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2021年12月14日

初老の喫煙女性には小さな脳動脈瘤がよく見つかるはず?

2021  12月  フィンランド


未破裂脳動脈瘤の有病率は、一般人では2-3%であるといわれている。

いっぽう女性のくも膜下出血の発症率は60歳代で男性を上回り、70-75歳で最高値を示す。

喫煙はくも膜下出血の危険因子であることから、「50-60歳代の女性喫煙者には小さな未破裂脳動脈瘤がおおく見つかるのではないか?」という仮説を立てて検証してみたそうな。

2021年12月13日

Neurology誌:再発後の記憶力の低下の速さ

2021  12月  イギリス


脳卒中を経験したあとは、記憶、処理速度、実行機能などの認知機能の低下が報告されている。

しかしその結果は研究によりまちまちである。

そこで、言語記憶について、初回脳卒中後、再発後での能力低下の軌跡をくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月12日

少量の飲酒習慣は脳の回復に良かった

2021  11月  アメリカ


アルコールの摂取が、その量によって脳梗塞の発症率や転帰に異なる影響を及ぼすとする報告が増えている。

そこで、脳虚血前後での脳の血管新生に着目してアルコールの影響を動物実験してみたそうな。

2021年12月11日

ワクチン打つたびに心原性脳塞栓になった日本人女性

2021  11月  日本


コロナウイルス感染症COVID-19にたいするワクチン接種が世界中でおこなわれている。

ベクター型のワクチンでは血小板減少症からの脳卒中の報告がなされている。

しかしスパイクタンパク質の産生を指令するmRNA型ワクチンと脳卒中との関連を示す報告はほとんどない。

2度のワクチン接種それぞれで心原性脳塞栓症を発症した日本人の事例があったそうな。

2021年12月10日

脳卒中を予防できるオリーブ油の1日の量と質

2021  11月  スペイン


地中海式ダイエットは世界でもっとも健康的な食事パターンとして知られている。

オリーブ油の摂取がその特徴で、地中海沿岸諸国では植物性脂肪の3分の2がオリーブ油に由来するという。

オリーブ油には一価不飽和脂肪酸がおおく含まれ、抗高血圧、抗炎症、抗血栓効果が期待できる。

さらにバージンオリーブ油にはポリフェノールが豊富に含まれ、心血管保護作用を示すという。

そこで、スペインの3つの大規模研究からオリーブ油と脳卒中など心血管疾患との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月9日

出血源不明のくも膜下出血の予後

2021  12月  フィンランド


くも膜下出血(SAH)は脳卒中全体の2-9%を占める。

くも膜下出血の85%は動脈瘤の破裂によるもの、5%は脳動静脈奇形、のこり10%は出血源を特定できないアンギオ陰性である。

回復良好者はアンギオ陰性SAHの83-100%におよぶいっぽう動脈瘤破裂SAHでは59%にすぎないという報告がある。

アンギオ陰性SAHのおおきな研究はほとんどないので、フィンランド最大の大学病院でくわしくしらべてみたそうな。

2021年12月8日

脳梗塞になりやすい血液型がわかった

2021  11月  ブラジル


脳梗塞の危険因子として、高血圧、喫煙、心房細動、などがある。

いっぽうABO式の血液型は、止血効果のちがいから、非O型はO型にくらべて静脈の血栓塞栓症がおきやすいとする報告もある。

血液型と脳梗塞との関連についてはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

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