回やるだけのことである。


最初は連続して片足立ちでいることができなかった。

立っている最中 足首、足の裏、脛がやたら痛くなった。

またどういうわけか左手の指先から肩にかけて激痛と言ってもいいくらいの痛みが襲ってきた。

立っているコツを憶えて時間を1分に延ばすと、それら左足、左手の痛みはさらに激しくなった。

ちなみにこの痛みは片足立ちをやめるとまもなく収まった。


痛みを我慢して1-2週間経ったころだろうか、立っていられる時間が2分に延び、いつの間にか痛みが消えていた。

そして左足の裏に面を感じるようになった。

足の裏のどこに重心があるのかがはっきりわかるようになってきた。

そのうち足の指の1本1本が頭の中に見えてきて、それらのどこに力を入れているかがわかるようになっていた。



いまは立ったままでなんとか靴下が履けるようになった。

駅の階段の登り降りが楽しくて仕方がない。

昨日、横断歩道の信号点滅を見て思わず小走りしている自分に気がついた。


まだ右足には遠く及ばないが、発症5年後にしてこれほどの進歩をこんなにシンプルな方法で、しかも短期間に達成できるとはまったく想像していなかった。


追記:

片足立ちを連続何分間できるかさっき挑戦してみた。

3分を超えたあたりから左手足に再び強い痛みが現れるようになった。

これを堪えて5分間、片足立ちできた。

このよくわからない痛みをやがて脳が理解できるようになると、さらに先の世界が見えるのかも知れない。

2013年12月15日

足首深部感覚トレーニングをやってみた


An Ankle Proprioceptive Control Program Improves Balance, Gait Ability of Chronic Stroke Patients.
2013  10月  韓国

足首の深部感覚トレーニングプログラムの効果を検証してみたそうな。


発症後6ヶ月以上経過した慢性期脳卒中患者13人について、足首の深部感覚トレーニングを1回30分間×週2回×6週間行った。

その後、足首の筋力、バランス、歩行スピード等を評価した。


深部感覚トレーニングのおもな内容:

1:足首関節の柔軟体操
2:立位での体重支持
3:片足立ちでの体重支持 いろいろ


次のようになった。
・足首の背屈筋力、機動力、歩行能力がおおきく改善した。


足首深部感覚トレーニングは効く、


というおはなし。

写真:足首深部感覚

感想:

足首のグニャグニャ感がいつまで経ってもよくならないので、
最近、片足立ち訓練を始めて、とても調子がいいところだった。

足首の深部感覚が鈍っているためか、体重移動を察知して瞬時に足首の必要な筋肉に力を入れることが難しい。

結局その種の姿勢調整はすべて右足に頼ってしまい、しかもほとんど問題も起きないのでなかなか進歩しない。

そんなこともあって、この報告に関心を持った。


2013年7月6日

脳卒中患者の栄養失調は病院の食事が美味しくないせいなのか


Malnutrition and Risk of Malnutrition in Patients With Stroke: Prevalence During Hospital Stay.
2013  7月  オランダ

脳卒中患者の入院中の栄養不良がどの程度あるのか調べてみたそうな。


73人の急性期脳卒中患者について栄養状態を調査した。
このうち23人は入院日から10日後までの栄養状況を知ることができた。


次のようになった。

・入院時、9%が栄養良好でなかった。

・10日後、26%が栄養不良、39%が栄養良好でない状態だった。

・つまり入院10日間で、栄養上の危険状態にある患者の割合が9%→65%に激増した。



脳卒中患者は最初の10日間で栄養状態が急激に悪くなる可能性が高い、


というおはなし。




感想:

最初の3日間くらいはなにも食べなかった気がする。

点滴のおかげでお腹が空かないし喉も渇かない。


そのあとの病院食が恐ろしくマズくて、お腹が空いているのに残したくなるほどだった。

だからこの調査結果には妙に納得。

2012年4月14日

脳出血がきっかけで気色悪いアートに取り組むようになった画家


How a cerebral hemorrhage altered my art.
2012  3月  アメリカ




44歳で脳出血になった画家(兼大学教授)の自伝。


脳出血がきっかけで作風が激変した。


自分の脳の画像を使った

奇妙なアートを作るようになった。↓↓↓

写真:脳卒中アーティスト


この画家のホームページ





感想:

