元2022 1月 インド
COVID-19では患者の4.4%に頭蓋内出血がみられるという。
くも膜下出血の報告もすくなくない。
COVID-19での血液の凝固亢進や炎症による血管内皮細胞への障害がくも膜下出血の発症に関与していると考えられている。
インドではじめてのCOVID-19関連の「非動脈瘤性」くも膜下出血の事例があったそうな。
次のことがわかった。
・35歳女性が18時間つづく雷鳴頭痛で入院した。・彼女は2週間まえから微熱、のどの痛み、倦怠感、嗅覚異常、等があったためPCR検査したところ、SARS-CoV-2陽性だった。
・CTスキャンでくも膜下出血を認めた。・しかしアンギオ検査では動脈瘤はみつからなかった。・保存治療により回復した、
というおはなし。
感想:
動脈瘤がみつからないくも膜下出血にさいきん関心がある。
これらはアンギオ陰性、非動脈瘤性、出血源不明などと呼ばれる。
コブがみつからないのでクリップやコイルをはめられない。
けれど予後はとても良く、おとなしくさせておくだけでほとんどが完全回復する。
コブを見つけると鎮静剤でむりやり意識不明にして、手術を断れない状況に追い込み強行するクリップやコイル手術は本当に必要なのだろうか?
といつも思う↓↓。