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2019年11月30日

コイル vs. クリップのメタアナリシス


Endovascular coiling versus surgical clipping for aneurysmal subarachnoid hemorrhage- A meta-analysis of randomized controlled trials
2019  10月  中国

くも膜下出血の85%は脳動脈瘤の破裂によるもので、その治療措置としてクリッピングがゴールドスタンダードであったが、かならずしも満足のゆく結果がえられていない。

その代わりにコイリングが行われるようになってきた。クリッピングとコイリングを比較した大規模臨床試験ISAT(2002年)では7年後の自立率はコイルがすぐれていたものの長期の再出血リスクはコイリングが高いという結果だった。

実際のところはどうなのか、これまでの研究をメタアナリシスしてみたそうな。

2019年11月29日

クリップ vs. コイル 認知機能対決


Cognitive outcome after surgical clipping versus endovascular coiling in patients with subarachnoid hemorrhage due to ruptured anterior communicating artery aneurysm
2019  11月  ベルギー

前交通動脈の動脈瘤(ACoA)はめずらしくなく、くも膜下出血の35%はACoAの破裂である。

ACoAのくも膜下出血では記憶や実行機能の認知障害がおきやすいことはわかっている。

くも膜下出血の再出血予防治療としてクリッピングがある。近年ではマイクロカテーテルで瘤を塞ぐコイリングが代わりにおこなわれることがふえた。

そこで、ACoAのくも膜下出血での認知機能を健常者と比べた場合と、クリッピングとコイリングの患者同士で比べた場合とでくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月28日

反対側へのシータバーストと慢性期脳卒中の機能回復


Low-intensity contralesional electrical theta burst stimulation modulates ipsilesional excitability and enhances stroke recovery
2019  10月  ニュージーランド

脳の両半球は互いのはたらきを抑制しあっているという考え方があって、脳卒中によりいっぽうの脳半球がダメージを負うと反対側からの抑制に歯止めが効かなくなりダメージを負った脳のはたらきがさらに悪化するという。

このアンバランスを正すために反対側にrTMSをあてて過剰な抑制が起こらないようにする臨床実験が数おおくおこなわれてきたが、いまだ一致した結果が得られていない。

動物実験では反対側の脳に電極から直接シータバーストパルスをあてることで過剰抑制を低下させ脳卒中の運動機能を回復させることに成功している。

これらの実験は急性期のものしかなかったので、慢性期であらためてその効果を確認してみたそうな。

2019年11月27日

血管性認知障害の疑い しかも眠れない→死ぬ


Objective short sleep duration increases the risk of all-cause mortality associated with possible vascular cognitive impairment
2019  11月  アメリカ

高齢者の13%はなんらかの認知障害を経験し、6%が認知症にいたるという。認知症の25-50%の原因は血管性である。

血管性認知障害(vascular cognitive impairment:VCI)は軽い認知障害から完全認知症までを含む呼び名で、心血管代謝要因である高血圧や糖尿病の影響をうける。

睡眠もまた心血管代謝に関係すると考えられ、不眠症が脳卒中などのリスク要因であることはあきらかになっている。

そこで、客観的睡眠時間が短い場合の死亡率が血管性認知障害VCIとどのように関連するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2019年11月26日

脳卒中後の不眠症率


Incidence and prevalence of post-stroke insomnia- A systematic review and meta-analysis
2019  10月  イギリス

不眠症は入眠や睡眠の維持ができない状態 および週に3回以上早朝に目覚めてしまうことがすくなくとも3ヶ月間つづき日中の生活に影響する状況を指す。

一般人の不眠症有病率は6%で脳卒中経験者のそれはずっと高いという。

これまで脳卒中経験者の不眠症の発生率と有病率をしらべたメタアナリシスはみつからないのでやってみたそうな。

2019年11月25日

握るだけで血圧を下げる効果、ホンモノだった


Effects of isometric resistance training on resting blood pressure- individual participant data meta-analysis
2019  10月  オーストラリア

