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2016年10月10日

脳卒中後の疲労になる割合


The prevalence of fatigue after stroke: A systematic review and meta-analysis.
2016  10月  オーストラリア

脳卒中後の疲労がどのくらいの患者でおきるのか、これまでの研究をまとめてみたそうな。


関係する過去の研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・921の研究から49件を選んだ。

・疲労の有病率は50%だった。

・うつや測定時期の影響は大きくなさそうだった。

・アジア人を対象とした研究では35%程度と低かった。

脳卒中経験者の疲労は多くに共通した問題だったが アジア人ではその割合が低かった、


というおはなし。

図:脳卒中後の疲労の有病率


感想:

なるほど 疲労は一生ついてまわるのかも、、、

2016年9月3日

6年後にも疲労で悩んでいる脳卒中経験者の割合は


Self-Reported Fatigue and Associated Factors Six Years after Stroke.
2016  8月  スウェーデン

慢性的な疲労は脳卒中のあとに珍しくない。長期的にどのくらいの患者が疲労に悩まされているのか調べてみたそうな。


脳卒中患者102人を6年ほどフォローしたところ、


次のことがわかった。

・6年後 37%の患者が疲労を訴えていた。

・脳卒中が軽症よりも中等度以上の患者で疲労は多く、

・うつや不安障害の兆候を示す者も多かった。

脳卒中から6年後、3分の1の患者が疲労を日常生活上の問題と感じていた、


というおはなし。





感想:

疲労問題にはだいぶん慣れた。
当初の疲労感があまりにすごかったばかりに、疲れそうなことを無意識に回避する癖が染み付いてしまったような気もする、、

たとえば ロングドライブにはまっっったく関心がなくなってしまった。

2016年7月29日

脳卒中後の疲労はマインドフルネスで治るのか


Clinical Utility of Mindfulness Training in the Treatment of Fatigue After Stroke, Traumatic Brain Injury and Multiple Sclerosis: A Systematic Literature Review and Meta-analysis.
2016  6月  ノルウェー

脳卒中などの神経疾患のあとに疲労が起きやすい。しかしその原因はよくわかっていない。

さいきんマインドフルネス療法が がん治療シーンで疲労軽減になる という報告がある。そこで、脳卒中についても効果があるか 調べてみたそうな。


マインドフルネス療法は、瞑想と認知行動療法を組み合わせた心理療法の1つである。

関連する過去の研究を厳選し データを統合 再解析したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中、外傷性脳損傷、多発性硬化症などの被験者257名を含む4つの研究がみつかった。

・マインドフルネス療法の疲労軽減の効果量は -0.37と推定された。

マインドフルネス療法は脳卒中のあとの疲労の解消にやや効果的と考えられる、


というおはなし。

図:マインドフルネスの効果

感想:

マインドフルネスが注目される前には TM(超越瞑想)ってのがこのポジションにあった。日本に入ってきてまもなく、中学生のころ お年玉握りしめて講習に通った思い出がある。

けど経験的に 脳卒中のあとの疲労はこんなものではよくならない。慣れるしかない。

ヨーガや瞑想の脳卒中リハビリ効果ってどうなの?

マインドフルネス・ストレス低減法で脳卒中後疲労感をやっつけろ!?

メモ:

はさみで左手の中指の腹を切ってしまった。ボタボタボタボタ血が流れ出るほどだったが 傷口はまったく痛みを感じない。
数時間経ってからなぜか左手全体が鈍く痛む。

2015年12月3日

脳卒中後のうつと疲労 損傷位置と対処様式


Factors associated with post-stroke depression and fatigue: lesion location and coping styles.
2015  11月  中国

脳卒中あとのうつや疲労感は珍しいことではなく 長く続く問題でもある。それらと脳の損傷部位や心理状態との関連を調べてみたそうな。


急性脳梗塞で情動障害の患者368人について、発症3ヶ月時点でのうつ、疲労の程度を調べ、MRIで確認した損傷位置、対処行動傾向との関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・梗塞の位置が大脳基底核、放射冠、内包にある場合、脳卒中後の疲労に関連し、

・脳卒中後のうつと梗塞位置との関連はなかった。

・障害受容はうつと疲労に関連した。

・回避傾向はうつに関連し、対峙傾向は疲労と関連していた。


脳卒中後のうつと疲労に関連する脳の損傷位置は異なった。また各々の対処様式も違っていた、

というおはなし。
図:対処スタイル

感想:

うつが位置によらないって話はときどき聞く。これっておもしろいと思う。

2015年10月12日

脳卒中やらなくても疲労くらい感じるわな


Prevalence of fatigue in patients 3 months after stroke and association with early motor activity: a prospective study comparing stroke patients with a matched general population cohort.
2015  10月  ノルウェー

脳卒中後の疲労の割合となりやすい患者の特徴を調べてみたそうな。


脳卒中で入院中の患者257人と年齢性別の一致する同数の健常者について、疲労度と活動状況を調査したところ、


次のことがわかった。

・脳卒中発症3ヶ月後 患者の31.1%、健常者の10.9%が疲労状態にあった。

・発症前のうつや疼痛、疲労と関連があった。

・入院後、ベッドで過ごす時間が長いほど疲労リスクが高く、

・寝ている時間が 5.4分増える毎に疲労になるリスクが 2%増加した。


疲労を訴える脳卒中患者の割合は 同性 同年齢の健常者の約3倍だった。とりあえずはベッドで過ごす時間が長くなり過ぎないよう注意することが有効かもしれない、


というおはなし。

写真:疲労

感想:

振り返ってみるに、最初のころはなにもしなくても疲れてた。

そのあとは 例えば自動車運転を30分ほどするとグッタリと横になってた。

最近は、タフになったのか慣れただけなのか 「異常な疲労」を意識することがほとんどない。

2015年8月6日

軽症の若年脳卒中経験者のQoLは疲労できまる


Quality of Life after Young Ischemic Stroke of Mild Severity Is Mainly Influenced by Psychological Factors.
2015  7月  オランダ

若い脳卒中経験者の生活の質QoLに影響する要因を調べてみたそうな。


50歳未満の軽症脳梗塞患者170人と健常者61人を約4年半 追跡調査したところ、


次のことがわかった。

・ほとんどの患者は回復が良く、QoL全体で健常者と有意な差はなかった。

・強い疲労があるとQoLが低かった。

・抑うつや不安も精神的QoLの低下とやや関連があった。


強い疲労や抑うつ 不安は軽症の若年脳卒中患者のQoLに影響した。このことを患者は知っておくべきだろう、


というおはなし。

生活の質


感想:

不安とかうつは理屈でなんとなく理解できるけど、疲れやすくなるのはいったいどういうわけなのかな。

最初の数年間 疲労問題はホントに深刻だった。最近はほとんど意識しなくなったけど。

2015年2月19日

脳卒中後の疲労感と歩数の関係について


Exploratory Longitudinal Cohort Study of Associations of Fatigue After Stroke.
2015  2月  イギリス

脳卒中後の疲労感の原因はよくわかっていない。

そこで身体活動の低下との関係を調べてみたそうな。


平均年齢72の脳卒中患者136人について、疲労、不安、ウツスコアおよび眠さ、QoL、身体活動状況を発症1,6,12ヶ月後に測定し関連を解析したところ、


次のことがわかった。

・6,12ヶ月時点で、疲労認定された患者の歩数は有意に少なかった。

・いずれの時期においても、疲労度高めの患者は歩数が少なく、ウツや不安、眠気が強く、QoLが低かった。

・1ヶ月時点で歩数が少ない患者はその後の疲労度も高かった。


歩数の少ない患者は疲労がひどくなりやすかった。身体活動を上げれば疲労を改善できるかもしれない、


というおはなし。

疲労


感想:

疲れっぽいから歩かないんだろ、、

と思ったけど、自分の経験的に トレーニングを続けて体力が充実してくるにしたがい疲労を意識する頻度が下がってくるね。

2014年11月17日

だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること


Community re-integration and long-term need in the first five years after stroke: results from a national survey.
2014  11月  アイルランド

脳卒中経験者が何を必要とし、社会生活で何に困っているのかを長期的視点で調べてみたそうな。

24-89歳、発症5年後までの脳卒中経験者196人にアンケートしたところ、


次のことがわかった。

・75%以上が移動、感情、疲労、集中力の困難を経験していた。

・感情的苦痛と疲労がもっともサポートニーズの高い問題だった。

・介助が必要なシーンの52%は家族に頼っていた。

・42%は脳卒中で人間関係が大きく変わったと感じていた。

・60%は経済的に打撃を受けた。

・66歳未満で復職できたのは23%のみである いっぽう、

・60%は自動車運転を再開していた。


脳卒中は金銭面を含む社会生活に大きな影響をもたらす。感情的苦痛と疲労の問題は珍しくなく 満足のゆく解決策もない。家族には高レベルのサポート能力が求められる。若年者であれば復職サポートがもっとも効果的なリハビリであろう、


