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2023年8月18日

麻痺しなかった手の隠れた危険、最新研究が明かす

2023  8月  カナダ


これまでの研究で、脳卒中生存者の最大37%が損傷脳半球と同側の肢に運動障害を経験していることが示されている。

しかしこれらの障害と、対側肢の障害度や損傷脳半球の左右との関連はよくわかっていないので、

臨床評価よりも感度の高いロボット運動機能評価をもちいて、くわしくしらべてみたそうな。

2023年8月4日

キネシオテーピング:脳卒中リハビリの神話と現実

2023  8月  ブラジル


キネシオテーピングは慢性期脳卒中患者のリハビリテーションに用いられてきた。

その有効性について、キネシオテーピング単独または他の介入との組み合わせでメタアナリシスをこころみたそうな。

2023年7月16日

脳卒中リハビリの新たな可能性:上肢機能の3つの鍵

2023  6月  アメリカ


アメリカには700万人以上の脳卒中経験者がおり、約半数が慢性的な障害を持っている。

上肢の片麻痺は最も一般的な障害で、生活の質に大きく影響する。

片麻痺の上肢リハビリテーションについて最近では年間300件ペースでランダム化比較試験が行われているにもかかわらず、有効な治療法は見つかっていない。

そこで、慢性期の脳卒中経験者の上肢機能回復に「有望な」3つの治療法(高用量訓練、両側運動プライミング、迷走神経刺激)についてまとめてみたそうな。

2023年1月22日

ボバースセラピーは麻痺上肢に効果あるの?

2022  12月  オーストラリア


1950年代に開発されたボバースセラピーは長年、脳卒中リハビリテーションの主流であった。

特殊な手技によって自発的な動きが促進されるとし、セラピストによる姿勢と体幹にフォーカスした感覚入力が重視されている。

ボバースセラピーによる麻痺上肢の改善効果は、いくつかのメタアナリシスで評価が低いので、

他のリハビリ法と介入用量(時間)をマッチさせた比較をするべく、あらためてメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年9月2日

麻痺上肢は在宅リハビリでヨシ!

2022  8月  ブラジル


脳卒中後の麻痺上肢のリハビリについて、在宅エクササイズとリハビリセンターでのそれを比較して効果をくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月25日

「改善したらお金あげる」のリハビリ効果

2021  12月  スイス


脳卒中経験者の50%には上肢に障害が残るという。

リハビリトレーニングの効果は限定的で、たとえばロボット支援療法のランダム化比較試験では、トレーニング時間がおなじ場合では従来型のリハビリと効果に差がないことがあきらかになった。

治療可能性を高めるための要素として、「報酬」が考えられる。

そこで、金銭報酬を取り入れた場合の上肢トレーニング効果を実験してみたそうな。



37人の亜急性期脳卒中患者について、金銭報酬群19人と対照群18人に分けた。

VRリハビリシステムを用いて上肢リーチ動作トレーニングを3週間行った。

金銭報酬群にはVRゲームのスコアに応じた金額を銀行振込する約束をした。

対照群はゲームスコアのみをフィードバックした。



次のようになった。

・介入期間中に金銭報酬群は中央値で131スイスフラン(16240円相当)を獲得した。

・手の及ぶ可動域の改善はあったが、群間の差はなかった。

・しかし、3ヶ月後の Box and Block Test および Fugl-Meyer上肢 のスコアが、金銭報酬群でのみ有意な改善を示した。


上肢トレーニングに金銭報酬を取り入れたところ、腕の活動性と障害程度に従来型トレーニングでは得られない有意な改善が認められた、


というおはなし。
お金がすべて


感想:

ビンボーな患者ほど効果がでるだろな。


2020年12月1日

シータ波対称性と上肢機能障害

2020  11月  オランダ


脳卒中による半球損傷は脳波のとくにデルタ波およびシータ波の変化に反映されるとする報告がある。

そこで、脳卒中後の早い時期に記録された安静時脳波の左右対称性から、6ヶ月後の上肢機能スコア上の運動障害を予測できるかどうかを検証してみたそうな。

2020年8月13日

軽い脳卒中なのにいつまでも握力が弱い

2020  8月  スペイン


脳卒中患者のおよそ70%は上肢運動機能になんらかの障害がおきるという。しかし握力パフォーマンスについてのくわしい報告はほとんどないのでしらべてみたそうな。

2020年6月19日

アームスリングは歩行やバランスに良いか?

2020  6月  ベルギー

脳卒中患者の肩の痛みや亜脱臼にたいするアームスリングの効果はあきらかになっていないが、アームスリングがほかに役立つシーンがあるかもしれない。

これまで、上肢が脳卒中患者の歩行やバランスにおおきな役割を果たしている可能性が指摘されている。

そこで、脳卒中患者の歩行やバランスへのアームスリングの効果についてシステマチックレビューをこころみたそうな。

2020年3月11日

麻痺しなかった手への影響はずっと続くのか


Chronic Stroke Survivors Experience Continued Impairment of Dexterity but not Strength in the Nonparetic Upper Limb
2020  2月  アメリカ

脳卒中患者のおよそ3分の2は上肢とくに手の機能に障害を負うという。

さらに麻痺のなかった手についても動きのスピードや正確性が低下するという報告が数おおくあがっている。

しかしこれら非麻痺手がもともと利き手であったか否かや、手の巧緻性と筋力を分けてしらべたものはほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月22日