年齢、病名、脳画像アートへの関心など、

自分に似たものを感じたのでメモ。


わたしのアトリエ ←

2011年10月11日

先に麻痺している腕を袖に通して… それが案外難しい


Task-specific practice of dressing tasks in a hospital setting improved dressing performance post-stroke: A feasibility study.
2011  10月  オーストラリア




脳卒中入院患者向けの更衣に特化したグループトレーニングの効果について調べてみたそうな。


1回1時間、週2回のグループ更衣トレーニングに参加した患者は119人。



退院までに自立度を表すFIM評価の点数が

上半身更衣で2.2ポイント

下半身更衣で2.7ポイント



向上した。


というおはなし。






感想:

いまさらこういう地味なことを研究している理由が理解できなくて興味が湧いた。



たしかに片麻痺の更衣にはコツが要る。


グニャグニャになっている腕をトレーナーの袖に通すのは本当に難しかった思い出。

2011年6月9日

運転中 話しかけて返事がなくても、無視しているわけじゃないんだよ


Dual-task demands of hand movements for adults with stroke: a pilot study.
2011 6月 アメリカ




一般に、脳卒中患者に歩きながら頭を使う作業をさせると

歩行スピードが遅くなったりする。



上肢の運動が、歩行や話す機能に影響があるかどうかを調べたそうな。



19人の脳卒中経験者について、

麻痺手もしくは健常手を振りながら、

狭い道を歩き、かつ、または、話す、

という作業をさせてその様子を録画し、

腕の振り、歩行のリズム、話すスピードを解析した。




その結果、

・話しながらだと健常手の腕の振りの頻度が増える。

・麻痺手を振りながらだと歩行スピードが遅くなる。

・腕を振りながらだと話すスピードが速くなる。




などの傾向が見られた、


というおはなし。







感想:

こういうことが普通にあると知って安心した。



自分の場合は、特に、

自動車運転中に同乗者に話しかけられると言葉が出ない。


ごく簡単な質問でも答えられなくなる。




きっと、緊張を強いる作業の最中には

脳みその余力が枯渇してしまうのだと思う。






最近では物事を考えるのが面倒くさくなってきて、

"人生なるようになるさ理論" を信奉するようにしている。

2011年6月5日

このブログは自らの正気を保つため


Neuropsychological outcome after a first symptomatic ischaemic stroke with 'good recovery'
2011 6月  フランス




めっちゃ回復の良かった脳梗塞患者の神経心理面への影響を調べてみたそうな。



初めて脳梗塞になって、もともと認知機能に問題のなかった患者のうち


運動、感覚、言語に何の障害も残さずに回復できた60人を対象とし、

年齢や教育レベルが同等の健常人40人と比較した。




その結果、

・健常人と比較して多くの認知面での能力低下が見られた。

・実行力の欠如、注意力、記憶力の低下が見られた。

・うつ症状はみられなかった。

・物事への無関心さが目立った。






一見 元通りに回復しているようでも、

内面にいろんな問題を抱えているんだよ、


というおはなし。







感想:

自分の事を言われているようで気味が悪かった。


・とっさに言葉が出ない。

・なにをやってもすぐに眠くなる。

・物事への関心が続かない。

・おかしな考えで頭がいっぱいになる。


などなどなど

2011年5月17日

脳卒中になって早ン年、自分は患者なのかサバイバなのか?