というおはなし。
図:脳卒中患者の悩み


感想:

疲労と感情問題か、、 同じ悩みを抱える仲間がたくさんいることを知ってかえって安心した。

2014年11月5日

脳卒中から10年も経てば「疲労」の悩みは消えているのかしら


Post-stroke fatigue and its association with poor functional outcome after stroke in young adults.
2014  10月  オランダ

脳卒中後の「疲労」は 短期的には予後にネガティブな影響を及ぼす。

では長期的にはどうか、若年脳卒中患者で調べてみたそうな。


18-50歳でTIAまたは脳梗塞になった511人の脳卒中経験者について、発症後平均9.8年時点での疲労度と身体機能を評価し、同性同年齢の健常者と比較した。


次のことがわかった。

・41%が疲労で悩んでいた。健常者ではこの割合は18%だった。

・疲労があると自立度が低く頭の働きのスピードも遅かった。


若年脳卒中経験者の疲労は珍しいものではなく 10年近く経ったのちも続いていた、


というおはなし。
図:脳卒中後の疲労

感想:

慣れてしまったのか最近はそういう状態を特別なことと思わなくなってきた。

2014年9月23日

脳卒中後の疲労は職場復帰を困難にする


Post-stroke fatigue is associated with impaired processing speed and memory functions in first-ever stroke patients.
2014  8月  フィンランド

脳卒中のあとの疲労とウツ、認知機能との関係を調べてみたそうな。


若年脳梗塞患者133人について疲労、ウツの神経心理テストおよび記憶力、推理力などの認知機能テストを発症3ヶ月後、6ヶ月後、2年後に行った。


次のようになった。

・発症3ヶ月後時点で、疲労ありグループは33人、疲労無しグループは100人だった。

・疲労のある患者は無しの者に比べ6ヶ月後でも思考処理速度、記憶力が劣っていた。

・疲労とウツ症状は関連していた。

・思考処理速度と記憶力の低下はウツ症状が解決したのちも続いていた。

・疲労があると2年後時点での復職率が低かった。


脳卒中発症後3ヶ月時点での疲労は ウツ症状や認知機能の低下、復職困難と関連があった。疲労のある患者の思考処理速度や記憶力はウツ症状が収まったのちも続いた、


というおはなし。

脳疲労


感想:

たしかにウツと疲労は別物で、疲労のほうがずっと長く続いた。

2014年9月8日

にんにく注射で脳卒中後の疲労が改善された。 ということはつまり...


High-dose thiamine improves fatigue after stroke: a report of three cases.
2014  9月  イタリア

慢性的な疲労には高用量のビタミンB1投与が効果がある。

そこで脳卒中後の疲労に悩む患者へビタミンB1を経口または注射で多めに与えてみたそうな。


次のようになった。

・脳卒中後疲労の3人の患者について、疲労度を評価した。

・血中のビタミンB1レベルを測定し、正常範囲にあることを確認した。

・高用量のビタミンB1投与により、明らかな疲労改善が見られた。


脳卒中後の疲労は 細胞内輸送または酵素的異常による軽度のビタミンB1欠乏症状が原因なのかもしれない、


というおはなし。





感想:

ビタミンB1強化麦はいつも食べてる。量を増やしてみようかな。

2013年10月3日

急性期に疲労があるとマズイのか?