高血圧は心血管疾患の原因となる。

ライフスタイルのうち身体活動レベルをあげることが高血圧管理に有効とされている。

とくにダイナミックな有酸素運動が効果的と考えられているものの、毎回おおくの時間を要するため続かないことや運動機能に制限のある者には向いていない問題があった。

2013年にアメリカ心臓協会が、握力計をギュッと握るだけのアイソメトリック負荷トレーニング(isometric resistance training:IRT)に血圧を下げる効果があるとし、

その後メタアナリシスでも効果が確認され、2017年にはIRTがクラスⅡBのエビデンスレベル推奨度C として高血圧管理のガイドラインに載るようになった。

しかしメタアナリシスでもサンプルサイズや投薬、その他関連要因のバイアスの影響が除ききれていなかったので、
すべての個人レベルのデータ(individual participant data)を統合して解析する より厳格なメタアナリシスをこころみたそうな。

2019年11月24日

ボツリヌス療法の二重盲検ランダム化比較試験


Exploratory Randomized Double-Blind Placebo-Controlled Trial of Botulinum Therapy on Grasp Release After Stroke (PrOMBiS)
2019  11月  イギリス

脳卒中後の痙縮は屈筋の過剰収縮によりおきる。

これまでボツリヌス毒素A型(onabotulinumtoxinA)が痙縮をやわらげるという報告がいくつもあった。しかしいずれも比較対照群を設けず盲検にもなっていない調査ばかりであった。

この効果を確定するべく、二重盲検のランダム化比較試験 PROMBISトライアルをおこなっていみたそうな。

2019年11月23日

SSRIでリハビリははかどるのか?


Use of Selective Serotonin Reuptake Inhibitors and Outcomes in Stroke Rehabilitation- A Prospective Observational Pilot Cohort Study
2019  11月  シンガポール

脳卒中リハビリテーションをうながす薬物療法としてSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)が期待されている。

SSRIには炎症をおさえ、血管新生 神経新生をうながし、成長因子の分泌、皮質機能の再編をすすめる働きがあるとされている。

じっさいフランスでの SSRIフルオキセチンを用いた脳卒中の運動機能回復についてのFLAMEトライアル(2011年)では白人を対象に良好な成果が報告されている。

そこでアジア人ではどうか、実験してみたそうな。

2019年11月22日

麻痺の程度と上肢の使用時間


Upper limb use differs among people with varied upper limb impairment levels early post-stroke- a single-site, cross-sectional, observational study
2019  11月  シンガポール

脳卒中後の上肢機能の回復は不完全なものになりがちである。

とくに最初の4週間はもっとも回復いちじるしい時期ではあるが、この期間の重度麻痺患者の上肢の使用状況についての報告はほとんどないのでくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月21日

Stroke誌:脳の動脈瘤が脳だけではない証拠


Prevalence of Intracranial Aneurysms in Patients With Systemic Vessel Aneurysms
2019  11月  韓国

動脈瘤は単に局所的な現象ではなく全身性の状態を反映したものと考えられ、その形成には遺伝や炎症など環境要因も関わっているという。

じっさい大動脈瘤/解離の患者には頭蓋内動脈瘤が高率にみられるという報告がある。

他の位置の動脈瘤患者での頭蓋内動脈瘤の率についての報告はほとんどないので大規模にしらべてみたそうな。

2019年11月20日

眼球が偏った患者の予後


Prognostic information of gaze deviation in acute ischemic stroke patients
2019  11月  ポルトガル

脳梗塞患者の眼球偏位(gaze deviation)は主幹動脈閉塞による予後不良の因子であるとする報告がある。

そこで血栓溶解治療などの再灌流療法を経た場合に この関連がどうなるのかしらべてみたそうな。

2019年11月19日

Neurology誌:脳梗塞の女性への対応と予後のちがい


Sex differences in treatment and outcome after stroke
2019  11月  オーストラリア
脳卒中に関して、女性は男性よりも発症時の年齢が高いせいか 生存率は低く、高血圧や心房細動もおおいと考えられてきた。

