元2021 12月 中国
肥満は脳卒中の危険因子であるがその因果関係はあきらかになっていない。
そこで、肥満の程度と脳卒中との因果関係をあきらかにするべくメンデルランダム化解析をこころみたそうな。
ヨーロッパの263407人のデータから肥満者を抽出し、
肥満クラスI:BMIが30-35、
肥満クラスII:BMIが35-40、
肥満クラス III:BMIが40以上、に分類した。
脳梗塞、脳内出血との関連を、それぞれの肥満クラスに関係する一塩基多型SNPsを操作変数として解析した。
次のことがわかった。
・肥満クラスⅠとⅡはいずれも脳梗塞と有意な正の相関が見られたが、肥満クラスⅢには相関は認められなかった。・脳内出血と関連する肥満クラスはなかった。・脳梗塞の種類別では、アテローム血栓性と心原性の脳梗塞が肥満クラスⅠとⅡに関連していた。
BMI30-40の肥満がアテローム血栓性および心原性の脳梗塞と因果関係にあった。BMI40以上の病的な肥満や脳内出血には因果関係が認められなかった、
というおはなし。
感想:
太っていると心房細動が起きやすいから心原性脳梗塞になる、とのこと。