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2022年4月30日

高身長と因果関係にある脳梗塞の種類

2022  4月  イギリス


これまでの研究で、身長が高いほど脳梗塞リスクが低いことが報告されている。

しかし、脳梗塞の種類別の身長との関連についてはわかっていないので、メンデルランダム化解析でくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月29日

脳梗塞が重症化しない中性脂肪値

2022  4月  インド


脂質異常は冠動脈疾患の危険因子としてよく知られているが、脳梗塞との関連はあきらかになっておらず、いまだ議論の余地がある。

そこで、入院時の中性脂肪(TG)値が脳梗塞重症度を反映するものか、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月28日

ボツリヌス注射+集中リハビリの長期結果

2022  4月  オーストラリア


ボツリヌス毒素の注射は痙縮を軽減する効果が示されているが、注射だけでは日常生活動作の改善にはつながらないことがメタアナリシスであきらかになっている。

そして、注射後にリハビリ介入した場合の改善可能性を検証するランダム化比較試験 InTENSEフェイズ3の長期結果がでたそうな。

2022年4月27日

エナジードリンク飲みすぎて脳動脈解離した少年

2022  4月  ギリシャ


小児の急性脳梗塞はまれであり、さらにその7.5-20%は動脈解離によるものである。

動脈解離は椎骨動脈と脳底動脈でもっともおおくみられる。

エナジードリンクの過剰摂取後に動脈解離を発症した小児例があったそうな。

2022年4月26日

うつで脳卒中になりやすいアジア人の特徴

2022  3月  中国


うつと脳卒中など心血管疾患との関連についてはこれまでおおくの報告がある。

しかしその因果関係には疑問がおおく、たとえば男性と女性での関連のちがい、65歳未満での関連のなさが指摘されている。

また、アジア人での研究も少ないので中国人を対象にうつと心血管疾患との関連を大規模にしらべてみたそうな。

2022年4月25日

高血圧性の脳内出血の見分け方

2022  4月  アメリカ


脳内出血は脳卒中全体の15%を占めるにすぎないが、死亡率は非常に高い。

治療には病因をあきらかにすることが必要で、それら病因には 高血圧性、アミロイドアンギオパチー、抗血栓薬、肝硬変、血小板減少症、などが挙げられる。

これらのうちおよそ半数を占める高血圧性の患者を容易に判定できれば不要な検査をへらすことができる。

そこで、高血圧性の脳内出血を特定するための方法をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月24日

短下肢装具は前方支柱型にするべき理由

2022  3月  台湾


脳卒中で片麻痺の患者には歩行支援のために短下肢装具がよく用いられる。

短下肢装具には、従来の後方支柱型やさいきんでは前方支柱型がある。

前方支柱型にはストレッチ効果が期待されているがその優劣には結論がでていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月23日

脳梗塞で tPAが間に合うのに使わない理由

2022  4月  ノルウェー


急性脳梗塞への血栓溶解療法であるtPAの投与は、発症から4.5時間以内とされている。

スカンジナビア地域では急性脳梗塞患者の18-25%が血栓溶解療法を受けている。

血栓溶解療法の時間遅れ以外の禁忌条件として、抗凝固薬の使用、185/110mmHgを超える重症高血圧、中大脳動脈域の1/3を超える梗塞、がある。

しかしこれらの条件にあたらない場合でも、かなりの割合で血栓溶解療法がおこなわれていないことが報告されているのでその理由をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月22日

【日本発】指が開く?電マ握り療法とは

2022  4月  日本


脳卒中で上肢の手指機能が麻痺した患者での、伸筋活動を促進する効果的なリハビリテーション方法はみつかっていない。

いっぱんに筋肉へ振動刺激を与えたときに、その筋肉が収縮し拮抗する筋肉が抑制される、または振動を与えた側と拮抗する筋肉の活動が促される現象が知られていて、それぞれTVR、AVRと呼ばれている。

そこで、脳卒中患者の手のひらに振動刺激を与えたときの伸筋と屈筋の反応をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月21日

失語症患者のメンタル異常

2022  3月  スペイン


脳卒中後の精神神経症状についての研究では、そのコミュニケーションの困難さから失語症患者を除外しておこなわれることがおおい。

そこで、慢性期脳卒中で失語症の患者での精神神経症状について、これまでの研究のレビューと小規模の観察研究をこころみたそうな。

2022年4月20日

脳底動脈の血栓除去術 やってはいけない

2022  4月  中国


脳底動脈閉塞への血管内 血栓除去術が、投薬による標準治療よりも優れているかどうかはあきらかになっていないので、

メタアナリシスをこころみたそうな。

2022年4月19日

脳卒中後うつ外来受診率の傾向

2022  4月  アメリカ


脳卒中後のうつは高頻度で発生し継続する。

脳卒中後のメンタルヘルスケアへのアクセスや質がさいきんどのように変化したかはよくわかっていないので、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月18日

Stroke誌:さいきん10年再発率 27%だった

2022  4月  オーストラリア


急性脳卒中後の長期的な転帰に関するデータは乏しい。

そこで、オーストラリアとニュージーランドの住民データを用いて、脳卒中後の生存率、再発率、損失余命をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月17日