杖歩行で健常手に異常


Short-term cane use in subacute stroke patients affects the nonparetic upper extremity nerves
2020  2月  韓国

慢性期の脳卒中患者が健常手を酷使すると神経障害を生じることがある。しかし亜急性期での杖使用による影響はほとんどしられていない。

そこで、亜急性期の脳卒中患者の杖使用による上肢神経への影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年2月10日

上肢機能の2年間回復曲線


Recovery of upper limb function is greatest early after stroke but does continue to improve during the chronic phase: a two-year, observational study
2019  10月  オーストラリア

脳卒中患者の最大70%は上肢機能に障害をうけるという。

その回復プロセスには上肢の能力とパーフォーマンスの側面がある。

これらを長期にしらべた報告はすくないので、脳卒中の早期から24ヶ月間までの回復をフォローしてみたそうな。

2020年1月1日

腹筋トレで上肢機能が回復する


Abdominal muscle strength and the recovery of upper extremity function in stroke patients- a study using propensity score matching
2019  12月  日本

さいきん体幹機能と脳卒中患者の上肢機能との関連をしめす報告があった。体幹姿勢を安定させる支持具をとりつけると上肢機能が直ちに改善したという。

そこで体幹機能のうちとくに「腹筋力」に着目して上肢機能との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月22日

麻痺の程度と上肢の使用時間


Upper limb use differs among people with varied upper limb impairment levels early post-stroke- a single-site, cross-sectional, observational study
2019  11月  シンガポール

脳卒中後の上肢機能の回復は不完全なものになりがちである。

とくに最初の4週間はもっとも回復いちじるしい時期ではあるが、この期間の重度麻痺患者の上肢の使用状況についての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年9月23日

麻痺のない手の機能障害と脳半球


Functional Deficits in the Less-Impaired Arm of Stroke Survivors Depend on Hemisphere of Damage and Extent of Paretic Arm Impairment
2019  9月  アメリカ

脳卒中で麻痺していない方の手の機能障害の報告は1967年からある。

これと損傷脳半球の左右との関係については報告によりことなる。

そこで麻痺のない方の手の機能と損傷脳半球、麻痺手の重症度との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2019年7月13日

麻痺のちいさいほうの上肢のスキル習得能力は


Deficit of Motor Skill Acquisition on the Upper Limb Ipsilesional to the Injured Hemisphere in Individuals with Stroke
2019  7月  韓国

脳卒中リハビリテーションのほとんどは麻痺した側の手脚をターゲットにしておこなわれる。

しかし麻痺していないはずと考えられてきた損傷脳半球と同側の手脚にも若干の運動障害が認められるとする報告が近年ふえている。

これらは筋力低下、感覚低下、巧緻性の障害にみられ その報告範囲も拡大傾向にある。

運動スキル習得(Motor Skill Acquisition)能力については報告がないので実験してみたそうな。

2019年4月27日

脳出血の上肢は1-3ヶ月にグイッと回復する


Upper extremity recovery after ischaemic and haemorrhagic stroke- Part of the SALGOT study
2016  12月  スウェーデン
脳卒中後の上肢麻痺はめずらしくなく、その回復はおもに最初の3ヶ月間に起きるとされている。

発症直後は脳梗塞よりも脳内出血で上肢麻痺が重いとするいっぽう、回復は脳出血のほうが脳梗塞よりも良いという報告もある。

そこで、上肢麻痺の1年間の回復パターンを脳梗塞と脳出血とでくわしくしらべてみたそうな。

2018年8月27日

上肢麻痺でこの筋肉が短くなる


Motor Impairment-Related Alterations in Biceps and Triceps Brachii Fascicle Lengths in Chronic Hemiparetic Stroke
2018  8月  アメリカ

脳卒中の上肢麻痺がながく続くことにより骨格筋に変化が生じうる。これまで上腕筋肉の長さを評価した調査は非常にすくないのでくわしくしらべてみたそうな。


慢性期脳卒中で上肢が中等度以上に麻痺した患者11人と健常者11人について

肘を曲げる上腕二頭筋と肘を伸ばす上腕三頭筋の長さを超音波断層画像上で測定し比較した。

2018年7月30日

手の周りには意識が集中している 脳卒中患者では?


Time-dependent decline of body-specific attention to the paretic limb in chronic stroke patients
2018  7月  日本

手のひらに近い位置ではつづく握り動作にそなえて注意力が高まっていて、この付近からの視覚刺激への反応が遠い位置からよりも速くなる現象が報告されている。

これをつかって脳卒中患者の麻痺側への注意力の低下を定量化できれば学習性不使用や空間無視の理解につながるかもしれないので実験してみたそうな。

2017年7月8日

左右不全片麻痺とはなんなのか


Functional recovery differences after stroke rehabilitation in patients with uni- or bilateral hemiparesis.
2017  7月  サウジアラビア

いっぱんに 脳卒中で左脳が損傷すると右半身に麻痺がおこり 右脳が損傷すると左半身が麻痺する。また 脳幹に損傷がおきると両側に麻痺がおきる。

これら麻痺の種類ごとに機能回復度に違いがあるものかしらべてみたそうな。

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