Stroke epidemiology and one-month fatality among an urban population in Iran.
2011 6月 イラン




イランでの脳卒中の頻度、内訳、リスク要因などについて調査したそうな。



460人ほどの脳卒中患者について調べたところ、

・脳卒中の発生率は、10万人あたり384人

そのうち

・脳梗塞:75%

・脳出血:21%

・クモ膜下出血:3%


主なリスク要因として

・高血圧:75%

・糖尿病:56%


最初の1ヶ月間の死亡率:25%

であった。

発症率は先進国に比べ高く、

高血圧、糖尿病の率も途上国より高かった、

というおはなし。






感想:

日本での発症率はどのくらいかな?と思って、てきとーに検索すると

10万人あたり だいたい100~200人とでた。



200人とすると


200/10万=1/500

→従業員500人の会社で毎年だれか1人が脳卒中になる。




人生100年とすると

1/500 x 100年  =1/5

→長い人生のうち 5人にひとりは 1度は脳卒中を経験する。




日本の人口が1億人として

1/500 x 1億=20万

→毎年20万人の脳卒中患者が生まれる。




しばしば日本の脳卒中患者は140万人いるというはなしを聞く。


年間発症者数の7倍の数字(140/20=7)になるのは

後遺症を引きずって長年脳卒中患者状態に居るひとが多いこと、と理解する。





だとしたら、脳卒中は

いったい いつまでが "患者" で、

いつからが 単なる "経験者" になるのか?


ここがいつも不思議に思う。

2011年4月13日

自分で救急車を呼ぶのは甘え かな


脳卒中医療、格差なくせ
基本法制定へ超党派議連
関係者「前進目指す」

2011 4月 共同通信



夢の脳梗塞治療薬tPAの使用率が2%に過ぎないことを問題とし、

・tPAを扱える専門医と

・救急対応できるインフラ、

・すぐに救急車を呼ぶ啓発活動

の充実を求める国会議員の集まりができた、 というおはなし。



これ読んで、直感なんだけど、

tPA治療の対象になる患者は増えない、  と思った。




記憶を辿ると、

最初の症状を認識したのは入院前日の晩だった。

足の感覚の鈍さ をなんとなく憶えている。



翌朝の通勤途上でも足の違和感があった。

その後、登り階段でつまずいて転んだり、

かばんを落としたり、

財布を開く手がおぼつかなくなっていたことも

憶えているのだけれど その時点では脳卒中だとは思わなかった。




キーボードの打ち間違えを連発してようやく脳卒中の可能性に気づいたのは昼過ぎ。


ことの重大性に気づいてはいたものの、

まずは仕事に区切りをつけて、

一旦家に帰ろうとして途中で力尽きて倒れ、

救急車を呼ばれて病院に運ばれたのが16時だった。




tPAは発症後3時間以内でないと適用できないから、

自分のようなケースではまったくの問題外になる。

(自分がもし脳梗塞だったら手遅れ)





