元2021 5月 中国
脳卒中経験者の67%は、発症後4年経っても上肢になんらかの障害が残るという。
上肢の音楽支援療法(music-supported therapy)では通常、楽器を演奏させる。ピアノを弾いたり、ドラムスティックを握る動作は、手の協調を促し、握力強化になる。
また、音楽の聴覚刺激による運動前野の働きの調節、損傷部位の血流増加がfMRIなどで示されている。
音楽による筋緊張の緩和による手指動作の改善効果も期待できる。
そこで、脳卒中患者の上肢への音楽支援療法についてシステマチックレビューをこころみたそうな。
2010ー2020年の関係する比較試験についてコクラン基準で評価した。
次のことがわかった。
・12件の研究を対象とした。・598人の脳卒中患者(男性345人)の平均年齢は61だった。・コクランリスクバイアスツールの評点は、7点満点中3-7点だった。・対照群にくらべ、握力、関節可動域、巧緻性、腕の機能、生活の質、は音楽支援療法で優れていた。・介入は、4-8週間で、1回平均30分間、週3回だった。