血管攣縮おこしやすいくも膜下出血患者は

2022  4月  ドイツ


くも膜下出血後の血管攣縮のメカニズムは完全にはわかっていない。

いくつかの危険因子が報告されてはいるが部分的には矛盾する結果になっている。

そこで、血管攣縮を起こしやすい患者の特徴をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月16日

Neurology誌:脳卒中ラテロパルジョンの基本知識

2022  4月  フランス


ラテロパルジョンは身体の垂直位を保つことが困難になる障害で、脳卒中後によく見られる。

これは運動能力の制限につながるのでリハビリテーションの対象として注目されている。

介入のための研究のおおくがプッシャーと呼ばれる特殊な例のみを対象としているので、広く知識を得る目的でメタアナリシスをこころみたそうな。

2022年4月15日

BMIが動脈瘤を防ぐ理由

2022  3月  中国


くも膜下出血は死亡率が高く、未破裂脳動脈瘤の有病率は2-5%と考えられている。

脳血管障害と脳動脈瘤の発生 進展の危険因子は類似している。

そこで、脳卒中の家族歴のある集団での未破裂脳動脈瘤の有病率をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月14日

アンギオ陰性くも膜下出血の出血源内訳

2022  3月  アメリカ


くも膜下出血患者の20%ほどは初回のアンギオ検査で出血位置を特定できていない。

そこで、これらくも膜下出血のCTでの出血パターンと、アンギオ検査の繰り返しで出血源を特定できる割合をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月13日

動作観察トレーニング一人称視点の効果

2022  4月  韓国


脳卒中患者の上肢機能障害のリハビリとして動作観察トレーニングがある。

そのメカニズムにはミラーニューロンが関係しているとされ、脳機能イメージングの研究では観察が一人称視点と三人称視点とで脳の活動パターンが異なることが報告されている。

そこで、動作観察トレーニングの観察視点での効果の違いを脳卒中患者で確かめてみたそうな。

2022年4月12日

脳卒中前後のメンタルヘルス曲線

2022  4月  ノルウェー


脳卒中患者の1/4から1/3は病的なうつや不安を経験するという。

また、うつが心血管疾患発症の危険因子であることもわかっている。

そこで、脳卒中などの心血管疾患の発症前後でのメンタルヘルスの状態変化をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月11日

脳卒中後の認知障害は腸内細菌のせい

2022  4月  中国


脳卒中の後、患者には認知障害がよくみられる。

しかしその病因はほとんどわかっていない。

腸内細菌叢の異常が認知障害に関連している可能性を検証してみたそうな。

2022年4月10日

P社ワクチン接種後の日本人くも膜下出血発症率

2022  3月  日本


コロナウイルス感染症ワクチン接種後に神経系の有害事象が報告されているが、動脈瘤破裂のくも膜下出血との関連の報告はほとんどない。

ファイザー製mRNAワクチン接種直後にくも膜下出血を発症した患者が3例あったそうな。

2022年4月9日

日本のくも膜下出血クリップ率

2022  4月  日本


脳動脈瘤治療の臨床試験ISATでは、クリップよりもコイルが優れていた。

別の比較試験BRATではコイル治療の優位性は時間が経つほど減少すると結論している。

そこで、日本のくも膜下出血患者でのクリップ治療とコイル治療の臨床転帰について、くわしくしらべてみたそうな。

2022年4月8日

2022年4月7日

Neurology誌:コイル治療のせいで7割に脳梗塞

2022  4月  カナダ


脳動脈瘤のコイル治療後に拡散MRIで新規の脳梗塞がしばしば認められるがその臨床研究はほとんどない。

そこで、脳動脈瘤のコイル治療後の神経保護薬ネリネチドのランダム化比較試験ENACTのデータをつかって、治療が原因の脳梗塞の予後をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月6日

コーヒー飲むほど脳が縮む因果関係

2022  3月  中国


最近発表されたメンデルランダム化解析による研究では、遺伝的に予測されるコーヒー摂取量がアルツハイマー病や脳内出血リスクの上昇と関連することが示されている。

そこで、コーヒー摂取が脳体積に及ぼす影響をしらべるべく、さらにメンデルランダム化解析をこころみたそうな。

2022年4月5日

動脈瘤の位置とくも膜下出血の予後

2022  3月  ドイツ


動脈瘤破裂によるくも膜下出血の予後は、年齢や瘤の大きさ、位置、高血圧の既往などが影響すると考えられる。

とくに瘤の位置については、後方循環系の場合に予後不良の可能性が高いとされているものの、その他の血管領域についてはよくわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月4日

ビタミンCで嚥下障害リハビリの効果!

2022  4月  中国


嚥下障害は脳卒中患者の37-78%に起きるという。

ビタミンCの酸味は舌を刺激して唾液を分泌し、嚥下動作を促す可能性がある。

そこで、脳卒中で嚥下障害の患者へのビタミンCリハビリの効果を検証してみたそうな。

2022年4月3日

音楽刺激がもたらす脳の構造変化

2022   3月  フィンランド


脳卒中後の神経可塑性と認知機能の回復は、刺激豊富な環境によって促されることが動物実験でわかっている。

最近では、音楽刺激によって脳卒中亜急性期の認知機能が改善するという報告がいくかある。

とくに声楽を含む音刺激が言語ネットワークの構造および機能結合の変化をもたらすという。

そこで、音刺激による言語ネットワーク以外の脳構造への影響をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月2日

閉経が早いとくも膜下出血リスク2倍

2022  3月  アメリカ


脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血は、女性におおくみられ、ホルモンの影響が考えられている。

そこで、女性の動脈瘤性くも膜下出血と閉経年齢、初潮年齢、との関連をくわしくしらべてみたそうな。

2022年4月1日

脳卒中で入院した若年ホームレスの特徴

2022  3月  アメリカ


ホームレスは健康問題に直結する社会的要因である。

そこで、脳卒中で入院した若年成人ホームレスの臨床的、経済的特徴をくわしくしらべてみたそうな。

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