2012年1月23日

ミラーセラピーで脳回路が再編されることが判明


Functional Plasticity Induced by Mirror Training: The Mirror as the Element Connecting Both Hands to One Hemisphere.
2012  1月  ドイツ
ミラーセラピーには損傷していない側の脳の運動野が重要な役割を担っていると考えられる。

これを検証してみたそうな。


健常人を13人ずつ、

・ミラーセラピーグループと
・比較グループに分けた。

両グループで右手を使って、棒やビー玉を移動させる訓練を1日20分、4日間続けた。

ミラーセラピーグループには被験者の正面、直角に鏡を置いて、左手が動いているかのように見えるようにした。
比較グループにはただの板を置いた。

訓練後、棒やビー玉を時間内にいくつ動かせるかを測定した。

また、脳機能MRIを撮影して、訓練前後での脳の活動領域の変化を確認した。


その結果、
・右手での移動本数は両グループで違いはなかった。
・訓練していない左手での成績がミラー療法グループで著しく良かった。
・ミラーセラピー訓練固有の左脳運動野の働きが見られた。

ミラーセラピーによって脳の働きに変化が生じることがわかった

というおはなし。
写真:ミラー療法