元2023 6月 アメリカ
両側性転移(Bilateral transfer)はクロスエデュケーションともよばれ、訓練した手足から未訓練の手足に運動活動パフォーマンスが移り向上することを指す。
1858年に研究がはじまりおおくの検討がなされてきた。
そこで、両側性転移を誘発する運動イメージ訓練の効果をあきらかにするべくメタアナリシスをこころみたそうな。
運動イメージ訓練の両側性転移への効果を検討したランダム化比較試験を抽出してデータを統合 再解析した。
次のことがわかった。
・9件の研究が対象になった。・運動イメージ訓練は両側性転移の誘発に有意な効果をしめした。・両側性転移に対する運動イメージ訓練の効果は理学療法のそれと同等だった。・運動イメージ訓練は3人称視点よりも1人称視点のほうが効果的だった。・利き腕から非利き腕またはその逆方向へのトランスファーに有意差はみられなかった。
運動イメージ訓練は、実際に手足をうごかす訓練と同レベルに両側性転移を誘発できた。1人称視点の訓練が好ましかった。脳卒中患者への応用に期待できる、
というおはなし。
感想:
運動イメージ訓練が万能すぎるので、脳卒中患者への場合は、わざわざ両側性転移を経由しなくてもいいとおもった。
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