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2020年6月26日

脳卒中にありがちな潜伏がんの種類は

2020  6月  デンマーク


脳卒中経験者は原因不明の潜伏がんのリスクが高いことがわかっている。

その潜伏がんの種類についてくわしくしらべてみたそうな。



2003-2015のデンマークでの脳卒中患者85893人と、
非脳卒中の858930人について、

がん患者登録データベースを参照して、脳卒中後1年間のがんの発症と喫煙に関連のふかい癌の種類との関連を解析した。



次のことがわかった。

・喫煙と関連の強いがん(肺、大腸、膀胱、直腸、膵臓、腎臓、胃、頭、頸)の有病率は、年間1000人あたり、脳卒中経験者13.3人、非脳卒中8.1人 だった。

・喫煙に関連しないがん(前立腺、乳房、メラノーマ、非ホジキンリンパ腫、卵巣、子宮内膜)の有病率は、年間1000人あたり、脳卒中経験者6.5人、非脳卒中6.2人 だった。

・男性脳卒中経験者によくあるがんは、前立腺、肺、大腸がんで、

・女性脳卒中経験者によくあるがんは、肺、乳房、大腸がんだった。


脳卒中経験者の潜伏がんは、喫煙に関連した肺がんなどでリスクが高く、喫煙に関連しない前立腺や乳がんのリスクは高いわけではなかった、


というおはなし。
潜伏がんの告知



感想:

因果関係の順番としては、がんがあったから脳卒中がおきる。




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