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2010年1月31日

よく眠れない脳卒中患者

ここよんで

Sleep-related breathing and sleep-wake disturbances in ischemic stroke.




脳卒中患者は、その多くが睡眠時の呼吸障害や過眠、むずむず脚症候群などの問題を抱えている、
ってはなし。


そう言われれてみると、よく眠れないとか寝覚めが悪いと訴える脳卒中経験者の知り合いが数人いる。

2010年1月30日

脳内出血でかつ高血糖は超要注意

ここから

Effects of glucose level on early and long-term mortality after intracerebral haemorrhage: the Acute Brain Bleeding Analysis Study.



脳内出血患者について

入院時に高血糖だったひとは予後が悪くて、死亡率がかなり高いんだそうな。



食べ過ぎと運動不足に気をつけなきゃ、と思った。

2010年1月29日

脳卒中患者のうつはめずらしくない

この研究から

Stroke and psychiatric disorders



脳卒中患者の

27%がうつ になり

22%が不安障害
10%が人格障害になったそうな。

半分近くがすくなからず精神状態にダメージをうける。


脳卒中の種類や重症度とはあまり関係がないとのこと。 

イタリアの研究。


ありそうな話。

2010年1月28日

HANDS療法 衝撃のビデオ

下記ページで紹介されていた動画を観て
pt-ot-st.net 脳の可塑性に期待、HANDS療法、CI療法:理学療法士、作業療法士情報サイト
>>動画へのリンク

すーっごく怪しい印象を受けた。


脳卒中経験者の直感として、


あれはヤラセだと思う。


特にあの出演者の女性患者…


よく見るとア○ビスをつけるまえから

ゆび  動いてます。  グリグリと。

手のひら 開くし…


あの程度は極めて軽い麻痺と言えると思う。

申し訳ないが  言っていることとのギャップに 笑いました。



女性に悪意はないのだろうが

医者が、担当している患者に

その装置の効果効能を十分に説明したうえで、
ビデオ撮影の話を持ちかけ、

うまく撮れたのなら
テレビ放映に使わせてもらうから、って言い含めておくだけで

あんな動画は簡単に撮影できると思う。



きっと自分だったらもっと協力しちゃうだろう。

あっ!ついでに歩けるようにもなりましたぁ!、って。



問題のビデオ直リンク<<---

2010年1月27日

元気そうなのに退院しない人

リハビリ病院に転院したとき、
あきらかに患者とわかる服装で、
病院内外をスタスタと歩き、階段も難なく昇り降りしている
人が数人いた。

きっともうすぐ退院するんだろうな、
ここまで回復するのにどんなにがんばったのだろうか…
と思った。


ところが、何日経ってもそれらの人たちは退院しない。

それどころかますます病院生活をエンジョイしているかのようにすら見える。

かなり不思議におもっていたが、
ある日直接話す機会があって気がついた。

どうやら、彼らは失語症、もしくは、高次の脳機能障害を抱えているために
そのリハビリが必要で病院に居るらしいのである。


本人は一生懸命に話しているのだけれど、
つたない英語で外国人と話すような
なんとももどかしい、そんな状況のひとたち。


見た目にはまったく普通の人。

2010年1月26日

アスピリンで脳内出血の危険性 増

有名なことらしいけど。

最近の研究から。

Dual antiplatelet therapy is not optimal for stroke prevention in patients with atrial fibrillation.




実はメール友達が、
脳梗塞予防のためということでアスピリンを処方されていて、

最近脳出血になりました、って言う。




頭痛に○ファリンもアスピリンだろ。


気をつけなきゃ。

2010年1月25日

リハビリ辞めちゃおっか

最初の 急性期病院でのこと。

集中治療室を出ると すぐにリハビリが始まった。

担当の理学療法士は若い女性だった。


リハビリ  やるんだけれども、

もちろん思うように動かない。


指示されたとおりに動作を繰り返すことができない。

すると 私がやる気に欠けると思うのか、その療法士は

『じゃ、リハビリ辞めちゃおっか』  と言う。


その後も何かと言うと、すぐ
『じゃ、リハビリ辞めちゃおっか』
になる。


やる気を出させようとして言っている とはなんとなく理解したが

医者はこの病気を直すことが出来ないし、

いまはどんなに頼りなく見えてもあなたに頼るしかない、って状態の時に
その理学療法士は 自分の思い通りにゆかないと

仕事(リハビリ)を放棄するという脅しをかけてくる。

すくなくともわたしには  そう感じられた。


いまになってみると本人にそんなつもりはなかった であろうことは理解できるが、

その時は本当にツラかった。

涙がにじんだ。

人の弱みにつけ込む卑劣な言い方だ、とすら思った。

そのときは…




結局、言いたいのは、

リハビリではお互いがコミュニケーションを適切にとることが
目的達成のための 本当に、一番大切な要素である、ってこと。

ただ立場上、療法士側に そのスキルの充実が求められている、と思う。

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