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2021年3月21日

脳梗塞まわりのガンマ波の低下と神経可塑性

2021  3月  フランス


脳梗塞発症の数日から数週間後にかけて、壊死組織の周辺部では失われた機能を回復するために集中的にシナプスの再編成がおこなわれる。

これら神経可塑性における局所電場電位(LFP)の脳内振動の重要性についての報告は増えていて、シータ波およびガンマ波成分の減少が神経細胞間の長期増強(LTP)の低下と関連することがわかってきた。

脳卒中後の脳の振動活動は、これまで脳波を用いて調べられているが、その空間解像度は低く梗塞周辺部を正確にマッピングすることがむつかしい。

そこで動物実験で、梗塞から数mmの位置での脳活動の周波数分布を脳卒中からの時間別にくわしくしらべてみたそうな。

2021年3月20日

脳卒中後うつの時期と転帰

2021  3月  ポーランド


脳卒中後のうつ症状には慢性的なものと一過性のものがある。脳卒中後すぐに発症したり、遅れて発症するもの、数カ月間しか持続しないものもある。

脳卒中の急性期にうつ症状を発症した患者と、数カ月後にうつ症状を示した者とで転帰が異なるかどうかはわかっていない。

そこで、脳卒中後のうつ症状の軌跡が異なる患者間での転帰の違いをくわしくしらべてみたそうな。

2021年3月19日

関節炎で悩むひとの脳卒中リスク

2021  3月  中国


関節炎は関節の滑膜組織に生じる慢性の炎症で、この過程で生じたサイトカインが脳卒中の発生に関係する可能性がある。

しかし研究によって結論が異なっているので、メタアナリシスをこころみたそうな。

2021年3月18日

人工呼吸器が必要なくも膜下出血の長期転帰

2021  3月  フランス


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血(aSAH)の患者は、集中治療を必要とすることがおおく、重症度の低い患者とは転帰がことなると考えられる。

そこで、これら重症患者の長期的な転帰をあきらかにし、関連要因の特定をこころみたそうな。

2021年3月17日

新型コロナでの脳出血と脳梗塞の発生率

2021  1月  インドネシア


コロナウイルス疾患(COVID-19)患者における脳内出血および脳梗塞の有病率、症状、死亡率について、これまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年3月16日

Stroke誌:脳卒中と自殺のメタアナリシス

2021  3月  カナダ


脳卒中はうつのリスク因子であり、うつは自殺念慮と関連があると言われている。

脳卒中とその後の自殺リスクとの関連をあきらかにするべくこれまでの研究のメタアナリシスをこころみたそうな。

2021年3月15日

くも膜下出血の身体拘束は転帰不良

2021  3月  日本


患者が勝手に呼吸器のチューブやカテーテルを外してしまわないようにベルトや柵 手袋などで動きを抑える 身体拘束(Physical restraint)は脳機能障害患者によく用いられる。

しかしくも膜下出血患者での身体拘束の安全性と有効性についてはランダム化比較試験はなく、転帰に及ぼす影響についてはいまだ議論があるので くわしくしらべてみたそうな。

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