~ 5000超の記事をシンプルな単語で検索するよ!

ラベル インターネット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル インターネット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年11月5日

脳卒中なのに病院にも行かず呑気にネット検索している人を大量に発見


A cross-sectional study of individuals seeking information on transient ischemic attack and stroke symptoms online: a target for intervention?
2012  10月  アメリカ



一過性脳虚血発作(TIA)や脳卒中の症状があってもすぐに病院に行かない人が多い。

そういった人たちをネットで見つけ出すことができるか実験してみたそうな。



以下のような仕組みを作った。

1. TIAや脳卒中をキーワードにした英語のGoogle検索広告をアメリカを対象地域として出稿する。

2. この広告にアクセスするとWebサイトに誘導されアンケートと電話番号を入力する。

3. すぐに血管神経学の専門家と電話でつながり、症状が評価される。




結果は次のようになった。

・122日間継続し、計25292人のサイト訪問者があった。

・訪問者の1%にあたる251人がアンケートに回答した。

・このうち175人(平均年齢59、女性63%)と電話でつながった。

・その37人は24時間以内に症状があり、また60人は医者にかかっていなかった。

・結局、39%にあたる68人がTIAまたは脳卒中だった。

ABCD2スコアはあまりアテにならなかった。






TIAや脳卒中の症状があって、それをネットで調べている人をみつけることは難しくなかった。

しかもそのうちの何割かは病院にも行っていなかった。


うまく自己診断できる仕組みを作ってあげると きっと喜ばれると思う



というおはなし。








感想:

脳卒中は高齢者が多い。

彼らがネットで一生懸命に検索している姿を今は想像しにくい。


でも今後はどんどん増えると思う。

2012年10月19日

最新Webサービスで脳卒中患者家族のウツ予防に成功


Reducing depression in stroke survivors and their informal caregivers: A randomized clinical trial of a web-based intervention.
2012  8月  アメリカ



脳卒中患者とその家族を支援するインターネットを介した

ウェブベースの情報システムを構築し、

その活用効果を検証したそうな。




ウェブ上から、脳卒中回復についての

・ビデオ教材

・専門家との面談

・チャット

・掲示板

・メール

・学術情報

等のサービス機能にアクセスできるシステムをつくった。



32組の脳卒中患者とその家族について

このウェブサービスにアクセスできる組とそうでない組とに分けて、

11週間後の精神心理的な状況を比較評価した。




その結果、

患者自身に おおきな影響はなかったものの、

家族のウツの程度が著しく軽減した。






ウェブ経由の情報サービスにより

脳卒中患者を抱える家族を効果的にサポートできることがわかった



というおはなし。






感想:

このブログも多少は役に立っているかもね。

2011年12月6日

近い将来、医者がスマホで脳卒中治療の可能性


ZigBee-based Wireless Neuro-Stimulator for ImprovingStrokeRecovery.
2011  12月  韓国



脳卒中患者の頭をインターネット経由で

電気刺激する装置を開発したそうな。



脳卒中患者の脳表面に電極を埋め込み

脳を直接電気刺激することでその回復が

促されることがわかっている。

(大脳皮質運動野電気刺激療法)



しかしながら、脳卒中患者にとって、

通院するのは大変なことなので、

その電極に無線コントローラを取り付け、

インターネットに接続できる装置を開発した。




この技術により、医師は離れた場所からボタンひとつ

で患者の頭に電気を流せるようになる、


というおはなし。






感想:

エロサイトにアクセスした医者のパソコンが

ハッキングされて、

電流が流れっぱなしになり

全身が硬直する患者が各地で続出する予感。

2011年6月4日

病気の全国調査も今やキーワードを打ち込むだけ


Determination of geographic variance in stroke prevalence using Internet search engine analytics.
2011 6月 アメリカ



脳卒中がどの地域で多いのかを調べるのはとても骨の折れる仕事である。


そこでインターネットでの検索件数をもとに

脳卒中発生件数の地域比較ができるかも知れない、と考えた。



グーグルインサイトという無料のサービスを使うと

地域別の検索量の比較が好きな期間についてできる。


全米の脳卒中の初期症状を検索する量を過去5年間について調べた。


結果はこちらをクリック




アラバマ州、テネシー州で多く、

カルフォルニア州、バージニア州で少なかった。


この結果は従来の方法で調査した過去の研究結果と

非常に良く一致していた。



グーグル先生はこういう分野にも ホント頼もしい、

というおはなし。





感想:

グーグルインサイトの

検索キーワードとしてほかの語を入れてみると飽きない。

脳出血




季節の周期があるのも面白い

花粉症



いま大変ホットな
シーベルト

2010年11月30日

毎日できるオンライン上肢リハビリ 20分150円 24時間対応


Telerehabilitation in stroke care - a systematic review.
2010 11月 オーストラリア



遠隔リハビリテーションの可能性について過去の研究を
調べてみたそうな。

まともな研究の数は少なく、
その費用対効果もまったく不明ながら、

バーチャルリアリティを活用した在宅上肢リハビリ支援など
には効果的なようで、将来的には有望なんじゃないか…
という内容。

遠隔リハビリテーション


理学療法は無理っぽいけど、
作業療法ならビデオチャットができれば今すぐにでも代替可能な気がする。


オンライン英会話スクールのように
すっごい価格破壊が起きそうな予感。

2010年1月15日

プレステ3で遠隔上肢リハビリ

Feasibility of modified remotely-monitored in-home gaming technology for improving hand function in adolescents with cerebral palsy.



自宅のプレイステーション3とリハビリ病院をインターネットで結んで、
ゲームを通して手のリハビリに成功したって内容。
5DT datagrove

こんな感じの市販のセンサーグローブを使うのだそうな。


私もリハビリ病院で Wii を使ったリハビリを体験した。

ひたすらおはじきを拾うといった地味で短調な作業の繰り返しに比べ、
テレビゲームの採用は興味を持続させる効果は抜群だと思う。

ブログランキング・にほんブログ村へ pv

過去7日間の人気記事10

回復と予防のヒント100記事(2017年1月までのぶん)

脳卒中を見逃さない BE-FAST とは
玉子のコレステロールで血管詰まる説はなんだったのか?
緑茶を飲めば慢性期でも脳が再生するという根拠について
2度めの脳卒中で可塑性が再び高まる可能性について
高齢の脳卒中患者へのリハビリは無駄なの?
人生に目的を持つ高齢者の脳には梗塞が寄りつかないことが明らかに
目的をイメージしながら動作訓練すると脳がより広く鍛えられることが明らかに
脳卒中予防には歩く時間が大切 距離やスピードじゃなくてジ・カ・ン
日本人が脳卒中で死なないための生活習慣が判明
水をたくさん飲むと脳卒中にならない、はホントだった

口の中が汚いと脳内出血になるという根拠について
脳梗塞と脳出血を同時に防ぐ肥満度BMIがわかった
脳卒中を防ぐミルクとチーズの量が明らかに
片麻痺の立ち上がり訓練 効果的なやり方
脳卒中は脳機能8年間分の老化に相当することが明らかに!
高血圧の脳卒中予防には葉酸サプリメントが効くことが判明
[ ナッツ vs. 豆 ] 脳卒中予防に適しているのはどちら
触覚刺激で脳がすぐに回復し その効果が10年以上続く可能性について
脳が再生する運動強度がわかった
緑茶とコーヒーを飲むと相互作用で脳出血リスクが3割減ることが判明

脳卒中で復職可能な年数がわかった
ランセット誌:塩分減らすとかえって脳卒中になる
オナニーがきっかけで脳出血になる割合
手の痙縮を解く低周波治療器の効果的使用法が判明!
睡眠8時間を超える人は問答無用で脳卒中リスク46%増し
カップラーメンを週2回以上食べる女性が脳卒中になりやすい理由について
怒りと脳卒中との関連が明らかに
難しい理屈はいいからスクワットをやれ
1日に6000歩以上で脳卒中の再発予防になることを日本の研究者が解明
脳出血で損傷した脳が勝手に再生する可能性について

脳卒中患者がネットを使いこなす理由
若年脳卒中患者は脳の老化が10-20年進んでいた
マルチビタミンの脳卒中予防効果は〇〇年後に現れる
最新の音楽療法 バイノウラルビート (Binaural Beat)
脳卒中になりやすい労働時間がわかった ランセット誌
脳卒中が軽症だからって運転させていいの?
健康のために毎日いっしょけんめい運動するとかえって脳卒中になりやすいことが100万人の調査で明らかに
足をクロスしていたら半側空間無視 確定か?
療法士さんよりもビデオゲームの方が優れていると判明!
両手準備運動をすると脳が刺激されて上肢リハビリが加速することが判明!

