元2023 3月 台湾
高血圧は脳卒中の主な再発危険因子と考えられているものの、
降圧療法のランダム化比較試験のほとんどでは有意な再発予防効果が示されていないので、
どの程度血圧を下げたらよいものかメタアナリシスで検証してみたそうな。
1980-2022年の、脳卒中やTIA患者を対象としたランダム化比較試験について、
血圧降下の集中的治療とそうでない場合の比較をしたものを厳選して、脳卒中再発との関連を再解析した。
次のようになった。
・患者40710人を含む10のランダム化比較試験が対象となった。・血圧降下の集中的治療の再発率は、8.4% vs. 10.1%で有意に低かった。・血圧降下度の大きさと再発リスクは対数線形的に関連していた。・脳卒中を含む主要心血管イベントとの関連も同様だった。
メタアナリシスにより、脳卒中患者の降圧療法ではより大きく血圧を下げたほうが再発リスクを小さくできる可能性が示された、
というおはなし。
感想:
降圧薬飲むのが一般的になっているので、十分なエビデンスがあるものだと思っていた。
げんじつは、単一の臨床試験では効果を示せず、都合のよい研究を寄せ集めて統計を駆使してやっと効果の可能性を示せる程度だったとは、、すこし意外だった。
認知機能的には血圧下げるのは悪手なんよ↓。