元2021 12月 スウェーデン
2型糖尿病は脳卒中の危険因子であり転帰にも影響する。
2型糖尿病患者の80%以上は過体重または肥満であるという。
減量により脳卒中リスクが低下することはわかっているが、脳卒中の機能回復にも影響するかはあきらかになっていないので、動物実験をこころみそうな。
長期の高カロリー食で糖尿病と肥満を誘発したマウスについて、
脳卒中にするまえに、2ヶ月間(短期)または4ヶ月間(長期)の減量をおこなった。
脳卒中後の機能転帰と脳組織の障害程度を比較した。
次のようになった。
・短期および長期の減量により同程度の体重減少が認められた。・しかし、機能回復が促されたのは長期群のみであった。・この効果は脳卒中まえの血糖値およびインスリン抵抗性の正常化、およびパルブアルブミン介在ニューロンの萎縮軽減と関連していた。・さらに脳卒中の回復には対側線条体でのアストロサイト反応性の低下や糖尿病性の神経炎症の減少が関連していた。