2022年2月2日

低侵襲血腫除去手術の予後

2022  1月  中国


脳内出血は死亡率が脳梗塞の2-6倍高い。予後にもっとも影響するのは血腫の体積であり部位によらない。

開頭による血腫除去手術は外傷がおおきいためその改善効果を相殺してしまうという。

近年、小さな切開口からの内視鏡下に脳内の血腫を吸引する低侵襲手術(minimally invasive surgery:MIS)が有望な方法として注目されている。

脳内出血へのMISの最新のメタアナリシスをこころみたそうな。



2021年5月までのランダム化比較試験を厳選してデータを統合 再解析した。



次のことがわかった。

・患者2100人を含むう12の臨床試験がみつかった。

・従来の開頭手術または投薬治療にくらべて、MISの死亡のオッズ比は0.62で、

・短期的、長期的にも同程度だった。


脳内出血患者には、従来型の開頭手術や投薬治療よりも低侵襲手術のほうが死亡率の点で短長期的にすぐれている場合がある、


というおはなし。
My 血腫
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感想:

内視鏡下の神経観察には関心があって、20年ほど前に完全非侵襲の神経内視鏡(←動画)を編み出したんよ。