2021年1月5日

脳卒中後の「孤立」で海馬の再生力が低下

2020  12月  アメリカ


社会的孤立と孤独は脳卒中のリスク因子である。
国勢調査では、65歳以の女性が一人暮らしをしている可能性が高いことが示されている。

しかし、高齢女性での孤立の影響メカニズムについては十分にわかっていない。

近年、社会的孤立がマイクロRNAの発現に反映されているとする報告が続いているので、脳卒中後の孤立との関連を動物実験でたしかめてみたそうな。



メスの高齢マウス80匹を人為的に脳梗塞にしたのち、

ケージごとに1匹または2匹の群にわけ、

15日間飼育した。



次のようになった。

・ケージに1匹の群では脳組織の喪失が多く、死亡率が高かった。

・ケージ1匹群の運動感覚機能の回復は遅く、認知機能は悪化した。

・またケージ1匹群の海馬歯状回の細胞増殖の低下が認められた。

・細胞増殖に関与する経路制御で知られるいくつかのマイクロRNAの量に変化が見られた。


高齢女性の脳卒中後の社会的孤立が、機能回復の不良および海馬の細胞増殖の低下やマイクロRNAの制御異常につながる可能性がある、


というおはなし。
孤立と脳卒中の影響


感想:

病気直後の短い間だったら、同室に仲間がいることは悪くないかも。

長期に一緒にされたらストレスで体調崩しそう。