2023年4月29日

人工甘味料と動脈硬化:隠れた危険因子

2023  4月  ノルウェー


非糖質系甘味料、とくに人工甘味料と脳卒中など心血管疾患との関連については報告に一貫性がない。

人工甘味飲料が脳卒中と関連するという大規模研究もあれば、関連はないとする研究もある。

そこで、血中の非糖質系人工甘味料の濃度と、頸動脈のアテローム性動脈硬化との関連をくわしくしらべてみたそうな。



頸動脈アテローム性動脈硬化患者のうち、脳卒中歴のある15人と、症状のない18人、マッチする健常者15人について、

血中の人工甘味料であるアセスルファムKとサッカリンの濃度を測定した。

糞便中の細菌叢と短鎖脂肪酸もしらべた。



次のことがわかった。

・脳卒中歴群の93.3%14人で人工甘味料のいずれかを検出した。無症状群では77.8%14人、健常者では46.7%7人に認めた。

・その濃度は、脳卒中歴のある群でアセスルファムKおよびサッカリンともに他の群よりも有意に高かった。

・アセスルファムKの高値は白血球数と関連し、サッカリン高値は狭窄度の高さおよびスナック菓子の消費量とスタチン治療と関連していた。

・サッカリン濃度が高いほど、糞便中の短鎖脂肪酸である酪酸濃度が低く、それを産生する菌も少なかった。

・アセスルファムKおよびサッカリン濃度は、性別、糖尿病、抗生物質の有無によらなかった。


頸動脈にアテローム性動脈硬化のある患者では、症状が重いほど人工甘味料の高い濃度が検出された。彼らは白血球数がおおく、糞便には酪酸産生菌が減少していた、


というおはなし。
人工甘味料

人工甘味料

人工甘味料

人工甘味料

人工甘味料


感想:

日常的にスナック菓子をおおく食べ、脂質異常のためスタチン治療を受けているようなひとが、その代償行為としてダイエット飲料を選択してはみるものの、

人工甘味料のせいで腸内環境が壊れ炎症が進み血栓が成長して、かえってひどい目に遭っているという様子が読み取れる。



ダイエットコーラのたぐいを飲むと速攻でおなか壊すので避けるようにしている。

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