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2016年4月28日

脳が回復する手の動かし方 運動前野腹側部


Increased ventral premotor cortex recruitment after arm training in an fMRI study with subacute stroke patients.
2016  4月  ドイツ

リハビリ訓練によって手が健常者なみに改善した脳卒中患者の脳の活動を調べてみたそうな。


発症から2-9週間経つ軽症-中等度麻痺の脳卒中患者12人および健常者について、

1日1時間の上肢機能訓練を3週間行った。

訓練前後でfMRIを撮影し脳の活動域を確認した。

fMRIは麻痺手または非麻痺手を能動的に握りしめる課題と 空気圧スプリントで受動的に開く課題とで測定した。


次のことがわかった。

・麻痺手の運動機能は大きく改善し健常者レベルに近くなった。

・病側脳の運動前野腹側部は麻痺手を能動的に動かす課題でのみ活動が増加した。

・このような変化は受動運動や非麻痺手の能動運動では見られなかった。

・さらに 麻痺手を能動的に動かした時のみ両側の運動前野腹側部に健常者よりも高い活動が見られた。

訓練によって手の運動機能が大きく改善した結果、脳の活動域が健常者と同じになるかと考えていたら追加の活動域が現れた。運動前野腹側部が重要な役割を担っているのではなかろうか、


というおはなし。

図:運動前野腹側部

感想:

能動的に動かさないと意味がないってことでもあるのかな。他人が指や手首を曲げ伸ばししてくれても 気持ちがいいだけで脳の肝心な場所はピクリとも反応しない。

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