2014年5月17日

上肢リハビリに効く迷走神経刺激のタイミングと量について


The timing and amount of vagus nerve stimulation during rehabilitative training affect poststroke recovery of forelimb strength.
2014  5月  アメリカ

リハビリ訓練中の迷走神経刺激によって、脳梗塞にしたネズミの前脚の機能を回復できることがわかっている。

そこで 迷走神経刺激のタイミングと刺激量がどう影響するものか、調べてみたそうな。


人為的に脳梗塞にしたネズミについて、
・リハビリ訓練の2時間後に迷走神経刺激したグループはリハビリ訓練中に迷走神経刺激したグループよりも回復度が非常に低かった。

・また、リハビリ訓練中に迷走神経刺激を何倍も多く行ったグループも回復度が低かった。

・迷走神経刺激の代わりにリハビリ訓練を延長したグループに比べると、迷走神経刺激を遅らせたり多くしたりしたグループの方が回復度は高かった。

・しかしリハビリ訓練中の運動に合わせて行われる迷走神経刺激での回復度には及ばなかった。


リハビリ訓練に迷走神経刺激を組み合わせた時の前脚機能回復効果が確認できたと同時に、その刺激タイミングと刺激量の最適化が必要であることもわかった、


というおはなし。




以下の記事の続報にあたる。
迷走神経を刺激しながらリハビリするとすっごく回復するらしい

この研究についてのニュースビデオ