そこで、脳卒中の管理、回復度について女性と男性を大規模にくらべてみたそうな。



5つの国際マルチセンター研究から急性脳梗塞の患者19652人(40%が女性)ぶんのデータを解析したところ、



次のことがわかった。

・すべての関連要因を調整後、女性は男性にくらべて、
3-6ヶ月後の生存率は高く、

・障害を負いやすく、生活の質(QoL)が低くなりがちだった。

・さらに女性は急性期脳卒中治療室(acute stroke unit)へ送られることがおおく、

・挿管されたり集中治療室(intensive care unit)へ入れられることはすくなかった。

・入院まえでは、女性は、高血圧の薬を処方されていることがおおく、

・抗血小板薬や血糖降下薬、脂質降下薬の処方はすくなかった。
女性脳梗塞の生存率は高く、障害を負いやすく、QoLは低かった。このちがいは投薬と治療対応の男女差で部分的には説明できそうだった、


というおはなし。

図:女性



感想:

これ↓おもいだした。
Stroke誌:女性のQoLが低い理由

2019年11月18日

Stroke誌:若年者の大麻と脳卒中


Marijuana Use Among Young Adults (18–44 Years of Age) and Risk of Stroke
2019  11月  アメリカ

アメリカでは大麻の合法化によりその使用量が急増している。大麻は有害な作用は少ないとされているものの、若年者への影響は懸念されている。

大麻の基本成分であるテトラヒドロカンナビノールが脳血管イベントと関連すると考えられているので、そのリスクを大規模にしらべてみたそうな。



アメリカの行動危険因子についてのアンケート調査(Behavioral Risk Factor Surveillance System)の2016-2017年のデータから若年者(18-44歳)で過去30日以内の大麻使用者について脳卒中との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・43860人中13.6%が大麻使用者だった。

・大麻使用者は非使用者にくらべ、若年者、非ヒスパニック、大学出身者がおおかった。

・また 活動的で、大酒飲み、現在喫煙で、高血圧、糖尿病、高脂血症もおおかった。

・脳卒中のなりやすさは大麻使用が時間的に近く、より頻繁に使用(月に10日以上)するほど高かった(オッズ比2.45倍)。

・たばこも使用しているとさらに脳卒中になりやすかった(オッズ比3.12倍)。

大麻の使用で若年者が脳卒中になりやすくなると考えられた、



というおはなし。

図:大麻と脳卒中リスク


感想:

沢尻報道もあり関心をもった。日本で合法化されてもやりたくないな。
nature.com:大麻は脳卒中予防になる?

大麻の嗜みと脳梗塞の関連

2019年11月17日

起立性低血圧と認知症 脳卒中


The association between orthostatic hypotension and cognition and stroke- a meta-analysis of prospective cohort studies
2019  11月  中国

起立性低血圧(orthostatic hypotension)はとてもありふれていて高齢者の81%に見られるという報告もある。

その定義は、立位または頭部を60°以上傾けたときに収縮期血圧が20mmHg以上、拡張期血圧が10mmHg以上の低下が3分間以上続く状態を指す。

高血圧の患者では仰向けに寝たときに収縮期血圧が30mmHg以上下がると起立性低血圧に相当するという。

起立性低血圧が心血管疾患や転倒、死亡率と関連するという報告がいくつかある。

同様に脳卒中や認知機能との関連についての報告もあるが結論が一致していないので、メタアナリシスをこころみたそうな。



関係する研究論文を厳選して、データを統合再解析したところ、



次のことがわかった。

・3490の関係論文から18を選んだ。そのうち8が脳卒中、9が認知機能、1が脳卒中と認知症についての研究だった。

・起立性低血圧だと認知機能の低下リスクが1.18倍になり、

・認知症リスクは1.30倍、脳卒中リスクは1.36倍だった。

起立性低血圧は認知機能の悪化と関連があり、とくに認知症リスクは30%、脳卒中リスクは36%高くなった、



というおはなし。

図:起立性低血圧と脳卒中リスク



感想:

脳卒中やってから、風呂上がりに頭を左におおきく傾けると視界が真っ白になるようになった。

このことか、、、といまさらながらにガッテンした。

起立性低血圧の認知症と脳梗塞

立ちくらみは脳卒中と関連があるの?