Fatigue in the acute phase after first stroke predicts poorer physical health 18 months later.
2013  9月  ノルウェー

脳卒中急性期の疲労が18ヶ月後の身体的、心理的健康に影響するかどうか調べてみたそうな。


平均年齢68、入院から2週間以内の脳卒中患者96人について疲労度を測定し、18ヶ月後の身体的、心理的健全度も追跡調査した。


次のようになった。

・急性期の疲労は18ヶ月後の身体的健康と関連があった。

・一方、心理的健康と関連はなかった。

・逆に急性期の身体的、心理的健康と18ヶ月後の疲労との関連は見られなかった。


脳卒中急性期の疲労は18ヶ月後の身体的健康のリスク要因である、


というおはなし。



感想:

急性期の "疲労" って考え方がピンとこない。

急性期ってのは突然手足が動かなくなった直後の緊急事態真っ最中なわけで、のんきに疲労とか言ってる場合じゃないと思う。


自分のばあい、この疲労はヤバイな...と意識できるようになったのは退院して、心に余裕ができてから後のことだった。


2013年6月10日

脳卒中を経験すると精神疲労に悩まされるよね


Mental fatigue and cognitive impairment after an almost neurological recovered stroke.
2013  6月  スウェーデン

脳卒中のあとの精神疲労は復職や社会復帰を妨げるもととなる。

この精神疲労とウツ、認知機能との関連を調べたそうな。


発症後1年以上経ち、リハビリもうまくいった脳卒中経験者24人について、心理テストを行い、精神疲労、ウツ、認知機能を評価し、健常人と比較した。


次のようになった。

・脳卒中経験者では精神疲労スコアが高かった。

・脳卒中経験者はウツと不安の傾向も高かった。

・彼らは注意とスピードを要するテストで情報処理速度が遅く、エラーも多かった。

・この情報処理スピードテストの結果が精神疲労とよく関連していた。



脳卒中後の精神疲労は情報処理スピードの認知機能障害に関連していると考えられる。

これはウツと症状が似ているけれど分けて考えるべきだと思う


というおはなし。


写真:精神疲労



感想:

なんとなくわかる気がする。

電車に乗って流れる外の景色を見ているだけで頭が疲れ切っちゃうんだよ。

2013年3月6日

疲労やウツのある若い脳梗塞患者は早くに死んでしまうらしい


Poststroke fatigue and depression are related to mortality in young adults: a cohort study.
2013  3月  ノルウェー



脳卒中のあとの疲労やウツが、死亡率にどう関わってくるのか

若年脳梗塞患者について調べてみたそうな。



15-50歳の脳梗塞患者190人の疲労度とウツの程度、死亡率を12年ほど追跡調査した結果、


次のようになった。

・死亡率は、疲労度と関連があった。

・死亡率は、ウツの程度と関連があった。




若年脳梗塞で疲労やウツひどい患者は死亡率が高くなることがわかった


というおはなし。

図:生存率曲線

疲労度(FSS)別 生存率曲線

2012年11月15日

疲れやすいのは尾状核のせいだった


Poststroke fatigue is associated with caudate infarcts.
2012  11月  香港



脳卒中後疲労と梗塞の位置との関係を調べたそうな。



500人の急性期脳梗塞患者について、

疲労度、運動機能、ウツ症状、自立度等を評価し、梗塞位置との関連を解析した。




次のようになった。


・125人(25%)が脳卒中後疲労を経験していた。

・脳卒中後疲労は 女性や、高脂血症、ウツ症状のある患者によくみられた。

・脳卒中後疲労がある患者は尾状核や被殻に梗塞がありがちだった。

・脳幹部の梗塞と脳卒中後疲労との関連はみられなかった。

・特に尾状核に梗塞があると非常に高確率で脳卒中後疲労になった。





脳卒中後疲労の患者には尾状核に梗塞があることが多い


というおはなし。




尾状核の位置
写真:尾状核



感想:

この↓記事を思い出した。

脳のこのあたりにダメージを受けて無気力になってしまった女性



2012年10月6日

脳卒中後疲労になりやすい患者の特徴


Prevalence and Predictors of 6-Month Fatigue in Patients With Ischemic Stroke: A Population-Based Stroke Incidence Study in Auckland, New Zealand, 2002-2003.
2012  10月  ニュージーランド



脳梗塞後に疲労を訴える患者の特徴を調べてみたそうな。


ニュージーランドの脳梗塞患者613人について

発症6ヶ月時点での疲労度を計測、解析した。



次のようになった。


疲労患者の割合は30%(男性28%、女性33%)だった。

・高齢になるほど疲労を訴える患者も増えた。

・発症前から失禁のある人や、ヨーロッパ系ニュージランド人に疲労が多かった。

・自立して一人暮らししている人は疲労になりにくかった。

・重度のウツがあると疲労になりやすかった。




高齢で、以前から失禁があって、ウツの脳卒中患者は

疲労問題が起きるであろうことがわかった



というおはなし。

2012年9月3日

脳卒中後の疲労は年齢と関連があった


Fatigue impact scale demonstrates greater fatigue in younger stroke survivors.
2012  9月  カナダ




