2024年5月23日

学歴と脳内出血:知られざる関係が明らかに!

2024  5月  アメリカ


学歴は脳梗塞の発症リスクと重症度に影響を及ぼす重要な社会的因子であるが、脳内出血(ICH)への影響についてはあまり知られていない。

そこで、学歴が脳内出血の重症度や短期予後と関連するかどうかをくわしくしらべてみたそうな。



マサチューセッツ総合病院において1994年から2020年にICHを発症した患者記録を対象とした。

入院時の学歴、既往歴、出血量、重症度と予後予測のICHスコア(0-6点)との関連を解析した。



次のことがわかった。
 
・対象患者2539例のうち、年齢中央値は74歳、2159例(85%)が高校のみの教育を受けていた。

・1655例(65%)がICH容積30mL以下、1744例(69%)がICHスコア3以下であった。

・年齢、所得、職歴、脳卒中前の高血圧と冠動脈疾患の診断を調整後、高卒のみの患者は大学卒業者と比較してICH量が30mLを超える可能性およびICHスコアが3以上である可能性が有意に高かった。


脳卒中前の学歴は、脳内出血の重症度や短期予後と独立して関連しており、学歴が低いほど出血量が大きく、重症度スコアが高かった、


というおはなし。

学歴と脳内出血


感想:

教育水準が高いと健康リテラシーが高く医療システムへのアクセス能力も高いからこういった差がでる、ってことらしいんだけど、



脳内出血患者の半分は抗血栓薬(血液サラサラ薬)の使用者です。教育水準の低い人々は、医師が勧める抗血栓薬をなんの疑いもなく飲み続けるがために脳内出血がひどくなるのではありませんか?』


AI『仮説の妥当性を検討するポイント
健康リテラシーと薬剤管理:
教育水準が低い人々は、一般的に健康リテラシーが低く、医療情報を理解し適切に管理する能力が低いとされることが多いです。これにより、薬剤の服用方法や副作用についての理解が不十分である可能性があります。しかし、一方で、医師の指示に忠実に従う傾向が強いことも考えられます。

医療へのアクセスとフォローアップ:
教育水準が低い人々は、定期的な医療フォローアップを受ける機会が限られていることが多く、これが薬剤の管理に影響を与える可能性があります。適切なフォローアップがない場合、薬の副作用や過剰服用によるリスクが増大するかもしれません。

薬剤の副作用と出血リスク:
抗血栓薬は出血リスクを高める可能性があり、特に管理が不十分な場合には脳内出血の重症化を引き起こすことがあります。教育水準が低いと、薬の副作用に対する理解や管理が不足する可能性があります。

既存の研究の証拠:
既存の研究では、教育水準が低いことが医療リテラシーの低さと関連していることが示されていますが、具体的に抗血栓薬の過剰服用や不適切な服用による脳内出血の重症化についての証拠は限られています。教育水準と薬剤服用パターン、および脳内出血の重症度の関係を直接調査する研究が必要です。

結論
教育水準が低い人々が抗血栓薬を疑いもなくしっかりと飲んでいるために脳内出血がひどくなるという仮説は、一部の側面では妥当である可能性がありますが、明確な証拠を示すためにはさらに詳細な研究が必要です。この仮説を検証するためには、教育水準、薬剤の服用パターン、および脳内出血の重症度の関係を直接調査する研究が求められます。』