元2024 3月 中国
腸内細菌叢の変化と頭蓋内動脈瘤(IA)の病因との関連をしめす研究が増えている。
しかし、腸内細菌叢とIAとの因果関係はあきらかにされていないのでメンデルランダム化解析をこころみたそうな。
腸内細菌叢の操作変数(IV)は、MiBioGenコンソーシアムが実施したゲノムワイド関連研究(GWAS)のメタ解析から得た。
IAに関するGWASデータ要約は、23の異なる研究群を含む大規模なゲノムメタ解析から得られた。
腸内細菌叢とIA(破裂と未破裂)、未破裂頭蓋内動脈瘤のみ(uIA)、動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)との因果関係を調べるために、それぞれ5つのメンデルランダム化(MR)法が用いられた。
すべてのMR結果は感度分析により検証された。
次のようになった。
・5つの腸内細菌叢分類群がIA(破裂および未破裂)と、7つの腸内細菌叢分類群がuIAと、6つの腸内細菌叢分類群がaSAHと、それぞれに因果関係があることが判明した。・これらの分類群の中で、IA(破裂および未破裂)、uIA、およびaSAHに対して有意な予防効果を有すると同定されたのはBilophila属だけであった。・感度分析では、採用したIVの影響は一貫しており、異なる変数が結果に影響する水平的プレオトロピーは認められなかった。