元2020 12月 韓国
頭蓋内動脈瘤の形成の仕組みはよくわかっていない。
染色体異常により結合組織の弾力性が失われる「マルファン症候群」は頭蓋内動脈瘤のリスク因子であるとするガイドラインがある。
しかしマルファン症候群における頭蓋内動脈瘤の有病率についての研究はきわめて少ないので、くわしくしらべてみたそうな。
2007-2020年のマルファン症候群患者(MFS)について、
頭蓋内動脈瘤ありとなしの群にわけ、人口統計学的データおよび画像診断情報との関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・MFS患者118人での動脈瘤の有病率は11.9%(15人)だった。・動脈瘤群は年齢が有意に高く、女性がおおかった。・破れた動脈瘤はなく、53ヶ月前後のフォロー期間中にくも膜下出血はなかった。・動脈瘤の直径はあきらかに大きかった。・位置は椎骨動脈におおく、紡錘形がよく見られた。