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2020年9月30日

お茶と「因果関係」にある脳梗塞の種類

2020  9月  中国


お茶の摂取と脳卒中リスクとの関連が報告されているがかならずしも一貫性がなく、その関連が交絡因子によるものなのか、逆因果関係によるものなのかはあきらかでない。

そこで、メンデルランダム化解析をもちいて、お茶と脳梗塞リスクに因果関係があるものかをくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月29日

アル中は脳出血が止まらない

2020  9月  アメリカ


外傷性の頭蓋内出血(TICH)は外傷後の脳神経外科診察でもっともよくあるパターンの1つである。

神経症状の悪化、初期血腫の大きさ、骨折の有無、抗凝固薬の使用によっては、頭部CT検査を繰り返すこと(repeat computed tomography of head:RTCH)が勧められている。

しかし慢性的なアルコール使用は、一般的にRTCHの適応とは考えられていないので、くわしく確認してみたそうな。

2020年9月28日

運動イメージと動作観察のアンブレラレビュー

2020  9月  スペイン


脳卒中患者への運動イメージ訓練(motor imagery)と動作観察療法(action observation)のエビデンスレベルと機能改善効果について評価するべく、

腕の機能性、日常生活動作、歩行移動性の3つについてメタアナリシスのメタアナリシス(アンブレラレビュー)をこころみたそうな。

2020年9月27日

若いくも膜下出血のコブの特徴

2020  9月  韓国


頭蓋内動脈瘤は高齢者におおく発生するが、若年者でも動脈瘤性くも膜下出血が報告されることがあり、40歳未満は全体の10-20%を占めるという。

そこで、40歳未満と40歳以上でのくも膜下出血の破裂動脈瘤の特徴をくらべてみたそうな。

2020年9月26日

自覚のないTIA患者の末路 Japan

2020  9月  日本


一過性脳虚血発作(TIA)は症状の自覚がなく発症することがある。

そこで、TIA患者のうち症状自覚がなく、居合わせた人が気づき病院へ連れて来られた患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月25日

優しい触覚刺激で身体所有感をとりもどす

2020  3月  イギリス


右脳の脳卒中では対側の身体パーツを自分のものであると認識する能力を損なうことがある。

このような「手足の所有感覚の障害」の研究は、身体所有の神経認知メカニズムについてユニークな洞察を提供してくれる。

そこで、これまで健常者の研究でわかってきた身体所有に関する仮説、すなわち優しい触覚刺激(affective touch)がC-触覚求心性神経(C-tactile afferents)を介して身体所有感に特別な役割を果たすこと、について脳卒中患者で確認してみたそうな。

2020年9月24日

Neurology誌:脳内出血後の長期の死因

2020  9月  アメリカ


脳内出血の死亡率は1ヶ月内では40%、1年内では54%といわれている。また、75歳以下の短期死亡率は低下傾向にある。

しかし脳内出血患者の長期の死亡原因については いまだよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月23日

開頭減圧術の効果 くも膜下出血

2020  9月  中国


外傷性脳損傷や広範囲の脳梗塞による頭蓋内圧の亢進は脳幹を圧迫して生命をおびやかす。この状況にたいして開頭減圧術(decompressive craniectomy)が勧められているが長期的な治療効果は確認されていない。

そこで、脳動脈瘤破裂のくも膜下出血(aSAH)への開頭減圧術の短期 長期の治療効果をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月22日

揚げ物は脳卒中リスクをあげなかった

2020  9月  スペイン


脳卒中の栄養学的決定因子として、揚げ物(frying)との関連についてはほとんど研究がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月21日

Stroke誌:若い脳卒中は女性がおおかった

2020  9月  アメリカ


いっぱんに心血管リスク因子は男性におおく、これらは若年成人の主要な脳卒中リスク因子でもあると考えられている。

しかし最近のヨーロッパの研究で、若年成人では女性のほうが脳卒中の発生率が高いことがわかってきた。

そこで、アメリカの大規模な保険金請求データベースをもちいて、若年成人の脳卒中発生率の性差をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月20日

