元2020 8月 中国
脳卒中後の認知障害は血管性認知障害と考えられ、脳卒中患者の3分の1におきる。
糖尿病や心房細動などいくつかのリスク因子はアルツハイマー病と共通している。
そしてチアミン(ビタミンB1)の欠乏はアルツハイマー病に見られる特徴の1つであり、ウェルニッケ脳症やコルサコフ症候群の原因でもある。
そこで、脳梗塞後の認知障害とチアミンとの関連をくわしくしらべてみたそうな。
急性脳梗塞患者182人について、入院後24時間以内の血中のチアミンおよび他のビタミンB群濃度を測定した。
MMSEスコアと教育歴にもとずき認知障害グループと非認知障害グループにわけ、関連を解析したところ、
次のことがわかった。
・チアミンの欠乏 (<1.0 ng/ml)は関係因子を調整したのちも認知障害と独立に関連していた。・高齢、低教育歴、糖尿病、左脳梗塞、高NIHSSもまた認知障害の独立危険因子だった。