元2022 5月 アメリカ
脳動静脈奇形(AVM)では血管のかたまりであるナイダスを完全に閉塞できればその後に問題は起きないと考えられている。
しかしAVMの再出現や出血がますます報告されるようになってきた。
そこで、完全閉塞治療されたAVMの、再出現および出血の頻度をくわしくしらべてみたそうな。
1987-2020年に定位放射線治療によりAVMの完全閉塞が確認できた患者について、その後の出血とAVMの再出現をフォローした。
次のようになった。
・治療によりAVMの完全閉塞が確認できた1632例について、・小児患者が15%を占め、42%はAVM破裂の既往があった。・平均フォロー期間は22ヶ月間だった。・治療したAVMからの出血は1.0%に認められ、頻度は年率0.72%に相当した。・0.32%にAVMが再出現し、この年率は0.24%だった。・閉塞後に出血した患者のうち、12.5%にAVMが再出現した。
定位放射線治療でAVMの完全閉塞をした患者での出血やAVMの再出現はまれであり、いずれも年率1%に満たなかった、
というおはなし。
感想:
ARUBAトライアルによると侵襲治療をするとなぜか患者がよく亡くなる↓。