元2023 4月 中国
脳梗塞患者に適した血圧目標値はあきらかになっていない。
血圧が低ければ虚血組織がさらに低灌流になり、血圧が高ければ出血に転じてしまう。
そこで、血圧と転帰との関連をくわしくしらべてみたそうな。
2020-2021年の脳梗塞患者649人の記録を対象とした。
血圧は毎日測定され、平均の血圧について評価した。
90日以内の再発、脳出血、死亡、および機能的自立度mRSとの関連を解析した。
次のことがわかった。
・収縮期血圧と転帰不良とのあいだにはU字型の関係があった。・最適な収縮期血圧の平均は135-150mmHgであり、それよりも低いときの予後不良のオッズ比は2.4倍、高いときは2.04倍だった。・拡張期血圧との関連は有意ではなかった。
脳梗塞患者の血圧平均値と転帰不良とはU字型の関係にあり、もっとも適した収縮期血圧の範囲は135-150mmHgだった。これより高くても低くても予後不良の可能性が高まった、
というおはなし。
感想:
150mmHgまでは気にしなくてもいいってことだな。
上のグラフみると、低い場合のほうをこそ心配すべきかと。