脳卒中後の疲労は珍しくない。


そのリスク要因について調べてみたそうな。




522人の脳梗塞患者について

1年間追跡調査した結果、



次のことがわかった。


・36.8%が脳卒中後の疲労を経験していた。

・そのうち59.5%は疲労が最悪の症状であるとしていた。

・年齢が若いほど疲労の頻度、持続時間、重症度が大きかった。

・若いほど疲労が認知機能、心理社会的機能に影響があった。

疲労の半数はウツとは無関係に起きた。





若くして脳卒中になったら

まちがいなく疲労が問題になるから覚悟してね



というおはなし。






感想:

たしかに、疲労はいまだ最大級の問題。


なるほど、疲労とウツは まったくの別物。


いまのところ、疲労対策は 眠るしかない。

2012年8月30日

脳卒中後のあるある - 疲労 疼痛 ウツ -


The effects of fatigue, pain, and depression on quality of life in ischemic stroke patients: The Bergen Stroke Study.
2012  6月  ノルウェー



脳梗塞のあと 多くの患者が疲労、疼痛、ウツを訴える。


これら症状を複数持つ患者の割合を調べてみたそうな。




脳梗塞発症後1年前後の患者にアンケートを送り、

328人より回答を得た。




解析の結果、次のことがわかった。

疲労、疼痛、ウツの3つ全てを経験している割合は10.1%だった。

・いずれか2つの症状の者は26%だった。

・症状が多いと健康関連QOLが著しく下がり、死亡率が上がった。








脳卒中後の疲労、疼痛、ウツはよくある症状であり、

これらの有無は生活の質を決定づけることがわかった



というおはなし。

2012年7月18日

マインドフルネス・ストレス低減法で脳卒中後疲労感をやっつけろ!?


Mindfulness-based stress reduction (MBSR) improves long-term mental fatigue after stroke or traumatic brain injury.
2012  7月  スウェーデン




脳卒中のあとの疲労感は復職や社会参加の大きな妨げになるが

未だ 有効な治療法はない。



そこで、薬を使わない新しい方法:

マインドフルネス・ストレス低減法MBSR

を試してみたそうな。


マインドフルネス・ストレス低減法:
Mindfulness-Based Stress Reduction(MBSR)
は瞑想やヨガを取り入れたグループ参加の認知療法の一種である。






18人の脳卒中患者と、11人の外傷性脳損傷患者について

半数ずつ、時期をずらしてMBSRの8週間コースに参加させた。




その結果、

MBSRにより疲労感と認知機能テストのスコアが有意に 著しく改善した。



マインドフルネス・ストレス低減法は脳を損傷したあとの

薬を使わない有効な疲労感対策として

かなりイイんじゃない?



というおはなし。





感想:

こういうアプローチには大変関心があります。


参考リンク:

マインドフルネスフォーラム:MBSRとは

マインドフルネス認知療法(wikipedia)

マインドフルネス認知行動療法(pptファイル by 東京大学)
これ↑の前半部分がわかりやすかった。



2012年6月18日

脳卒中後の疲労を "甘え"と思わないで欲しい


Frequency and natural history of fatigue after stroke: A systematic review of longitudinal studies.
2012  7月  イギリス



脳卒中後の疲労
について過去の研究を調べ直したそうな。



医学データベースから関連する研究論文101件を抽出して、

さらに9件を厳選し 分析した。




次のことがわかった。

・脳卒中後の疲労は3-9割の患者で見られた。

・時が経つにつれて疲労が減るとする論文が7件、増えるとする論文が2件あった。

・3件の論文が疲労が気分的なものであるとしていた。

・うつが疲労をもたらすとする論文もあった。





脳卒中後の疲労は珍しいことではなくて、

発症初期から長く続くものもある。

心理的な関連は未だよくわかっていない



というおはなし。





感想:

これは未だに悩んでいる問題でもある。


ほんとうに疲れやすい。


筋肉ではなく、頭の中が疲れる。


(きっと以前も同じ事を書いているハズ。)


この感覚は経験者でないと理解してもらえないと思う。



脳に乳酸がたまるような感じで

あたまの中の歯車が動かなくなる。


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