2019年11月16日

左の口内だけ食べかすでいっぱい「口腔内半側無視」とは


Buccal hemineglect- is it useful to evaluate the differences between the two halves of the oral cavity for the multidisciplinary rehabilitative management of right brain stroke survivors? Across-sectional study
2019  11月  イタリア

半側空間無視は右脳損傷の脳卒中患者におおく、反対側からの刺激にたいして不注意になる。

口腔内半側無視(Buccal hemineglect)は2000年にはじめて報告され、口腔内はんぶんの感覚 味覚の消失、よだれ、咀嚼の非対称性が特徴である。

そこで、半側空間無視のある患者の口腔内半側無視を口腔衛生の観点からくわしくしらべてみたそうな。



右利き、右脳損傷の脳卒中で片麻痺の患者21人について、
半側空間無視の有無と、

口腔内の衛生状況を左右別々に
New Method of Plaque Scoring:NMPS
Oral Hygiene Index:OHI
Gingival Index:GI
Oral Food Debris Index:ODFI
Winkel Tongue Coating Index:WTCI
の各基準で評価したところ、



次のことがわかった。

・14人に半側空間無視が認められた。

・この14人の口腔内衛生は、すべての基準で左側が右側よりもあきらかに状態が悪かった。

・いっぽう半側空間無視のない残りの7人については、基準OHIとWTCIでのみ有意な「差」が見られた。

右脳損傷で半側空間無視の脳卒中患者の口腔内ひだり側の衛生状態はあきらかに悪かった、


というおはなし。

図:口腔内半側無視



感想:

感覚よわいのでガム噛んでると左の頬も噛んでしまい出血、血豆が絶えなかったおもいで。
口の中いっぱいの大腸菌!レンサ球菌!

2019年11月15日

脳動脈瘤の左右と梗塞の起きる側


Does aneurysm side influence the infarction side and patients´ outcome after subarachnoid hemorrhage?
2019  11月  ドイツ

脳動脈瘤の位置でくも膜下出血患者の予後に違いがあるとする報告がさいきんあった。

くも膜下出血のあとに起きる脳梗塞が優位脳側であるかによっても回復度が変わるとする報告もある。

そこで、脳動脈瘤の位置の左右の違いが続く梗塞や回復度に影響するものかくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月14日

50万人が証明した「緑茶」の脳卒中予防効果


Tea consumption and risk of stroke in Chinese adults- a prospective cohort study of 0.5 million men and women
2019  11月  中国

1989年にお茶の脳卒中予防効果が報告されて以来、数多くの研究がなされてきた。

実験的エビデンスではお茶にふくまれるポリフェノールの動脈硬化を抑え 炎症を防ぐ効果が脳卒中予防に良いと考えられている。

しかし住民ベースの研究ではお茶の脳卒中予防効果を確認できたものとそうでないものが混在し、いまだ結論に至っていない。

中国は世界でもっとも茶の消費がおおい国ながら脳卒中との関連についての大規模調査がまだないのでやってみたそうな。

2019年11月13日

連続シータバースト刺激が脳を護る仕組み


Phasic GABA signaling mediates the protective effects of cTBS against cerebral ischemia in mice
2019  11月  中国

