2021年8月8日

再発予防のために禁酒する必要がない証拠

2021  7月  イギリス


脳卒中など心血管疾患の再発予防には、ライフスタイルや食生活がおおきく影響する。

しかし、心血管疾患患者の予後に与えるアルコールの影響についてはあきらかになっていない。

このテーマについての最新メタアナリシスは2010年のものなので、さいきんの知見をふくめてあらためてメタアナリシスをこころみたそうな。



英国バイオバンクの心血管疾患の14386人の患者データと、31235人の患者を含む12の研究データを統合、再解析した。



次のことがわかった。

・アルコール摂取量は評価したすべての転帰とJ字型に関連していた。

・リスクがもっとも低くなるピークでのアルコール摂取量は、全死亡リスクでは1日7g、心血管死亡では8g、心血管イベントでは6gであり、

・いずれもピークはゆるやかなので、アルコール摂取量がそれぞれ、62、50、15gまで増えてもピークの上限内にあった。

・そして、さらに飲酒量が増えても、統計学的有意なリスク上昇は認められなかった。


脳卒中など心血管疾患の再発予防のために禁酒をしているひとは、その必要はまったくないのかもしれない。
むしろ1日にビール1缶程度は望ましいとすら考えられる、


というおはなし。
アルコール量と心血管イベント


感想:

上のグラフのようにアルコール量がふえても再発リスクが上がらない理由として、みな年齢が高いので いまさら飲酒をやめようが続けようが変わらない、って言ってる。


オレはぜったいに飲まない。