元2023 2月 日本
脳に向かう頚部動脈の解離(cervicocerebral artery dissection:CAD)はまれではないが診断がむつかしく、
突然の頭痛発生後1週間以内に脳梗塞やくも膜下出血が起きることがある。
そこで、急な頭痛症状の患者からCADを判別する方法をくわしくしらべてみたそうな。
2017-2022年の急性の異常頭痛のすべての患者197例の記録を対象とし、
MRIや頭痛の詳しい症状からCADの予測因子を求めた。
次のようになった。
・平均年齢48、25-73歳、男性46人、女性47人、がCADと診断された。・CADは現在喫煙、収縮期血圧140以上、片側の頭痛、悪化する頭痛、鎮痛剤で改善しない頭痛、と関連があった。・とくに、片側の頭痛、悪化する頭痛、鎮痛剤で改善しない頭痛、は独立した予測因子で、・これらの因子がある場合、感度86% 特異度84%でCADが確からしかった。
急な片側性の頭痛が悪化傾向にあり鎮痛剤が効かない場合は、頚部動脈の解離である可能性が非常に高い、
というおはなし。
感想:
ちょうど昨年のいまごろ、「頸部の動脈解離を経験した」と確信しているので関心をもった↓。