元2023 1月 中国
頭蓋内動脈狭窄症(ICAS)があると脳卒中が再発しやすい。
その対策として、抗血小板薬による治療のほかにステント治療があるが合併症が危惧されている。
そのなかでも比較的安全と考えられている中大脳動脈狭窄へのステント治療について、患者の年齢の影響をくわしくしらべてみたそうな。
中大脳動脈にステント留置をうけた患者348人の記録について、
若年(40歳以下)、中年(41-60歳)、高齢(61歳以上)にわけて90日間の有害事象との関連を解析した。
次のようになった。
・90日後の脳梗塞発生率は、高齢群9.26%、中年群2.86%、若年群0%だった。・90日以内のすべての有害事象発生率は、若年群3.33%、中年群19.90%、高齢群24.07%だった。・交絡因子の調整後も、高齢であることは90日後の脳梗塞や死亡リスクが高かった。・さらに長期(~8年)の推定でも高齢者の生存率は有意に低かった。
中大脳動脈狭窄の高齢者へのステント治療は、死亡や脳卒中再発の可能性があきらかに高いので控えたほうがいい、
というおはなし。
感想:
脳の血管にステントを置いてくるようなことはたとえ若くてもやっちゃいかんのよ↓。