元2024 12月 中国
脳卒中は世界的に死亡原因の第2位であり、予防のためにはリスク因子の特定が重要である。
これまでの観察研究では、塩分摂取量と脳卒中リスクとの間に関連があると示唆されてきたが、それが「因果関係」に基づくものかどうかは明確ではなかった。
そこで、メンデルランダム化(MR)解析を用いて、塩分摂取量が脳卒中リスクに直接的な影響を与えるかどうかをくわしくしらべてみたそうな。
MR解析は、遺伝的多型(SNP)が出生前にランダムに配分される性質を活用し、観察研究で問題となる交絡因子や逆因果関係の影響を排除する手法である。
今回の研究では、462,630人の塩分摂取量に関連する遺伝データと、446,696人の脳卒中リスクに関連する遺伝データを用い、統計解析を行った。主な解析手法として「逆分散加重法(IVW)」が用いられ、補足的に複数のMR手法で結果の妥当性を確認した。
次のようになった。
・遺伝的に予測される塩分摂取量と脳卒中リスクとの間に直接的な因果関係は認められなかった(オッズ比0.95、95%信頼区間0.74–1.21、P値=0.67)。・さらに、感度分析でも異なる解析手法を用いたが、結果に大きな差異は見られなかった。・また、交絡因子や多面発現による影響も確認されなかったことから、この結果は頑強であると考えられる。
塩分摂取量そのものが脳卒中リスクに直接影響することはないとわかった、
というおはなし。
感想:
食塩摂取量と脳卒中リスクには相関が見られるだけで因果関係はないので、減塩をがんばってもまったく無意味ってこと。
むしろ減塩は危険なんよ。↓↓↓
