体力は回復した。
以前は息が切れて途中立ち止まってしまうような階段でも
一気に登ることができるようになった。
でも、なぜか疲れやすい。
筋肉ではなくて
精神的にというか、きゅうに頭が働かなくなってしまう。
バッテリーのヘタった携帯電話のように、
充電したばかりでも、いつのまにか電池が無くなっている。
これも脳卒中後のアパシー現象の一つ、かと思う。
でも、効用もある。
これまで通りに 力任せで物事を解決しようとしなくなった。
人生が楽になった気もする。
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2010年1月6日
2010年1月5日
歩行リハビリ訓練の恐怖
リハビリ病院に転院して、
歩行訓練の始まってしばらくしたときのこと。
時間のある時に看護師付き添いが条件で、
病棟の廊下を歩行訓練してもよい、ということになった。
杖をついて歩けることにうれしくて、
あるとき看護師に付き添ってもらって
調子にのって廊下をグングン歩いてみた。
通り過ぎる部屋の中をフッと覗いたところ、
頭の中が
もう その部屋の分析でいっぱいになってしまい、
足の運びに注意が向かなくなってしまった。
こりゃマズイな…と思う間もなく、
姿勢を崩し廊下に向かって倒れこみ始めてしまった。
とっさに足も手も出すこともできずに
顔面強打は必至、と思った。
でもそこはプロの看護師さん。
サッと抱きかかえてくれてその場は事無きを得た。
その後からが大変で、
すっかり歩行恐怖症になってしまった。
杖をつきながら歩行訓練していると、
隣に療法士がいるにも関わらず、
"またバランスを崩したらいったいどうなってしまうのか…"
"この足が突然制御が利かなくなって倒れてしまうのではないか…"
"脳がどうかしてしまったのではないか…"
という思いがすごい勢いで頭の中に渦巻くようになり、
その恐怖心を抑えることができないような気がして
身体が震えてしまうのである。
いま思うと、パニック障害ってこんな感じかな、と思う。
ビルの屋上のふちを歩いているような、
長さ10mの竹馬に乗っているような、
そんな恐怖感をもった。
かーなり怖かった。
でもね、克服する方法を見つけるのも早かった。
歩行訓練の始まってしばらくしたときのこと。
時間のある時に看護師付き添いが条件で、
病棟の廊下を歩行訓練してもよい、ということになった。
杖をついて歩けることにうれしくて、
あるとき看護師に付き添ってもらって
調子にのって廊下をグングン歩いてみた。
通り過ぎる部屋の中をフッと覗いたところ、
頭の中が
もう その部屋の分析でいっぱいになってしまい、
足の運びに注意が向かなくなってしまった。
こりゃマズイな…と思う間もなく、
姿勢を崩し廊下に向かって倒れこみ始めてしまった。
とっさに足も手も出すこともできずに
顔面強打は必至、と思った。
でもそこはプロの看護師さん。
サッと抱きかかえてくれてその場は事無きを得た。
その後からが大変で、
すっかり歩行恐怖症になってしまった。
杖をつきながら歩行訓練していると、
隣に療法士がいるにも関わらず、
"またバランスを崩したらいったいどうなってしまうのか…"
"この足が突然制御が利かなくなって倒れてしまうのではないか…"
"脳がどうかしてしまったのではないか…"
という思いがすごい勢いで頭の中に渦巻くようになり、
その恐怖心を抑えることができないような気がして
身体が震えてしまうのである。
いま思うと、パニック障害ってこんな感じかな、と思う。
ビルの屋上のふちを歩いているような、
長さ10mの竹馬に乗っているような、
そんな恐怖感をもった。
かーなり怖かった。
でもね、克服する方法を見つけるのも早かった。
2010年1月4日
急性期病院の給食はうまくない
急性期病院-->リハビリ病院
と転院したが、
最初の病院の給食はうまくなかった。
歯磨き粉のチューブからひねり出したような 鯛みそ なるものが
いっつも出た。
ぜんぜんうまくない。
魚の干物と牛乳のコンビとか、
もうね、
病院食は量も少なくていつもお腹が空いている状態なんだけど、
それでも是非残したくなる うまさ。
急性期病院は患者の長居を想定していないので、
給食部門にはあまりちからを入れていないのだと思った。
リハビリ病院へ転院したら、
状況は一転、
感激したね。
料理のうまさ、心配りに。