心を改め運動を始めるだけで脳の可塑性は復活する
知らない音楽を聴くと脳が広く活動して新しい回路が、
なんとか復職しても仕事は続けられるのだろうか?
NEJM誌:脳卒中で死なない血圧は120未満だからね
脳卒中の言語障害はウェルニッケやブローカのせいではなかった!
手の指を繰り返し動かしてあげても脳への影響はゼロ
片足立ち20秒未満 →小さな脳梗塞や脳出血の可能性高!
[住みやすい国] 日本の脳卒中と自殺との関連について
再発予防のために血圧を120以下にすると長生きできない
【いますぐ実践】片鼻呼吸法で失語症が改善することが明らかに

悪玉善玉比L/Hが低いと脳内出血で死ぬことが明らかに
鼻炎のメリット→脳梗塞予防効果
脳卒中 幹細胞治療のダークサイドについて
ランセット誌:握力よわくなったら脳卒中が近いと知りなさい
だいたい5年後に脳卒中経験者が悩んでいること
ハゲを治そうとして脳卒中になってしまった日本人2例
退院したての元患者が感じていること
麻痺側の触覚を刺激し続けると梗塞を最小限にできる可能性について
脳卒中経験者は自動車運転をナメきっていることが判明
減塩に真面目な人ほど脳卒中で死亡するという事実

納豆を食べると脳卒中で死なない 2万9千人調査
NEJM誌:幹細胞ツアーに参加したら癌ができた
脳梗塞から脳出血へ コレステロールとの関連が明らかに
脳出血で死なないための睡眠時間が判明!
音楽サポート療法の「音楽」はほんとうに必要なのか?
患者に毎日好きな音楽を聴かせたところ、脳に構造改革が起きた模様
感情失禁になる患者の割合について
脳の可塑性のおかげで2年経っても運動機能が回復することが判明
【悲報】脳卒中後、杖を使い続けると麻痺していない手まで動かなくなる
血圧が高いひとは、他人の気持ちがわからない

生活習慣を改めれば脳卒中の再発は防げるの?
カニ歩きと後ろ歩き 片麻痺リハビリに効果的なのは、、
鍼治療の「得気」は小脳のはたらきだった
脳梗塞実績No.1漢方薬 → ほようかんごとう
閉じ込め症候群の患者にあえて生活の質を問うてみた結果、、
砂糖の代わりに甘味料を使うと脳梗塞がさらにひどくなることが判明
ダメージを負った脳組織が勝手に再生する仕組みが明らかに
指ストレッチはいいらしいから さっそくこのビデオで実践することにした
【肥満パラドックス】脳梗塞で長生きするBMIが判明
リハビリの合間のお昼寝は大切 → 訓練がはかどるゾ

刺激豊富な環境で脳梗塞が治る理由
猫を飼う女性は脳卒中で死なないことが判明!
美容院で脳卒中になる女性が続出!
「ストレスが原因」と語る脳卒中患者ほど実はなにもわかっていない
傷ついた脳に効くBDNFが増えるサプリメントが明らかに
運転リハビリに良さそうなおすすめドライブゲーム
【アロマテラピー】ラベンダーの香りが脳梗塞にすごく効く
脳卒中後の疲労感は 只の疲労とはわけが違う
脳卒中がきっかけでホモになることがあるらしい
ダイエットコーラを毎日飲むと脳卒中になることが判明

高コレステロールに朗報 葉酸サプリの脳卒中予防効果
BDNFが7年かけて脳を修復してくれるという根拠について
朝ごはんを食べない日本人は脳内出血になることが判明!
脳卒中予防に最適なビタミンBサプリメントの組み合わせがわかった!
脳卒中経験者の血圧を十分に下げたら死亡者が続出した
痙縮が治る ただの風呂と温泉を比較した
歩きスマホが脳卒中患者のリハビリに適しているという根拠について
磁気嵐が脳卒中を引き起こす と判明!
リハビリは動かせばイイってもんじゃぁない. 本人がやる気になるまで待て.
『足首を鍛えたいのに麻痺して動かないの』→『もう一方の足を鍛えなさい』