心の中で警報は鳴っていたのだけれど

すぐに病院へ避難することはしなかった。




人は自分の危機的状況をなかなか認めようとしない。



自分にだけはそんな恐ろしいことが起きるはずはない、

と深いところで信じている。




もしくは 

危機から逃げてはいけない、

立ち向かわなければならない、と思うのかも知れない。





ふたたび 自分が同じ状況になったときに

救急車を呼べる自信がない  …

2011年4月10日

病院を主席で退院しても、社会に出たらタダの人以下

昨日の記事についてOTセラピストの方から次のようなメールをもらいました。


『担当している方が、
ブルンストロームステージ6、全運動可にも関わらず
介護レベル2のままで病人状態です。
これは一体どういうことでしょうか?』



といった内容でした。




常々考えていることを記す良い機会と思ったので

ここで勝手にとりあげさせてもらいます。





こういうこと、と思います。


脳卒中リハビリのシーンで用いられる機能評価スケールの多くは

その最良スコアの状態が

"生活動作の自立ができる"、

に相当していると考えます。



つまり病院では自立ができるほどに身体が機能すれば満点評価されます。



ところが、自立に要する身体機能レベルというのは、

健常人が持つ限界能力の20%程度で済むと考えます。



なぜ20%かというと、

健常人は瞬間的に時速20キロ程度で走ることができます。

しかし、自分のような脳卒中経験者で驚異的なまでに回復した者でも

走ることは極めて難しく、せいぜい健常人の通常歩行速度の

時速4キロメートルが精一杯です。



交差点で信号が点滅していても小走りにできません。


この速度の比をもって 例として 20%と考えます。





病院でどんなに優秀な回復成績を収めたところで

発症前の身体機能レベルには程遠いのです。



じゃあ、もっとがんばって発症前のレベルに到達するよう

さらにリハビリすればいいじゃないか、とも思いますが、


すでに生活動作の自立ができているため差し迫ったその必要性は感じません。




ところがその一方で、

この社会では異常なまでの体力重視の勤勉さが求められます。


例えば、

サラリーマンは地震や台風が来ようが、電車が動いてなかろうが

必ず出勤しなければなりません。



健常時の20%の身体能力でこんな修行僧のような通勤生活を送る

ことはほとんど不可能に感じられます。



こういった社会状況から受ける不全感の壁が非常に高く感じられ、

心理的に病人ゾーンを抜け出せなくなっている人が多い、




そう考えるのです。

2011年3月31日

どっちの脳がやられたにせよ、料理は火を使うから慎重にね


Meal preparation abilities after left or right hemisphere stroke.
2011 4月 メキシコ




脳卒中による脳損傷部位の左右の違いが

食事準備能力に影響を与えるかどうかを調べたそうな。




右利きの被験者を109人集めた。

内訳:
左脳損傷30人
右脳損傷16人
健常63人


トーストと熱い飲み物を作って、食べて、片付ける作業を観察、評価した。




結果は、

・脳卒中グループは健常者に比べ、とにかく時間がかかった。


・個々の作業ミスの内容に大きな違いはなかったが、

左脳損傷者は右脳損傷者に比べミスの数が多かった。



これらの違いは認知機能の障害程度に由来するのではないか、

という内容。



写真:トーストとコーヒー







退院の2日前、OTの時間の焼きソバ実習を思い出す。



病院食に飽きてきていたので

そのウマさは衝撃的だった。


療法士の分まで食べた。







いまは毎日、バリバリ料理してます。

2011年2月15日

さいきんのこと

自分のこと。


ふたつきほど前に、

身体の調子が非常に良い感じが続いたので
調子にのってスクワットを200回くらいやった。



そうしたら左手足のしびれが半端無く激増して
しばらくひどい状態が続いた。


手には革の手袋を、足には長靴をさらに上履き
したような麻痺マヒの日々が続いた。




ところがこの1~2週間ほど再び非常に調子が良いのである。


いきなりキーボードを打つスピードがアップし、
階段を降りる際の足首の滑らかさが
いままでとはまったく違う。






推測なんだけど、

脳って結構簡単に出血したりしているんじゃないか、
そしていつのまにか綺麗に治っちゃう。


そんな気がする。




TIA(一過性脳虚血発作)なんていうのもたまたま病院に行ったからそう診断されるわけで、

だまっていたらだれにも気づかれない。



自分の場合は既に神経経路にダメージを負っているから

その ちょっとの さらなる出血なりが、
しびれの増加につながって、敏感にわかるのではないか…と思う。





そして、

筋肉同様、脳にもまた、"超回復" があるんじゃないか、とも思うのである。


TIAを経験したことのある脳卒中患者の予後は良い、と言うし、

自分の最近の回復具合も今までにない良いレベルに到達している。


もう退院して2年以上経つのに、心身共に、日々よくなってゆくような気がする。



そんなふうに考えると、

脳卒中による脳への過大な負荷は、
常人では到達できないレベルへ脳が超回復するチャンス、と とらえることができる。

2010年11月4日

デルタレゾナンスを1年以上愛用しています。




デルタレゾナンスは、
バイノウラルビート(binaural beat)反応という
人の持つ自然な聴覚機能を利用して

暇な時間にも効率よく脳に刺激を与え続ける
ことができる音響ファイルです。


こちらのサイトで入手できます。


ダメージを負った脳は、刺激の多い環境に置かれると
その可塑性が促されることが多くの研究からわかっています。



当時、他に試すことができるものがなかったため
ダメもとの気持ちで利用し始めました。





もしこれに出会えていなかったら…

と思うとかなり怖い気がします。




頭がとても冴えるので、

毎日ブログの更新をする際には、必ずこれを聴いています。


デルタレゾナンス使用者の感想

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