2020年10月20日

Stroke誌:消化管障害と脳梗塞

2020  10月  アメリカ


最近の研究では正常な腸内細菌の多様性の変化が動脈硬化や心血管疾患に影響していることが示されている。

多くの消化管疾患が腸内細菌叢の乱れを引き起こすことが知られているが、消化管疾患が続いて脳卒中など心血管疾患に影響するものかはわかっていないので、この関連をくわしくしらべてみたそうな。



2008-2015のメディケア受給者の5%のサンプルにたいし、66歳以上の医療記録を対象とした。

4年前後のフォロー期間中の脳梗塞の有無と、消化管疾患の部位、慢性度、原因との関連を解析した。



次のことがわかった。

・1725246人の受給者記録の解析から、いくつかの消化管疾患の種類が脳梗塞リスクの増加と関連していた。

・もっとも顕著な正の関連は、胃の障害であり、機能的障害、炎症性障害、感染性の障害であった。

・対照的に、肛門および直腸の疾患、腫瘍性の消化管障害については脳卒中との関連は認められなかった。

いくつかのカテゴリーの消化管障害が将来の脳梗塞リスクの増加と関連していた。特に「胃」で顕著だった、


というおはなし。
消化管疾患の種類と脳梗塞リスク



感想:

胃で感染性といったらピロリ菌。



大腸がんと脳卒中は関連ありそうなんだけど、直腸がんは除くってことかな。