2020年8月31日

脳深部刺激で中枢性疼痛をいやす

2020  8月  オランダ


慢性疼痛に対する視床への脳深部刺激 (Deep brain stimulation:DBS)は成功率にばらつきがあるものの用いられている。

脳卒中後の中枢性疼痛ではその原因箇所として視床の腹尾側核が考えられていて、非常に小さく構造が複雑である。

従来型DBSではリング状の電極による球状の刺激範囲であったが、

指向性をもたせることのできる電極をもった directional DBS が利用できるようになり成果がみられた例があったそうな。



・68歳男性は11年前に多発性の脳卒中となり、右半身に難治性の中枢性疼痛を発症した。

・視床の左腹尾側に指向性DBS電極を埋め込んだ。

・指向性刺激のとき、リング状電極にくらべ良好な改善がみられた。

・この治療によりほぼ50%の疼痛減少がみられた。


脳卒中後の中枢性疼痛のように小さく機能的多様性の高い目標部位にたいして、指向性DBSは従来型DBSより適していると考えられた、


というおはなし。
脳深部刺激療法



感想:

中枢性疼痛は自殺したくなるほどつらいらしいからね。