と転院したが、
最初の病院の給食はうまくなかった。
歯磨き粉のチューブからひねり出したような 鯛みそ なるものが
いっつも出た。
ぜんぜんうまくない。
魚の干物と牛乳のコンビとか、
もうね、
病院食は量も少なくていつもお腹が空いている状態なんだけど、
それでも是非残したくなる うまさ。
急性期病院は患者の長居を想定していないので、
給食部門にはあまりちからを入れていないのだと思った。
リハビリ病院へ転院したら、
状況は一転、
感激したね。
料理のうまさ、心配りに。
2010年1月3日
人生に苦労が多いと脳卒中になりやすくなる
この研究から
子供のころから人生を通して、
金銭的な苦労などのキッツい出来事が多い人ほど
そうでない人に比べ、
将来脳卒中になる危険性がやや増加する、っていう話。
しかし、その種の苦労の積み重ねは心筋梗塞の類には影響しないらしい。
思い起こせば…
説得力あるような ないような…
子供のころから人生を通して、
金銭的な苦労などのキッツい出来事が多い人ほど
そうでない人に比べ、
将来脳卒中になる危険性がやや増加する、っていう話。
しかし、その種の苦労の積み重ねは心筋梗塞の類には影響しないらしい。
思い起こせば…
説得力あるような ないような…
2010年1月2日
歩行訓練とC-3PO 連合反応 共同運動
リハビリ病院へ転院して
歩行訓練が始まりしばらくして、
なんとか自然に歩くことができるよう努めて
意識していても、
左足の振り出しと左手が連動して動いてしまうことが多かった。
特に緊張したときなどは
コントロールが利かなくなる。
前から人が来てすれ違うだけでも
足と手がガッチガチになる。
担当の理学療法士が、その様を例えてC-3POと言う。
スターウォーズにでてくるロボットの名である。
C-3POは好きなキャラなので特に嫌な気はしなかったが、
うまく言い得ているな…とは思った。
足を出すと手も曲がる、
手を伸ばすと足も出る、
調べてみるとそんな動きのことを
"連合反応"とか"共同(協同)運動"などと言うそうな。
珍しいことではないらしい。
脳の手足の支配領域が近いからなんだろうな、とは思っていた。
歩行訓練が始まりしばらくして、
なんとか自然に歩くことができるよう努めて
意識していても、
左足の振り出しと左手が連動して動いてしまうことが多かった。
特に緊張したときなどは
コントロールが利かなくなる。
前から人が来てすれ違うだけでも
足と手がガッチガチになる。
担当の理学療法士が、その様を例えてC-3POと言う。
スターウォーズにでてくるロボットの名である。
C-3POは好きなキャラなので特に嫌な気はしなかったが、
うまく言い得ているな…とは思った。
足を出すと手も曲がる、
手を伸ばすと足も出る、
調べてみるとそんな動きのことを
"連合反応"とか"共同(協同)運動"などと言うそうな。
珍しいことではないらしい。
脳の手足の支配領域が近いからなんだろうな、とは思っていた。
2010年1月1日
メタボのひとは生まれつき脳卒中にもなりやすい
日本の研究から
メタボリックシンドロームと脳卒中のなりやすさについて、
DNA配列との関連があるかどうか調べたらしい。
で、メタボリックシンドロームでないひとは、
脳卒中になることと いくつかの着目したDNA多型との関連はなさそうで、
メタボリックシンドロームで脳卒中になったひとでは、
それらの強い関連性が示唆された、って内容と理解した。
メタボ気味のひとは脳卒中にもなりやすいよ、
という だれでも知っていそうなことを
むつかしく証明しようとした例の1つ、 かな。
2010年の抱負:
スーパーサイヤ人になる。
メタボリックシンドロームと脳卒中のなりやすさについて、
DNA配列との関連があるかどうか調べたらしい。
で、メタボリックシンドロームでないひとは、
脳卒中になることと いくつかの着目したDNA多型との関連はなさそうで、
メタボリックシンドロームで脳卒中になったひとでは、
それらの強い関連性が示唆された、って内容と理解した。
メタボ気味のひとは脳卒中にもなりやすいよ、
という だれでも知っていそうなことを
むつかしく証明しようとした例の1つ、 かな。
2010年の抱負:
スーパーサイヤ人になる。
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