脳卒中の慢性期ではシナプス結合の再編が重要で、これには神経伝達物質が関与する。

脳虚血を起こすとグルタミン酸作動性のシグナリングが増加し、興奮毒性から神経細胞が死滅する。

神経伝達物質であるGABA(Gamma-Amino butyric acid)はこの興奮毒性を抑え神経保護をもたらすと考えられている。

いっぽう、経頭蓋磁気刺激(TMS)の一種である cTBS(連続シータバースト刺激)にはシナプスの長期抑制効果が確認され脳卒中の回復に期待されている。

このメカニズムをあきらかにするべくGABA抑制の点からくわしくしらべてみたそうな。



人為的に脳梗塞をおこしたネズミの後頭頂葉へ5HzのcTBSを30日間与えた。

GABAの影響をしらべるために受容体阻害薬のビククリン(Bicuculline)を用いた。
空間認知能力はモリス水迷路テストでしらべた。



次のようになった。

・錐体ニューロン間のGABAはcTBSに反応した。グルタミン酸作動性の興奮は変わらなかった。

・cTBSは持続性(tonic)ではない律動的(phasic)抑制効果をもたらした。

・GABA受容体を介した律動的抑制は脳卒中の慢性期に高まり回復を促した。

・cTBSによりもたらされた律動的抑制効果は空間認知能力も改善した。

cTBSは律動的GABAシグナリング抑制をもたらし脳卒中後の機能回復をうながした、


というおはなし。

図:空有間認知cTBS GABA



感想:

いまいちよくわからないけど
バーストものには縁があるので勉強してみた。

[シータバースト]関連記事

メモ:
Combining Theta Burst Stimulation With Training After Subcortical Stroke

2019年11月12日

nature.com:軽い脳卒中なのにうつ アパシー


Depression and Apathy After Transient Ischemic Attack or Minor Stroke- Prevalence, Evolution and Predictors
2019  11月  スペイン

脳卒中後のうつ(post-stroke depression:PSD)は29-33%にみられ予後不良の要因になるという。

いっぽう脳卒中後のアパシー(post-stroke apathy:PSA)は脳卒中患者の3人に1人またはPSD患者の40%にみられるというわりには注目されることがすくない。

これらの調査ではおおくのばあいTIAや軽い脳卒中の患者は除外されてきた。

そこでTIAや軽い脳卒中でのPSD,PSAの有病率とその経過、画像診断上の特徴についてくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月11日

口の中いっぱいの大腸菌!レンサ球菌!


The association between oral bacteria, the cough reflex and pneumonia in patients with acute stroke and suspected dysphagia
2019  11月  ニュージーランド

脳卒中で嚥下機能に問題をかかえると食事回数、唾液分泌、歯磨き機会の減少により口腔内や上気道に細菌が繁殖するようになる。

これが誤嚥性肺炎の原因になると考えられている。じっさい彼らへの口腔衛生指導により肺炎率や咳反射感受性が改善したという報告もある。

誤嚥性肺炎の原因菌はおもに、緑色連鎖球菌、肺炎連鎖球菌、黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌、大腸菌、緑膿菌、の6種類が知られている。

そこで、急性脳卒中での口腔内の細菌の種類と量、肺炎率と咳反射感受性との関連をくわしくしらべてみたそうな。



脳卒中で入院して嚥下障害が疑われる患者102人について、入院時、退院時、1ヶ月後に唾液サンプルをとりPCRで細菌の種類ごとに定量分析、また咳反射感受性を測定し 肺炎の発生との関連を解析したところ、



次のようになった。

・口腔内細菌レベルは入院時にもっとも低く、退院時にはやや増加した。

・1ヶ月後までには入退院時にくらべ桁違いにおおきな増加がみられた。

・緑膿菌と肺炎桿菌、大腸菌は健常者からは検出されないが、入院中の患者の22%にこれらが確認された。

・1ヶ月後の細菌レベルと肺炎率に関連が見られたが、咳反射感受性との関連は確認できなかった。

脳卒中患者の口のなかには呼吸器感染症のもとになる細菌がおおいに増殖していた。1ヶ月後の細菌レベルが肺炎リスクと関連があった、


というおはなし。
図:連鎖球菌レベル


感想:

しばらく歯磨きできなかったときのガムの差し入れがありがたかった思い出。

2019年11月10日

安全運転に必要な「握り」能力


Impaired force control contributes to car steering dysfunction in chronic stroke
2019  11月  アメリカ

脳卒中経験者の自動車運転については視覚や認知機能をしらべたものがおおい。

ハンドル操作をおこなう上肢の運動機能についての調査はほとんどない。

そこで握力とその変動性および運転能力との関連をくわしくしらべてみたそうな。



慢性期脳卒中患者12人と健常者12人について、

最大握力と、
握力の変動性:スクリーンに表示される台形の軌跡に沿って握力をコントロールする課題でのブレの大きさ、
車線逸脱度:ドライブシミュレーションで車線からそれてしまう程度、を

