元2024 4月 中国
動脈硬化は脳梗塞の危険因子としてよく知られているが、飲酒と動脈硬化の関連については議論がある。
そこで、脳梗塞および一過性脳虚血発作(TIA)患者におけるアルコール摂取と脳動脈狭窄との関連をくわしくしらべてみたそうな。
初回の急性脳梗塞またはTIA患者988例の記録を対象とした。
アルコール摂取量を5つのカテゴリーに分類した(非飲酒者、ときおり飲酒者、週140g未満[軽度飲酒者]、週140~279g[中等度飲酒者]、週280g以上[多量飲酒者])。
CT血管造影(CTA)とデジタルサブトラクション血管造影(DSA)を用いて、全患者の頸動脈と脳動脈を評価した。
次のようになった。
・頸動脈狭窄と脳動脈狭窄のスコアは中等度のアルコール摂取と正の相関があった。・非飲酒者と比較して、中等度のアルコール摂取は中等度の頸動脈と脳動脈の狭窄、重度の狭窄および閉塞のリスクを有意に増加させた。・非飲酒者と比較して、多量飲酒者は頸動脈閉塞および脳動脈閉塞のリスクが有意に高かった。
アルコール摂取量が週に140gよりも多いと、頸動脈狭窄および脳血管狭窄のリスクがあきらかに高くかつ狭窄が重度の可能性がある、
というおはなし。
感想:
週にアルコール140gは、1日あたり缶ビール1本ぶん相当。
飲酒の健康上のメリットは1ミリもないとおもう。
今日の毎日新聞の記事。↓