日本人は外国人よりも再発しやすい

2020  9月  日本


TIA(一過性脳虚血発作)や軽度脳梗塞の国際患者データを集める「TIAregistry.org」研究において、

日本人と非日本人での発症後1年間の短期の再発リスクについての報告はあるが、5年間長期にフォローしたそれはないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月19日

nature.com:不安とデュアルタスク下での上肢機能

2020  9月  イラン


不安症は脳卒中患者の24%にみられるという。

また特定課題に認知課題を重ねるデュアルタスクは、注意リソースを要する運動能力の評価に用いられるが上肢機能についての調査はすくない。

そこで、慢性期脳卒中患者のリーチ把持動作(reach and grasp)におよぼす不安とデュアルタスクの影響をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月18日

Stroke誌:双子研究 喫煙とくも膜下出血の因果関係

2020  9月  フィンランド


これまで行われた最大規模の双子研究の1つでは、くも膜下出血の原因はおもに非遺伝的であることが示唆されているが、環境因子との因果関係はいまだ不明である。

そこで、双子のいっぽうのみがくも膜下出血で死亡した場合、もういっぽうは最重要な環境因子を共有していない可能性が強い。たとえばそれが喫煙だったとき、そこに因果関係があることを意味する。
この仮説を検証してみたそうな。

2020年9月17日

塞栓源不明の原因4つを機械学習であきらかに

2020  9月  ギリシャ


一般的な「教師なし」機械学習アルゴリズムである階層的クラスタリングは、特に異種疾患における潜在的な病因を探るのに向いている。

そこで、塞栓源不明の脳塞栓症(Embolic Stroke of Undetermined Source:ESUS)における塞栓原因をデータ駆動型の機械学習を用いてくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月16日

綿実油が脳梗塞から神経をまもる

2020  9月  中国


急性脳梗塞への血栓溶解療法に適したタイムウィンドウはとても狭いことから代替的な予防戦略が求められている。

脳梗塞において、ミクログリアとアストロサイトの活性化は炎症の重要ポイントになっている。

綿実油(cottonseed oil:CSO)は抗炎症効果をもつことが知られているが、脳梗塞への神経保護作用についてはいまだ報告がないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月15日

ポータブル舌電気刺激で歩行リハビリ

2020  9月  アメリカ


舌電気刺激(Translingual Neurostimulation)は慢性神経疾患におけるバランスや歩行障害の治療に用いられている。

そこで、ポータブル舌電気刺激装置のこれまでのエビデンスについてレビューをこころみたそうな。

2020年9月14日

血液サラサラ脳内出血の反転治療とは

2020  7月  スウェーデン

脳内出血は経口抗凝固薬(OAC)治療のもっとも深刻な副作用の結果でもある。

しかしOACの使用が脳内出血の転帰に及ぼす影響はあきらかになっていない。

ガイドラインではOACによる効果を反転させる治療(reversal therapy:ビタミンKとプロトロンビン複合体4種を与えるなど)がエビデンスが弱いながらも推奨されている。

そこでOACによる脳内出血患者について、OAC反転治療の有無と90日生存率との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月13日

Stroke誌:移民の脳卒中回復が良い理由

2020  9月  アメリカ


メキシコ系アメリカ人は白人にくらべ脳卒中発症率が高く、脳卒中後の回復もすぐれないという。

そこで、出生地がアメリカ以外(移民)とアメリカ国内(非移民)の脳卒中患者について、90日後の転帰をくらべてみたそうな。

2020年9月12日

脳卒中後 うんこの出がわるいと認知障害

2020  9月  中国


軽度認知障害(MCI)は認知症の前段階であり、治療可能な期間でもある。

改善可能ないくつかの危険因子がわかっているが、MCIと食生活や排便との関連性は十分にあきらかになっていない。

そこで、シンガポールの高齢者を対象にくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月11日

貧困 田舎住まいのくも膜下出血生存率

2020  9月  オーストラリア


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血の、発症後24時間未満(早期)と12ヶ月後(後期)の生存率について、田舎住まい(rurality)と社会経済的地位との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月10日

Stroke誌:睡眠時間と脳卒中の因果関係は?

