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2010年1月13日

アバター後うつ : Post Avatar Depression

アバターを観てきた。

想像以上にすごくて 
しかもその後の気持ちがすぐれないので
ネットでの評判を調べてみた。


ぴったりな記事を見つけた。


"脳卒中後うつ" Post Stroke Depression : PSD と言って脳卒中を経験した患者が
うつになり易いことが知られているが、

"アバター後うつ" Post Avatar Depression というのが流行っているそうな。



CNNの記事から
http://www.cnn.com/2010/SHOWBIZ/Movies/01/11/avatar.movie.blues/index.html

PAD

cnnのyoutubeビデオ




アバターの3D映像世界があまりにリアルで美しいため、
自分たちの現実世界が色褪せて見えて、生きる気力を失ってしまう人が続出、
ってことらしい。



わかる。



おまけに主人公は半身不随の障害を負っていて、その状態が転じて
最強の戦士になり ハッピーエンドなのだから
僕らのような後遺症を背負った脳卒中生還者にはちょとキツイ。


実は上映時間があんまり長くて
さんざん尿意を我慢したのち 途中トイレに行っていた。

おかげで映画に没入しきらずにアバター後うつも軽度で済んでいるのだと思う。




それにしても、いつの間にかあそこまでCGが進歩していることに驚いた。



このさき世の中どうなってしまうのやら想像がつかない。

2010年1月12日

急激な視力低下

脳卒中になる前は視力が両目共に1.5以上あった。

発症直後から目が霞むようになり、少し離れた物の詳細が
わからなくなった。


医師に尋ねてもまともな返事は帰ってこない。


そのうちに慣れるだろう…と思って約1年。


自動車を運転するようになって、トンネルに入ったときのこと。

視界がぼやけて
どこが道路なのかほとんどわからなくなってしまい、
とてつもない恐怖を感じた。


そこで早速メガネ屋へゆき視力を測定してもらうと、
左0.4 右0.2 とのことであった。

その場でメガネを作ってもらって
以前のようにはっきりくっきり見えるようになった。

たぶん目の中のレンズの厚みを変える筋肉が一部
麻痺しているのだろう、と思う。



実は眼底出血でも起こしていて
メガネごときでは直らないのではないか、と心配していた。


メガネ矯正ができるってことは
網膜や神経には異常がないってこと。


リハビリ病院には脳卒中がきっかけで完全に視力を失った若い女性患者がいた。



自分はなんと幸運なことか…と思う。

片麻痺のエスカレータ体験

退院間近のころ、
療法士付き添いで、
体験的に街へ出る機会を設けてくれた。

その病院にはエスカレータがなかったので、
デパートへ行ってエスカレータに乗ることが楽しみだった。


当時の自分にとって、動いている階段に乗る、ということは
とんでもない冒険に思えた。


幼稚園児の頃のエスカレータ初体験の緊張以上のものを感じていた。


・足はどっちから載せれば良いのか。
・上りはなんとかなりそうだけど、下りのステップに果たして乗れるのか。
・左手で手すりを掴むことができるのか。
・どの位置に杖をつくべきか。
・姿勢を崩した時にとるべき行動とは。
・下りの終点でタイミングよく地上へとび移れるのか。
・勢いで前のめりに倒れ込んでしまわないだろうか。
・混んでいるときに前の人や後ろの人にぶつからないだろうか。
・・・・

前の晩、いろいろな状況をイメージトレーニングして本番に臨んだ。


で、

やってみると、
案ずるより産むが易し、ってことだった。


とはいうものの、
その後も、下りに乗るときには少し緊張する。

もちろん、空いていても歩いて上ったり下りたりすることもない。

まだね。

2010年1月10日

脳内出血とストレス

自分が脳内出血であると医師に告げられたとき、

あっなるほどね、

と 妙に納得してしている部分があった。


というのも、
その発作の直前 数週間は非常にストレスの多い
日々であったからだ。


そりゃ血管きれるわな、とあまり不思議に感じず、
突然の不幸に見舞われた、とは思わなかった。

なるべくしてなった、と思った。



そしてこれまでに何人かの脳内出血経験者と会って話をし、
webで脳内出血経験者の体験談を読んで思った。


どうやら脳内出血はストレスと著しく関連が深い、
そんな気がするのである。


脳内出血経験者の多くは、仕事のストレス、過労などが
原因でそうなったと考えているように感じる。



逆に脳梗塞経験者でストレスが原因、
と考えている人は多くない、  そう思える。



統計とったわけではないが、そんな気がするのである。


ストレスと血圧の因果関係は普通に考えてもありそうだから
脳内出血と結びつけても そんなに無茶な理屈ではない。



ただ、私が疑問に思うのは、

血圧が上がる-->圧力に耐えきれず-->血管が切れる

として、

なぜ血圧が上がるのか、
なぜ血管の弾力性が失われるのか、

ってことで、


本当はそれらの改善こそが治療であって
その要素の一つとしてにストレスがあると考える。

ところが病院での治療にストレス対策は無く、

第一、突き詰めるとストレスとはいったいなんぞや?と思うのである。


本当に降圧剤を飲んで解決する問題なのか、 と

いつか医師を問い詰めたい。




それが言いたいこと。

2010年1月9日

階段歩行訓練をイメトレ

リハビリ病院に転院したてのころ、

療法士に付き添われて階段を登ったり
降りたりしている患者を見て

なんというすごい回復ぶり、
果たして自分があのようなレベルにまで到達できるのだろうか…

と真剣に思った。



訓練用の3段くらいしかない階段を登ろうとして
よろよろと崩れてしまった時にはその先が
果てしなく遠いことのように思えた。


登るときには健側側から、
降りる時には麻痺側から、
一歩ずつ、ゆっくりと、


いま思うと階段で杖を使うというのはとてもムツカシイことである。


手すりが右側にくるように立ち、
イザという時には右手で手すりをがっちりとつかめるよう準備
しておく方が安心できる。


降りるのは登りの2倍の難しさを感じた。



階段のステップがあんなにも狭いと感じたこともなかった。



いつかエスカレーターにも乗れるようになるのだろうか…と思った。



何度も何度も頭のなかでイメージトレーニングをした。

2010年1月7日

降圧薬服用者の脳卒中 随時血圧とリスクは相関せず


http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/hyper2009/topics/201001/513584.html

本文
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/data/pdf/0912jsh-1.pdf

血圧の降圧剤治療を受けている方が、
そうでないグループよりも脳卒中になるリスクが
2倍近く高くなる、という内容だった。


なんだかよく分からないのだけれど、

控えめにみても、
降圧剤治療の効果って、あんまりないのかもしれない。



病院で測る血圧はアテにならない、とか


読めば読むほど

ほんとになんだかわからない。



高血圧は脳卒中のなりやすさの1つの指標にはなるけれども、
血圧の値を降圧剤で補正したところで脳卒中になる確率には
たいした影響はないよ、ってことなのか。


じゃいったい どうしたらいいんだ。

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