それぞれ麻痺手、健常手のみで測定して関連を解析したところ、



次のようになった。

・麻痺手では健常者の非利き手にくらべても最大握力が低く、握力変動性が高く、車線逸脱度もおおきかった。

・麻痺手の握力変動性はあきらかに車線逸脱度と関連し、最大握力の関連はみられなかった。

麻痺手のハンドル操作能力は低下していた。最大握力ではなく握力コントロール能力がハンドル操作の正確さにつよく関連していた、


というおはなし。

図:脳卒中のステアリング操作



感想:

これは共感する。

左腕の感覚が非常に鈍いため握力コントロールができずいまだ食材を握りつぶすことがすくなくない。そのせいか左の片手運転は直進時のみ数秒間しか安定しない。

2019年11月9日

Neurology誌:脳梗塞のあとの頭痛


Headache after ischemic stroke- A systematic review and meta-analysis
2019  11月  アメリカ

脳卒中後の頭痛はおおくのばあい慢性疼痛の1つとして過小評価され見逃されている。

頭痛は静脈洞の血栓や頸動脈の乖離、脳血管収縮などを反映していると考えられる。
また前兆付き片頭痛があると脳梗塞リスク2倍という事実もある。

いっぽう脳梗塞のあとに新たに発生する持続性の頭痛と脳卒中との関連についてはほとんど報告がないのでこれまでの研究のメタアナリシスでしてしらべてみたそうな。

2019年11月8日

体重支持トレッドミルやロボット歩行 やる意味ない


Clinical non-superiority of technology-assisted gait training with body weight support in patients with subacute stroke- A meta-analysis
2019  10月  台湾

脳卒中の歩行リハビリではできるだけたくさんの歩数を経験させることが効果的であると信じられている。

歩数を増やすための技術支援歩行訓練(technology-assisted gait training)がおおく生み出され、たとえば体重支持つきトレッドミルや それにロボットを組み合わせたものがある。

これらの技術支援歩行訓練は従来の地上歩行訓練にくらべセッションあたり5倍以上の歩数をかせぐことができるという。

そこでこれら技術支援をもちいた高強度歩行訓練の成果をメタアナリシスしてみたそうな。



発症から6ヶ月以内の脳卒中患者を対象とした関係論文を厳選してデータを統合 再解析した。

体重支持のない外骨格タイプのロボット(Ekso, HALなど)は転倒危険性が高いので除外した。



次のことがわかった。

・被験者1452人をふくむ14のロボット支援研究と10の体重支持トレッドミルの研究がみつかった。

・地上歩行訓練とくらべて技術支援歩行訓練には、運動機能障害の回復、移動能力、持久力、バランス、日常生活動作、いずれについても有意な平均値差はみられなかった。

・これは体重支持トレッドミルやロボット支援別に限定しても同様だった。

・また患者のもとの歩行能力や訓練時期を3ヶ月以内にしぼっても同様に有意な差は見られなかった。

体重支持つきの技術支援歩行訓練は地上歩行訓練にくらべすぐれているわけではなかった。繰り返し回数を増やすこと以外の戦略が求められている、


というおはなし。
図:体重支持トレッドミル



感想:

じっさいロボットリハビリは上肢もふくめていまのところ「まともな成果」はない↓。
ランセット誌:ロボット上肢リハビリ まったく効果ない

HALリハビリ 期待外れだった

2019年11月7日

Stroke誌:脂質と脳梗塞 脳出血


Association of Lipids With Ischemic and Hemorrhagic Stroke
2019  10月  中国

中国では依然として脳卒中が死亡原因の1位をしめている。

改善可能なリスク要因の1つとして総コレステロールについての報告がいくつかあるがそのほかの脂質であるLDLコレステロールやHDLコレステロール、中性脂肪についての報告はおおくない。

