元2024 7月 中国
水分補給は脳梗塞の病態生理学的進行に重要な役割を果たしている。
しかし、極度の水分不足が重症脳梗塞患者の死亡率に及ぼす影響については不明な点が多い。
そこで、脳梗塞の重症患者において、血中尿素窒素/クレアチニン比(UCR)で示される水分補給状態と院内死亡率との関連をくわしくしらべてみたそうな。
Medical Information Mart for Intensive Care(MIMIC-IV)データベースを利用して、
集中治療室(ICU)に初めて入院した脳梗塞患者を同定した。
UCRで表される水分補給状態と、院内死亡率との関連を解析した。
次のようになった。
・合計1539例の患者(平均年齢69.9歳)が研究に組み入れられた。・Kaplan-Meier曲線は、UCRの三分位が高い患者ほど院内死亡率が高いことを示した。・院内死亡のリスクはUCRが10増えるごとに29%有意に上昇した。・サブグループ解析では、各サブグループ(年齢、性別、病歴など)においてUCRと院内死亡率との間に強固な関連が示され、統計的に有意な交互作用は観察されなかった。
重症の脳梗塞患者において、水分不足状態は院内死亡率の上昇と有意に関連していた、
というおはなし。
感想:
いっぱんに、
血中尿素窒素(BUN)/クレアチニン(CRE)=UCR
が20を超えると水分不足なんだって。
知らなかったよ。
