2020年1月17日

緑茶はアテローム性の脳卒中も防げる?


Tea consumption and the risk of atherosclerotic cardiovascular disease and all-cause mortality: The China-PAR project
2020  1月  中国

冠動脈疾患と脳卒中は中国の死因トップ2である。

茶の摂取が心血管疾患のリスクを下げるとする報告はおおくある。それら報告のおおくはアジアの茶文化とは異なる国のものもおおく中国でもあてはまるものかうたがわしい。

そこで、茶の摂取習慣とアテローム動脈硬化性心血管疾患(atherosclerotic cardiovascular disease:ASCVD)との関連を大規模にしらべてみたそうな。




中国15の省の住民100902人に茶の摂取習慣についてのアンケートをとり、

その後のASCVDの発生および死亡の有無をフォローして関連を解析したところ、



次のことがわかった。
・7.3年間のフォロー中に3683のASCVDがあり、トータルの死亡者数5479人中1477人がASCVDによるものだった。

・習慣的に(週に3回以上)茶を飲む者のうち、緑茶がもっともおおく、紅茶は8%のみだった。

・茶をほとんど飲まない者にくらべ習慣的に茶を飲む者のASCVDリスクは0.80倍、それによる死亡リスクは0.78倍だった。

・茶を飲む習慣があると50歳時点で予想されるASCVDフリーの期間が1.41年ながく、余命も1.26年長いとかんがえられた。

習慣的に茶を飲むことで、アテローム動脈硬化性の脳卒中や冠動脈疾患を防ぐことができるかも、、、


というおはなし。
図:お茶と脳卒中フリー年数


感想:

緑茶の効果は疑いがない。
50万人が証明した「緑茶」の脳卒中予防効果

事後にも良い。
緑茶と紅茶の神経保護効果

緑茶が脳卒中の記憶障害を防ぐ

緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について