2020  9月  スウェーデン


睡眠時間と脳卒中の種類との関連についての研究は少ない。さらに因果関係についてはまったくあきらかになっていない。

そこで、睡眠時間と脳卒中の種類別の因果関係をメンデルランダム化解析をつかってくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月9日

リノール酸レベルと脳梗塞リスクのメタアナリシス

2020  7月  中国


リノール酸はオメガ6タイプの不飽和脂肪酸で植物油におおく含まれ、必須脂肪酸でもある。

これまで血圧やコレステロールを下げる効果などが報告されていて、心血管疾患の予防効果も期待されている。

しかし体内のリノール酸レベルと脳卒中リスクとの関連についてはじつはよくわかっていないのでこれまでの研究からメタアナリシスをこころみたそうな。

2020年9月8日

nature.com:納豆は女性を脳卒中から守る

2020  9月  日本


大豆摂取が脳卒中など心血管疾患および がんのリスクを下げるという報告がある。

しかし発酵大豆食品についての報告はほとんどないので日本人でくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月7日

急性期の回復 脳梗塞と脳内出血のちがい

2020  8月  台湾


脳卒中患者の回復可能性を知ることなくして個人に最適化したリハビリテーション計画をたてることはできない。

そこで、脳梗塞と脳内出血とで、急性期リハビリテーションの効果のおおきさをくらべてみたそうな。

2020年9月6日

脳内出血の10年後死亡率を決めるもの

2020  9月  フランス

脳内出血についての早期の死亡に関連する因子はよくわかっているものの(高齢、重症度、意識レベル、出血量、抗凝固薬、脳室内出血、テント下出血など)、

長期のそれについては報告がすくないので、くわしくしらべてみたそうな。

2020年9月5日

便秘と脳卒中リスクの大規模住民調査

2020  9月  デンマーク


脳卒中など心血管疾患で入院中の患者のおよそ50%は便秘であるという。

腸内細菌叢の乱れが動脈硬化や高血圧を招くとも考えられてはいるが実際のメカニズムはよくわかっていない。

そこで、便秘と心血管疾患との関連について大規模住民調査をやってみたそうな。

2020年9月4日

失語症ブログ療法の効果

2020  9月  アメリカ


脳卒中患者の25-40%はなんらかの言語上の障害、失語症を経験するという。

失語症患者は多くの人生変化を経験しており、個人のウェブサイトやブログでこれらの経験を公開するなど、書くことに癒やしを求める患者もいる。

そこで、失語症経験者のブログ活動の治療的側面をくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月3日

再発しやすい脳梗塞部位は...

2020  8月  中国


脳卒中で複数の病変または病変体積がおおきい場合には再発リスクが高いことがいくつかの研究で示されている。

しかし病変部位と脳卒中の再発との関係はよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月2日

心房細動患者が要注意な季節 Japan

2020  8月  日本


心房細動患者の重篤な有害事象である脳梗塞と大出血には季節的な変動があると考えられているが報告はすくないのでくわしくしらべてみたそうな。

2020年9月1日

くも膜下出血後の「疲労」の割合

2020  8月  ノルウェー


疲労は動脈瘤性くも膜下出血(aSAH)後によくある後遺症の1つである。

その原因メカニズムは脳梗塞や脳内出血後の疲労と同様にあきらかになっていない。

また、慢性期でのaSAH疲労の有病率については報告によりおおきく異なっているので、予測因子を含めてくわしくしらべてみたそうな。

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