そこで脂質と脳卒中の種類別の関連を大規模にしらべてみたそうな。

2019年11月6日

経鼻栄養3年からの解放「半夏厚朴湯」のおかげ


Traditional Chinese therapy initiates oral feeding in a stroked woman after three years of nasogastric tube feeding
2019  9月  日本

アジアでは経鼻栄養は脳卒中後の嚥下障害患者によく使われる。しかし経鼻栄養には身体拘束がともない患者にとっておおきなストレスになる。

漢方薬である 半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ:Banxia Houpu Tang)には嚥下や咳反射を改善する効果が報告されている。

長期に経鼻栄養だった患者に半夏厚朴湯をあたえたところ口から食べられるようになった事例があったそうな。


・96歳女性が脳卒中後の嚥下障害により経鼻栄養が3年間つづいていた。

・認知症でありチューブを外してしまわぬよう手袋を着けられていた。

・嚥下反射惹起時間は9.5秒で、誤飲による肺炎のリスクが考えられた。

・唾液嚥下テストでも同様だった。

・半夏厚朴湯をチューブ経由で4週間あたえたところ、

・嚥下反射惹起時間が3.5秒になり、唾液嚥下テストも改善した。

・そこで経口栄養を開始し、経鼻栄養と手袋はまったく必要なくなった。

半夏厚朴湯のおかげで長期の経鼻栄養から解放できたのかも、、


というおはなし。

図:経鼻栄養からの回復



感想:

半夏厚朴湯はじめて知った。
ツムラ漢方半夏厚朴湯エキス顆粒

漢方頻用処方解説 半夏厚朴湯(pdf)

2019年11月5日

Stroke誌:脳卒中のあと座って過ごす3つのパターン


Movement Behavior Patterns in People With First-Ever Stroke
2019  10月  オランダ

十分な身体活動には脳卒中と再発のリスクを下げる効果がある。

ガイドラインでは週に150分の中高強度の運動が必要とされている。
しかし脳卒中経験者でこの基準を超えている者は17%に過ぎず、おおくは半分のレベルにも達していない。

脳卒中経験者は目覚めている時間の63-87%を座って過ごすという。

じゅうぶんな身体活動量があったとしても座っている時間が長いと死亡率が高いとする報告もある。

そこで、脳卒中経験者の身体活動量と座っている時間のパターンをくわしくしらべてみたそうな。

2019年11月4日

「喫煙パラドックス」はなかった


"Smoking paradox" is not true in patients with ischemic stroke- a systematic review and meta-analysis
2019  10月  中国

喫煙は脳梗塞のリスク要因であり、喫煙歴だけでもネガティブな影響があるという。

さいきん喫煙者の血栓溶解治療成績が良好であるとする 「喫煙パラドックス」 "smoker's paradox" についての報告が数おおくなされている。
いっぽうそれを否定する研究者もいる。

そこで喫煙が脳梗塞の予後にあたえる影響をしらべるべくメタアナリシスをこころみたそうな。


2019年2月までの関係する研究を厳選してデータを統合 再解析したところ、



次のことがわかった。

・21の研究がみつかった。

・予後不良になるオッズ比は0.96で、喫煙は脳梗塞予後になんのインパクトもなかった。

・脳梗塞の発症年齢の平均差は-10.05で、喫煙者は非喫煙者よりも10年早く脳梗塞になっていた。

喫煙に脳梗塞の予後を保護する効果はみられなかった。喫煙者が若くして脳梗塞を発症していることが喫煙パラドックスの理由かも、、


というおはなし。

図:喫煙パラドックス


感想:

虚血コンディショニング効果もあるかも。↓
脳梗塞の血管内治療と喫煙パラドックス

タバコのおかげで脳梗塞で死なずに済んだ患者が続出 [喫煙パラドックス]

2019年11月3日

喫煙でくも膜下出血になる理由


Blood cadmium concentration and risk of subarachnoid haemorrhage
2019  10月  スウェーデン

