元2023 1月 アメリカ
脳卒中での早期の梗塞コア体積の評価には、拡散強調MRI(DWI)もしくは造影CT灌流画像が必要になる。
造影剤を使わない単純CT画像の場合、読影専門医師でもその評価精度はDWIの97%にくらべて半分程度にしかおよばないという。
そこで、DWIを正解例として非造影CT上での早期梗塞の検出、描出、体積推定をおこなう深層学習AIモデルを開発し、その判別精度を読影専門医師とくらべてみたそうな。
2001-2019年の2つの米国学術医療センター登録から、DWIと非造影CTのある脳梗塞記録を抽出し、それら3566組のデータセットを学習させた。
次のようになった。
・血栓除去術の候補となりうる 梗塞が中大脳動脈域の患者CT150例のテスト用データでは、AIモデルが感度96%で3人の専門家による感度61-66%をおおきく上回った。・また、このときの梗塞体積推定値はDWIのそれとほぼ同じ値を示す強い相関(r2 > 0.98)があった。・さらに、梗塞箇所がまばらなCT364例のテスト用データでは、血栓除去術候補になる70mL以上の梗塞の検出感度が97% 特異度は99%だった。
非造影の単純CT画像を使った早期脳梗塞検出AIモデルの精度は、読影専門家のそれをはるかに上回り、ゴールドスタンダードの拡散強調MRIと同等だった。これが実用化されれば、CTしかない病院でも代替検査が迅速にできる可能性がある、
というおはなし。
感想:
さいきんのAIはすごい。
英語にかぎらず外国語資料の翻訳はワンクリックでAIがやってくれるし、このブログの挿絵もふた月まえからAIまかせ。
まいにちAIにどんな画像を作らせるか考えるのがたのしい。
ちなみに 最新のチャットAIに
「脳卒中のリハビリは何をすればいいですか?」
と尋ねて瞬時に返ってきた答えがこれ↓、
「脳卒中のリハビリは、個々人の症状や深刻さに応じて、さまざまな方法で行われます。リハビリには、以下のようなものが含まれるかもしれません。
・身体の筋肉を鍛えるためのエクササイズ
・語学や言語の習得
・記憶や注意力を鍛えるためのトレーニング
・平衡や動作を鍛えるためのトレーニング
・社会的なスキルを鍛えるためのトレーニング
・心理的なサポート
リハビリは、専門の医師やリハビリテーションの専門家が指導します。また、脳卒中後も家庭や地域の環境で行われることもあります。脳卒中のリハビリを行う際には、まずは医師やリハビリテーションの専門家と相談することが重要です。」
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