2022年2月24日

脳内出血経験者の「不安」

2022  2月  フランス


不安はいくつかの神経疾患でみられる症状ではあるが、脳内出血後の調査はおおくない。

そこで、脳内出血経験者について、長期の不安の有病率と関連因子についてくわしくしらべてみたそうな。



Hospital Anxiety and Depression scale (HADS)アンケートをもちいて、不安の程度を評価した。

脳内出血後1-2年、3-5年、6-8年の3時期に分けて不安の有病率を調べた。



次のようになった。

・脳内出血患者560人のうち、1年後に生存していた255人について、179人からアンケート回答が得られた。

・脳内出血後1-2年では17%、3-5年では27%、6-8年では21%が不安をもっていた。

・不安もちの患者でのうつ症状の有病率は、脳内出血後1-2年で48.4%、3-5年では60.5%、6-8年では55.5%だった。

・脳葉内での出血の場合、1-2年後の不安と有意な関連があった。

・不安は、神経症状の重症度や身体障害、認知障害とは関連がなかった。


脳内出血経験者の不安は珍しいものではなく、しばしばうつ症状を伴い、発症後長期にわたって認められた、


というおはなし。
不安


感想:

ためしにHADSアンケートをやったら、ガチの「不安」判定となってしまった。

不安は誰もが感じるもので、それをいちいち病気扱いされることに心落ち着かない。