2015年9月23日

患者同士をペアにして相手を観察させるとリハビリがはかどる、、


Dyad Training Protocol on Learning of Bimanual Cup Stacking in Individuals with Stroke: Effects of Observation Duration.
2015  9月  タイ

脳卒中患者をペアにして互いの動作を観察させる訓練方法がある。

この観察時間と訓練効果の関連を調べてみたそうな。


慢性期の軽症脳卒中患者12人をペリングして、さらに2グループに分けて、

両手でカップスタッキング訓練を行った。

ペアの一方がカップスタッキング中、もう一方はその動作を観察する。

実験グループでは、6分毎に交代して4セッション、
比較グループでは、1分毎に交代して24セッション行った。

2日目に両グループ同条件下で、カップスタッキングに要する時間および反応時間を測定 比較した。


次のことがわかった。

・初日の訓練で両グループともカップスタッキング完成時間を短縮できたが、

・実験グループの改善度は明らかに優れていた。

・2日目、実験グループのみが初日のタイムを更新できた。

・反応時間についても同様の傾向が見られた。


慢性脳卒中患者のペア訓練では1分間よりも6分間毎に交代させるほうが学習効果が高かった、


というおはなし。

写真:カップスタッキング


感想:

ミラーニューロンがどうのこうのという前置きがあったが、
実のところ1分間じゃ考える時間が少なすぎてちっとも上手くならない、ってことでもあるみたい。

むしろペアの相手を異性にしたときの効果を実験してほしかった。