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2016年2月26日

脳梗塞の幹細胞治療 MultiStemセラピーの実力は


Stroke patients show higher recovery in MultiStem therapy studied at UH Case Med Center
2016  2月  アメリカ
アサーシス社(Athersys)が開発した脳梗塞患者への幹細胞治療法 :MultiStemセラピー の臨床試験の成果が明らかになったそうな。

先週の国際脳卒中会議での報告。




アメリカ、イギリスの大学病院で脳梗塞患者126人(MultiStem65人,偽薬61人)を対象とした。

MultiStemは一人の骨髄から作られた多能性成体前駆細胞を基にした薬剤である。


次のようになった。

・発症から1年後 ほぼ元のレベルに回復した患者はMultiStemグループで23.1%、偽薬グループでは8.2%だった。

・MultiStemを36時間以内に投与されていた患者は特に回復が良かった。

・MultiStemが有効な時間は発症から36時間あり tPAのそれよりはるかに長かった。

・MultiStemは局所的な炎症反応を低下させ脳の神経細胞を保護すると考えられた。


というおはなし。



この臨床試験の過去のニュース映像


感想:

少なくとも日本で野放しになっているクリニックごとのオリジナル幹細胞治療よりは数段あんしんできるのではないかな。

ちなみにアサーシスはこの薬の日本での販売で昨年 中外製薬と独占契約をむすんだのに 年明け早々にバイオベンチャーのヘリオスに変更している。どういうこと?

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