元2022 2月 デンマーク
カイロプラティックの脊柱調整(spinal adjustment)は中枢神経系に対しても影響すると考えられている。
その影響は運動誘発電位の変化から推し量ることができる。しかし脳卒中患者についてはわかっていないのでくわしくしらべてみたそうな。
慢性期の脳卒中で下肢運動機能の低下を示す29人について、カイロプラティック群とコントロール群に無作為に分けた。
カイロプラティック群では高速低振幅(HVLA)とよばれる調整を行った。
この15分間ほどの1回の介入前後でのTMSによる運動誘発電位を麻痺側の前脛骨筋から記録した。
次のようになった。
・カイロプラティック群は、運動誘発電位が0.24から0.39mVに有意に増加し、コントロール群は変化なし、だった。
カイロプラティックによる1回の脊柱調整セッションで、脛骨筋への運動誘発電位が増加した。これは脳卒中患者の皮質運動興奮性が高まったことを示唆している、
というおはなし。
感想:
脳で起きた問題を、脊柱をいじって改善できるのか?
それ以前に、カイロプラティックの頚椎操作では椎骨動脈解離をおこして脳梗塞になり死んでしまう人もいるというから要注意だ。