カドミウムは毒性のたかい金属で 穀物や米 たばこから体内に取り込まれる。

カドミウムは体外への排出に数十年を要し 血管壁におおく蓄積する。さらにコラーゲンの形成をさまたげ血管平滑筋細胞を減少させる。

さいきん、未破裂脳動脈瘤がみつかった者の血中カドミウム濃度が高いという報告があった。

そこでくも膜下出血と血中カドミウムとの関連をくわしくしらべてみたそうな。



28449人についてくも膜下出血の発生を10年ほどフォローして、発症時の血液サンプルからのカドミウム濃度をしらべ、関連を解析したところ、



次のようになった。

・93人がくも膜下出血になった。

・血中カドミウム濃度が高かったグループのくも膜下出血リスクはあきらかに高かった。(オッズ比 3.2)

・しかし喫煙歴を考慮にいれるとこの関連は有意なほどではなくなった。

血中カドミウム濃度はくも膜下出血リスクと関連があったが ほとんど喫煙で説明がついた。たばこにふくまれるカドミウムがくも膜下出血の原因物質であるか についてはさらなる研究が必要、


というおはなし。

図:喫煙とカドミウム



感想:

これ↓おもいだした。
無煙タバコと脳卒中

2019年11月2日

5年間の復職曲線


Return to work after stroke- A Swedish nationwide registry-based study
2019  10月  スウェーデン

労働可能年齢層の5人に1人は脳卒中を経験するという。かれらにとって復職はおおきなテーマである。

復職の関連要因についてこれまでの研究はばらつきがおおきい。復職率は10-70%の幅がありフォロー年数は短く 自己申告による調査がおおい。

そこで脳卒中後の復職可能期間と復職意志をふくむ関連要因について大規模にしらべてみたそうな。



スウェーデンの脳卒中患者データベースから2011年の18-58歳の1695人について、
復職の有無を傷病手当金の支給状況から推測して5年後までフォローし、
他の要因との関連を解析したところ、



次のことがわかった。

・復職率は、3ヶ月以内50%、70%が1年以内、80%は2年以内で、85%にたっするまで復職は続いた。

・復職をうながす要因として、男性、脳梗塞、大学までの教育歴、があり、

・復職の障害要因は、発症時の意識障害、年齢が高い、だった。

・1年後での「復職の意志」がある者の5年間の復職成功のオッズ比は3倍だった。

復職事例は脳卒中のあと5年近くつづいていた。復職する意志をもっていることが重要だった、


というおはなし。

図:脳卒中からの復職カーブ



感想:

復職の意志はたいせつ。

仕事を辞める理由をさがしていたタイミングでの脳内出血だったので、好機ととらえ1度も会社に顔を出さず速攻で退職した思い出。

2019年11月1日

発語失行の動作観察療法


The Effectiveness of Action Observation Therapy Based on Mirror Neuron Theory in Chinese Patients with Apraxia of Speech after Stroke
2019  10月  中国

脳卒中後の慢性期ではなんらかの失語症が25-50%にみられるという。

そのなかで発語失行(apraxia of speech)は発語運動のプランニング障害で韻律に異常がみられ、有効な治療法がほとんどない。

ミラーニューロンシステムにもとずく動作観察療法(action observation therapy)の失語症への応用はいくつか報告されているが発語失行についてはないので実験してみたそうな。



脳卒中のあと発語失行と診断された患者42人を2グループにわけた。

両グループともに通常の言語療法を4週間おこなった。

いっぽうのグループには言語療法の直前に動作観察療法を加えた。

動作観察療法では、日常生活動作に関連する単語30種類のビデオを10分間観る。
各ビデオは単語を発話する唇の動きと それに関連するジェスチャーを伴う内容になっている。



次のようになった。

・ Western Aphasia Batteryスコアと発語失行スコアは両グループともに改善した。

・しかし Boston Diagnostic Aphasia Examinationスコアは、動作観察療法グループがコントロールよりもあきらかにすぐれていた。

脳卒中後の発語失行患者への動作観察療法は効果がありそう、


というおはなし。

図:発語失行のBDAEスコア



感想:

これだね↓。
ミラーニューロンを使った失語症リハビリ
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