2022年2月10日

脳幹の橋梗塞は糖尿病が原因だった

2022  1月  中国


糖尿病は動脈硬化の原因であり、後方循環系の脳卒中患者に糖尿病がおおいことが報告されている。

そのメカニズムとして、椎骨脳底動脈が高血糖に敏感でプラークがつもりやすくまた破れやすいからと考えられている。

そこで、後方循環系脳卒中の40%を占める脳幹の橋梗塞患者での糖尿病の有病率をくわしくしらべてみたそうな。



2018-2021年の後方循環系脳卒中患者の記録を解析して、橋梗塞と非橋梗塞患者とにわけた。



次のことがわかった。

・脳卒中患者6145人のうち、2627人が後方循環系脳卒中だった。

・心塞栓性や原因不明の脳卒中を除外した1549人のうち754人が橋梗塞であった。

・橋梗塞群の糖尿病率は 42.7% vs. 31.4%で、非橋梗塞群よりもあきらかに高かった。

・橋梗塞の原因でもっともおおかった小血管閉塞の率も、43.2%対30.0%で橋梗塞群が高かった。

・糖尿病は橋梗塞の独立した危険因子だった。


後方循環系の脳梗塞のうち、とくに橋の梗塞では糖尿病の有病率が高かった、


というおはなし。
橋梗塞


感想:

橋梗塞といったらむずむず脚症候群。